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【2-11】失敗は失敗という体験したという経験(~433日目)
はちみつ採れるかな…
相変わらず、雨が降ったりやんだり。
みつばち達も、頑張って働いているけれど、巣枠がいっぱいになるのには、もう一息。
がんばれがんばれと応援しながらも、人間にあげるために集めているわけではないんだよな~と、ふと冷静になったり。
セイヨウミツバチは、野生化することはない(と言われている)。
人間が手を入れなければ全滅してしまう。
とはいえ、習性を無視するような手の加え方をしてしまったのが、今年の反省。みつばち達の習性を利用しながら、みつばち達に気づかれないように蜂蜜を採りたい。
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今年の失敗を今年取り返すことはできないし、2か月前に戻ってやり直すこともできない。
悔しいけれど、一度も失敗しないで進むことができないなら、今年失敗できたのはよかったと思う。
少しずつ、長い時間かけて経験を積むことが難しいからこそ、学ぼう。
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それにしても、今年は販売できないかも…泣
売るものが無くても、売る準備を進めていかなくてはならない。
来年こそ。
憧れの「秘密の花園」
子どものころ読んだ、バーネットの『秘密の花園』。
荒れた花畑を再生させながら、子どもたちが元気になっていく。
頭のどこかに、そんな花畑のイメージがあって、そこをミツバチ達が飛び回ったらいいな…なんて思って荒れていた場所を耕し始めた一年前。
「フランスの庭園みたいにしたいのよ~」
なんて適当な事を言ったりしたけど、バーネットが描いた「秘密の花園」は、イギリス植民地時代のインドだった…。
フレンチガーデンとイングリッシュガーデンの違いも分かってないし(今でもわかってないけど)
何をどう育てたらいいかもわからないまま、手に入るハーブを集めて植えまくってから一年。
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ありがたいことに、たくさんのさつまいもの苗をいただき、空間はどんどん芋畑化していく。
フランスでもイギリスでもないチチブで、憧れの花畑は遠のくけど、干し芋作れるといいな…。
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ムカデ
都内でアパート暮らしをしていたころは、ゴキブリが嫌いすぎて、ありとあらゆる手段を行使して、部屋の中で見かけることが無い状態にしていた。
秩父は冬が寒いせいか、ゴキブリを見かけることが少ない気がしている。
がしかし、とにかく虫が多い…。
ミツバチを飼っているのに、と言われるけど、私が好きなのはミツバチであって、「ミツバチ=虫」ではないのだ。
小さなクモくらいなら、そっと追い出すことができるし、クワガタやカブトムシは、見るのは良いけどできれば触りたくないな…程度の虫嫌いだった。
それが、この一年で虫に慣れてきたのか、足が多くなければ、それなりに可愛いとさえ思えるようになってきた。
ところがである。
ムカデはあかん。
居間でゴロっとしていたら、何やらカサつく気配。
ふと振り返ると、ムカデがゾゾゾゾゾゾゾと歩いている。
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あかん。ムカデに咬まれるのは、スズメバチよりも腫れて痛いと聞く。
このまま逃がしては、おちおち眠れない。
炭をつかむトングを持ち出して、逃げ回るムカデを何とか捕獲。
残念だけど、生かして逃がしては、部屋の中に潜り込んできてしまいそうなので、申し訳ないけどバーナーで焼いた。
焼いたら、めっちゃエビの匂いがした。
しばらく部屋中に、エビの匂いが充満していた。
後から調べたら、熱湯をかければOKとのこと。
お湯沸かしている間、確保しておく手段を考えなくては…。
私は怖がりで、ホラー映画やお化けや怪談は大の苦手。
なんにしても「知らないものは怖い」ので、自分が怖いと感じるものがあったら、相手を知る事で怖さから逃れる。
そんなわけでムカデについて調べてみると「ムカデは縁起がいい」らしい。
毘沙門天の使いで、勝負事や金運、商売繁盛、財運に利益をもたらしてくれるだと~!!
焼き殺してしまったではないか~!!!
「ムカデ 焼いた ご利益」
で調べるのは、やめておこう。
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