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埴輪の向こう側(太陽の孔1)【埴輪紹介所その101】

「太陽ふう埴輪」

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とはにこが呼んでいる埴輪。

所蔵の東京国立博物館のサイトでは「埴輪 翳」となっている。

サシバかどうか? 未決事項と思う。なにしろモデルが出土していないから。
そこではにこは「太陽ふう埴輪」と呼ぶ。
といっても、太陽がモデルだと思っているわけではない。モデルが確定していない現在は、形状からわかりやすい名前をつけるのがよいと思う。

真ん中に孔があいている。

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鳥が

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ちらり。

縁に紐がつく。

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その角や接触点などに、小円板がつく。鋲のように見えるが、鋲なのか。
線刻は何を表すのであろうか。

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裏側。

逆ハの字形のものがつく。支えか? 多少は強度が増すかも。

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側面。

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円筒の先端を閉じて、板をつけたか。

伝群馬県藤岡市本郷別所出土の埴輪。
撮影は2018、2019年、東京国立博物館にて。

仲間は北関東に多い。

太陽ふう埴輪。「ふう」です。太陽「風」と書いてしまうと話が変わってしまう。

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ネーミング問題についてもまとめたい。

またね。


お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。