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春の初めに収穫した野菜で晩酌

冬の間、収穫もほぼ行かず放置状態だった畑。
週末、あたたかかったので夫と二人行ってみた。
到着して驚いた!
畑の彼らはそれぞれに越冬し、育っていた。

冬前に「育ちが悪い」と見立てていた人参と白菜の成長ぶりには舌をまいた。
人参はそれぞれ育っていたが間引きをサボった私たちのせいで大きくなれないでいたのだ。
数枚の葉が大の字に広がっていた白菜はふくたちが芽吹いてた。
(ふくたち:秋田地方の方言で白菜の新芽のこと)

彼らに謝罪しながら、間引きと収穫を行った。
そして、感謝しながら食した。

「こんなに小さいけどちゃんと人参の味がする!」
「葉の方が好きかも!」
夫がワクワクしながら食べていて、ふたりでワクワクまでも味わった。

ふくたちは春巻きにしたり、炒めてみたり、色んな味わいを楽しんだ。
中でも一番おいしかったのは”おひたし”だった。
みずみずしくて、口の中に新芽ならではの春の香りがほのかにする。
醤油をかけるはもちろん美味しかったけど、友人から「ポン酢も合う」と教えてもらい実食。
これまた秋田で作られた甘めのポン酢をかけてみた。
これは酒のつまみにかなりいい!

酸味が少なく甘めのポン酢がふくたちのやわらかなうまみを引き出してくれる♪

勝手に「見立てたつもり」になっていた私たち。反省。
そして、野菜たちの生命力に感謝した春の初めの夜でした。



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