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【3-14】今まで通ってきた道(~817日目)
はちみつ販売開始
今週、いよいよはちみつの販売を開始しました~。
そりゃもう、ドキドキしかしないっす。
何のドキドキなのかよくわからないけれど、注文してもらえるのか。
ちゃんと発送できるのか、食べてもらって気に入ってもらえるのか、色々な感情がごちゃ混ぜになっていて、頭の中ピーってなっております。
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はちみつの発送作業中、ミツバチがお休みしていてくれるわけではなく、梅雨入り前の晴れ間に終わらせたい作業も山積み。
育てている苗は虫に食われて穴だらけなのに、育ててもいない畑や作業場や養蜂場の草だけはおぬしいつの間に…と叫びたくなる勢い。
どうして「忙しい」は塊で押し寄せてくるのかしら…。
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と、頭の中もこんな感じであっちに行ったりこっちに行ったりしているから、仕事が進んでいかないなんだけど(泣)
とにもかくにも。
ショップ開始前から、地元でお世話になっている方々からお声がけ頂いて、たくさんの応援を頂きました。
ご家族やご友人への手土産にするからと、まとめて買っていただいたり。
地元では、たくさんの養蜂家さんたちがそれぞれ美味しいはちみつを作っていて "いつもこの人から買っている" というお客さんがついている。
なので私は、町の中だけではなくて秩父の小鹿野のはちみつの品質を知らない人たちお伝えしたい、そんな気持ち。
でも、近隣の人が私のはちみつを家族や友人に配ってくれたりして、実際に食べて気に入ってもらえて。
そうしてじわじわとファンが増えていくのが本当に嬉しい。
ネットショップを開ける前だったけど、覚えていてくれた人がいることに背中を押されて、張り切ってBASEで販売を開始~。
今まで、いろんな人に不義理を働いてきた。
失礼極まりない態度を取ったり、偉そうなことや言わんでいいことを言ったり。
はちみつ屋を通して、自分が思っていた以上に応援してくれる人がいて、本当にありがたく思ってます。
懐かしい人たちの名前をみながら、通ってきた道を、しみじみと振り返ったりしています。
飛んでいけ、はちみつ
在庫を0にしておくとSOLDOUTになって、在庫が入っていると販売中になるので、小心者の私は、みんな寝静まっているであろう早朝にそっとショップに在庫を登録…。ぽちり。
注文が入るとメールでお知らせが来るので、タイムリーにわかる。
お知らせが来るたびにスマホを両手で持って空に掲げて、古代人が五穀豊穣を天に祈るかのごとく「ありがとう」とつぶやく。
はちみつは、痛むことがないというか、採れたてフレッシュ!みたいなものでもないので、賞味期限的には急がなくてもいいんだけれど、せっかく注文していただいたはちみつを一刻も早く届けたい!と思い、早朝からムッフンムッフン荷造り作業をする。
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しばらく連絡を取っていなかった懐かしいあの人やこの人。
養蜂を始めてから連絡をとるようになって、年に一度はちみつを注文してくれる人。応援してくれている人たちの顔を思い浮かべながら、梱包をする。
実のところ、注文をしてくださっている人の8割は、実際に会ったことのある人。泣けてくる。
そして、リピーターさんがとても多い。
友人がはちみつを渡してくれて、実際に食べて気に入ってくれて、そして注文してくれて。そんな風に広がっているのが、何より嬉しい。
この広いSNSの世界から、はちみつ屋こっちを見つけてくれて、実際に足を運んでくれる人、注文してくれる人。
ナニモノかもわからないはちみつ屋のはちみつを食べてみよう!って思ってもらえるためにも、こうしてコツコツブログで近況をお知らせしているので、少しでも信用してもらえることに繋がっているのも嬉しい。
インスタのストーリーとか、使いこなせてないんだわ。インスタ界的に無礼なこととてるかもだけど、他意は無くて、純粋にわかってないだけなので、お許しを。
それにしても、販売開始の時期をどうやってお知らせしようかな~と思案中。
毎回このブログやSNSを熱心に見てくれているような、奇特な人ばかりじゃなかろうし、かといって今までに買ってくれた人たちに、お知らせメールするのもなんだか押し売りみたいで気が引けるし…。
そういうところは、苦手分野だなぁ。
お店を開けること
作業場として借りている店舗でも、はちみつを販売しています。
と言っても身体ひとつ。
店番をつけられるような身分でもありゃしません。
というわけで、店にいるよ~という時間だけ、インスタとXでそっとお知らせするスタイル。
「日よけなの?空いてるの?(笑)」
とご近所さんに聞かれるレベルで、こっそり開けてます。
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暖簾が外に出ている時には、声が聞こえる範囲内で作業をしています。
はちみつと、はちみつ屋しかいない、何にもない所ですけれど。
試食だけは、がぶがぶしていただけます。
ミツバチのお話を「もうやめて~」って言われるまでします。
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お時間があれば、是非おこしください。
はちみつを採った後のミツバチ
はちみつを販売できるのも、ミツバチたちのお陰。
とにかくミツバチに元気でいてもらわなければ、どうにもならない。
採蜜した後は、新しい女王造る作業。
生き物だから「創る」なのか…?
ちょっとおこがましいか…。どうやってミツバチの女王様を育てるのかを語りだすと、めーっちゃ長くなるので、割愛するとして。
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来年の春、はちみつを集めてもらえるだけの群に育て上げるための作業が今から始まる。
養蜂の仕事は、春だけと思われたり、年中はちみつを搾っていると思われることもあるんだけど、実際にはちみつを搾る作業は、春のこの時期のみ。
栗の花のはちみつを搾る養蜂家さんたちもいるし、私ももう少し規模が大きくなったら試してみたいけれど、今はまだ。
梅雨に入る前に、納得がいくところまで作業を進めたいのだけど、突然の雨に降られてどひゃーっとなりながら巣箱を閉めることも多々あり。
オオスズメバチの女王が夏に向けて飛び回り始めているし。
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暑い夏に向けて、まだまだやる事山盛りでやんす。
2023年 【2ー14】飢えないこと(~453日目)
2022年 【13】6/6~6/10 自分で作ったものを食べてくれる人の元に届けること
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