その子にも「勇気賞」を

何とかというプロレスラーが、表彰された。感謝状である。

某所のトイレ付近で、酔っ払いに、女の子は10歳。彼を初めてわたしは知ったけど、「余」「幼児」等々、見た眼とは裏腹に、言葉遣いが雅(みやび)である。

「声を出した幼児の勇気が」彼も言っていたけど、なかなか出来る事ではない。61の酔っ払い、酒臭いじじーに絡まれた10歳の女の子。わたしだったら到底、出来ない。自他共に認める「歩く小心者」「生まれながらに心はナイーブ、蚤の心臓」。そんな子供の行く末は、恐怖のあまりに失神するか、なされるままにされてしまうか、どちらかだ。わたしも感服するばかりである。

だったら何故、県警はその勇気を讃えないのだろう?「勇気賞」と名のつく賞状を考えないのであろうか?助けた方も言っているのであるから、是非とも検討を願いたい。

そういえば昔、皇太子殿下(現・上皇)と皇太子妃(現・皇太后)の某記者会見で「努力賞を」「感謝状を」の、微笑ましさがありましたな。


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