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【2-6】雑草とか害虫とか(~397日目)

弱群をどうするか問題

去年一年間の自分の行動記録を見ながら、反省点を思い出しつつ何をしたいかを考える日々。
先輩方の話を聞くと、ここ数年は花の咲き具合と、採蜜のタイミングが良くないらしく、思ったように蜂蜜を採ることができていないという。
私は去年が初めての採蜜だったので、他の年と比べることはできないけど、今年は春の立ち上がりから自分の判断でやってきたので、少なくとも去年よりスムーズにできるようになっていたいなと思う。

去年は、4月の終わりと5月の初めに、継箱を積んでいた。
今年は、3月に暖かい日が続いてしまったので、花が早く咲いてしまって、ミツバチ達の成長が追い付いていない。
花の咲き具合とミツバチの成長がうまくマッチしないことには、蜂蜜も採れない。

第一養蜂場は、6群で冬越しをしたのち、2群が全滅。
残り4群のうち1群は女王の調子が悪すぎて、他の群と合体。
残り3群なのだが、3群中、2群がどうにも調子が悪い。
原因は色々考えられるが、まずはこの群をどうするか。

本当は弱群を合体して、一つにまとめるところなんだと思うけど、もともと少ない群しか育てていないので、何とか生き残る方法は無いものかと考え、第二養蜂場の元気な群から、1枚分の応援隊を導入することにした。

ブンブン言うとる。

本当は、同じ養蜂場から応援隊を導入できればいいんだけど、3群残った内、まあまあ何とかなっている1群も強群とは言い難く、ここから他の群に加勢できる余裕はない。
しかしながら、第二養蜂場から応援隊を連れてくるのは、軽自動車一本で活動している自分としては、なかなか大変…(汗)
でも、大変とか言っている場合ではない!
というわけで、早速2群から各1枚ずつ誘拐して、応援隊として、第一養蜂場の2群を助けてもらうことにした。
何とかなる可能性の方が低そうだけど、やるだけやってみよう。実験だ!

雑草なんて草は無い

綺麗ごとを言いたいわけではなく。
朝ドラの「らんまん」に影響を受けているわけでもなく。
私の畑では、人間が食べるための野菜よりも、ミツバチ用にハーブを中心として植物を育てている。
望んでいない場所に生えてくる草を総称して「雑草」と呼ばれているわけで、育てようと意図した時点でその「雑草」は「雑草」ではなくなる。

去年、小さなポットを細々と購入してちんまり育て初めたハーブたち。
ほったらかしの畑でも、ぐんぐん成長してくれる。
ミントなんて、嫌がらせしたい人の庭に種を投げ込んでおけ、と言われるくらいの繁殖力らしい。
そうなると「雑草」への道まっしぐらになるだろうな。

ヘアリーベッチ

さておき。
ある程度育ったものを植えたものは、自覚があるものの、去年種を撒いたまま生えて来なかった植物たちについては、何の種を撒いたかさえ忘れてしまったりしていた。
去年の春に撒いて、芽が出なかったのに、冬を越えてちらほら芽を出してきたりするんだから、生えてきたものすべてを引っこ抜いてしまうわけにはいかず、明らかに望んでいない草以外は、一旦保留にして成長するまで育ててみたりしている。

カモミールの近くに、カモミールとは別の芽が出てきた。
一つだけじゃなくて、いくつか同じようなものが、並んで生えているので、自分が蒔いた種なのかもしれないと、育ててみた。
育てては、おこがましいな。抜かなかった。

可愛らしい

白い小さな花が咲いている。
早速調べてみることにした。
『ノミノツヅリ』ナデシコ科の雑草……
ウィキペディア、「雑草」って説明すな。
意図的に育てて無いものを全て「雑草」というなら、私の畑に生えてきた「ノミノツヅリ」は雑草じゃないってことで。
ちなみに、花言葉は「小さな愛情」なんですって。
うむ。愛情頂きましたよ。

雑草て

苦手な虫

ミツバチを飼育していて「虫大丈夫なんですか?」と聞かれることがある。
「ミツバチ」は大丈夫だけど「虫」は苦手…。
なんでだろう…。

人も生き物も、相手のことを知らないと怖い。
攻撃してくるかもしれないし、毒があるかもしれない。
ちゃんとわかれば、それほどでもないのかもしれない。

そんなことを考えている今日この頃。
出先から自宅に戻ると、玄関の小上がりにムカデがひっくり返っていた。

閲覧注意


既にお亡くなりになっているとはいえ、ご立派なサイズ。
ゾワゾワしかしない。
思い出しただけでも、ゾワゾワする。
これはどうにも…苦手(泣)
刺されると危ないし、取り急ぎムカデさんさようなら薬を置く。

田舎暮らしをする中で、圧倒的に見かけることが増えたのが「カメムシ」
通称「わっくさ」。
以前も紹介したけど、暖かくなってきてから1日1匹。
悪さはしないけど、障子とか電気にぶつかってパンパン音がしてビビる。
強く触ると臭い。
聞いたところによると、環境が綺麗なところに多くいるんですって。
冬の間サッシとか壁の隙間で冬眠していたけど、暖かくなって外に出ようとしたら、うっかり中に入ってきちゃって困っているんだとか。
そう考えると、人間よりもはるか昔から地球にいたであろう先住民のカメムシたちを殺戮するのは気が引けるので、そっと逃げて頂くことにした。
その名も「カメムシニゲール」。
これのおかげかどうかはわからないけど、今のところあまり見なくなった気がしなくもない。

名前よ💦

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