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入社して10日目を終えた週末

会社員になって早10日目を迎えた。1年休んでいたからこそ1日8時間も耐えられるかなと思っていたけど、あっという間に時がたつ。
10日目で改めて、気づいたことがある。私は予定が埋まっているのが好きだ。プライベートではあまり感じないが、仕事ではスケジュールがみっちり埋まって、退社するときの日報を書く、あの達成感が好きだ。まったく管理されないところにいたからこそ、報告する場所がある、人の目があることは自身にとっていい刺激になっている。競争したくないとか思っていたけど、
同期が出来て再認識した負けず嫌い。何かしら違いを出したい、成長したい、新入社員でまとめられないようにと、せかせか動いてる。あんまりにもやりすぎると、いけないのだが、ちょっと子供じみている今の自分が好きだ。毎日が楽しい、仕事に行くのが楽しいと、
また思えるようになって、よかった。去年の今頃には全く考えられない。
ちょうどこの3連休明けで行けなくなった。限界が来てた。仕事は、業務内容は楽しかったと思うが、しんどかった。会社の陰の文化に気を抜いたら、染められてしまいそうな感じ。

昨夜、上司の方と御飯に行ったときにやっぱりきつかった?と聞かれた。
初めて率直に前の会社に対して感じていたことを話せた。
社歴が長いだけ、上に気に入られているだけ、それだけで上に行ける会社。本当に出来る人たちはやめていく、陰口の蔓延、保守的、中途・パート差別の新卒ファースト会社。陰の気で満たされていた。若い人たちにチャンスをと大々的に掲げているが、現状はただの押し付け。上司が私は知らない、関係ないがまかり通り、責任はすべて個人に押し付ける会社だった。
ここにいたら自分が大事にしたいもの、やりたいこと、これまでいいと思ってきた考え、自分はなくなってしまうんだろうと思った。だから、逃げた。
逃げたのだ。逃げたことに後悔はないのだが、誰かにしわ寄せがいったこと、不幸せにしていたかもしれないことは、ずっと負わないといけない業だ。だから、今やっとつかんだ仕事で、より多くの人のためになりたいと思う。業がなくなるわけではない、きっとその跳ね返りをいつか食らう時が来るだろう。だけど、それも淡々と受け入れて、前に進みたい。淡々と、こなすのだ。自分で選んだことを正解にしていくと決めた、10日目だった。





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