過去や未来に浮足立つ

たまに来る、なにをどうあがいても気持ちがあがらない時。
たいていこういう時は”今”から目を背けている。
背けた瞬間、くずれる。

私の場合こんな時の原因は仕事、働き方であることが多い。
アルバイト、扶養の範囲内…
『その瞬間』まではそれらに甘えて、それらを盾に、そしてそんな感じで働けることに感謝もある。
けれど、視線が変わった瞬間に、それは訪れる。

過去の己の未熟さ、未来へのまだ見ぬ不安に飲み込まれ、それとともに自己否定の大波がやってくる。
どんどんと飲み込まれ、生きていくことはなんてつらいものだろうとまで思ってしまう。

なにもそこまで思わなくてもいいのにと、その瞬間を越えた後には思うものの、渦中においてはそれがいつものシナリオだ。

『こうなりたい』自分があるならば、”今”からその時分に近づくように過ごしていけばいいし、
『こうなりたい』が無ければ、過去や未来に浮足立たつに”今”に足をつけ過ごせばいいだけ。
そう、シンプルなのだ。難しくしているのはいつも自分。

『あぁ、コーヒーが飲みたい』と思ったら、コーヒーを飲めばいい。
そんなシンプルなこと。
”今”を見る。そう、自分は過去でも未来でもなく、今、”今”を生きているのだから。

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