生死をかけての土俵入り【埴輪紹介所その158】
右手は失われたが
確かに挙げた右腕で
土俵入りする彼。
太いまわしの上、へそに孔があいている。
カチューシャのような頭。
扁平髷(へんぺいまげ)と呼ばれているようだ。
大銀杏なのか。その原型なのか。
横顔は
鋭い。
当時の相撲は命がけだったという。
出土地不明の力士埴輪。
所蔵は埼玉県。もとは長瀞綜合博物館(旧名称は長瀞汲古館)が所蔵し展示していました。
収蔵は埼玉県立さきたま史跡の博物館。
撮影は2016年『新収蔵品展 ~旧長瀞綜合博物館からの寄贈資料~』(於・埼玉県立さきたま史跡の博物館)にて。
またね。
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