殴り書き日誌①【プロメア】
今日から、日々の生活で見たものや感じたものを雑に書き残していく。語彙力と文章力つけていきましょ。
殴り書き日誌①だ。ほんで観たのはプロメア。
ちなみに簡単なあらすじ
炎を操るミュータント、「バーニッシュ」なる者たちが数十年前突然発生、彼らを食い止めるために人類は対バーニッシュ用装備を身につけ、バーニングレスキューを結成させる。
主人公かつレスキュー隊の一人ガロ・ティモス(ポスター右)と、バーニッシュの集団マッドバーニッシュの首領リオ・フォーティア(ポスター左)が激突する。そんなお話。
まず観る前の印象。
なんかこの絵柄キルラキルっぽいな。ゴリゴリ脳筋アニメーションパラダイスなのかな、ぐらいのイメージ。(キルラキルは友達の家でサラッと観てた。)
そして観た後の印象。
ゴリゴリ脳筋アニメーションやんけ。(褒め言葉)
久々に期待を裏切らない、気持ち良すぎるバトル演出のフルコースでしたわ。
躍動感溢るるマシンの変形シーンは、親の影響でトランスフォーマーを浴びるように観てた人間からすると当時の記憶が呼び覚まされこちらも変形して大空を飛び、大地を駆け、干潮時を狙って波打ち際を行きたくなりました。
なにより冒頭に出てきた、マッドバーニッシュたちのキャラデザが性癖に刺さるものがありましたね。牙とか自分好きなんだろうなって思う。
あと表現で気になったのが、水や氷を四角表現していること。プロメアの世界観全部に言えるけど、ビット感というか他のアニメーションにはない電子感を感じた。
んで輪郭線がうっすーい線なのも良い。あーいう力強い作品はなんとなく極太の黒線にしたくなるけど、プロメアではほとんど線を感じさせない線だった。濃い色味というより彩度の幅で画面表現しているように見えたな。
一番驚いたのが、こういう映画特有の内容スカスカ現象があると思っていたけど、個人的にはそんなことは全く無かった。
突然変異のマイノリティ達は彼らなりの大義と悩みを抱えて生きている。
1見て10決める世の中ではなく、真の敵はどこなのか、消すべき炎はどこなのか。考えて生きていかなきゃな。(実際ピザ屋の店員が無害のバーニッシュだったが、バーニッシュというだけで迫害を受ける始末になるシーンが印象的だった)
主人公ガロ・ティモスが一貫して「炎を消す」という役割なのがおもろかった。無鉄砲で人情に熱く、むしろ作中で一番炎が似合う男だった。みんなからも「お前はもっと冷静になれ」とも言われていた。
そんなガロがレスキュー隊として炎を鎮める。
ある時は敵の野望という炎を。ある時は味方の暴走、そして強い意思の炎を。
この作品では炎にはいろんな意味が込められているんだろうな。燃え盛るその明かりは、時に間違った方向を照らしてしまう。
それを熱く鎮めるのが、最高にクールで激アツな作品でした。
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