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作業記録とこれからするTODOを1つのカレンダーに表示(TODOアプリTickTickの好きなところ)

TODOアプリを使う大きな理由は「これからする作業を忘れないため」かと思います。そのため、完了した作業は非表示や取り消し線などで消して、すっきりさせたい方も多いでしょう。

そういった方にはあまり向かない話ですが、私はTODOアプリを本来のタスク管理要素に加え、簡易日報としても使用しているため、TickTickの作業記録とこれからするTODOを1つのカレンダーに表示できるところがとても気に入ってます。

TickTickのカレンダー表示(確か有料版のみ?)はリストや日、3日、週、月など色々な表示ができます。
それぞれ一長一短で、例えば月表示だと月間の予定が見渡せていい反面、タスクが多すぎると表示が省略されてしまいます。(1タップで見れますが)

色々なカレンダー表示

私は朝、スケジュールを組む時はiPadを横にして週表示するか、iPhoneを縦にして3日表示するのがお気に入りです。全てのタスクが省略なく表示される上、複数日表示されているので、タスクを別の日にドラッグすることが簡単。まるで付箋を動かすように直感的に予定を組み立てることが可能です。

さて、TickTickはこれからするタスクだけではなく、そのタスクを何時から何時まで集中して作業したか記録することが可能です。またタスクがなくても何らかの集中をした作業時間を記録することもできます。
集中した記録を見ると何時から何時まで何の作業をしていたか把握することができ、簡易的な日報が出来上がっています。

TickTickのカレンダーでは、その集中した記録=作業した記録と、未完了のタスクを同時に表示することが可能です。

カレンダーページの右上「・・・」タップ→表示オプション→「フォーカス記録を表示する」をオンにします。

すると、「未完了のタスク」より薄い色で、集中した記録=「実際に作業した記録」が1つのカレンダーに表示されます。

未完了のタスクと実際に作業した記録が同時に表示されることに大きな利点があるわけではありません。未完了のタスクだけを管理したい人にとっては、不要な表示とも言えます。
が未完了のタスクと実際に作業した記録はトーンで見分けがつくので見間違えることはありませんし、手帳のウィークリーの様に何時から何時まで何をしていたのか見やすく、振り返りやすいです。

完了したタスクを表示することもできますが、完了した時間にTODOをチェックするとも限らず、後からまとめてチェックすることも多いので、私には集中した時間を表示することの方が合っています。

それにしても簡易日報自体が本当に必要か、特に会社から求められていなければ無駄な行為に見えるかもしれません。

しかし、人手不足の昨今、また従業員の休む権利が強くなり(当然の権利とはいえ)対応しきれていない中小企業では1人の業務が増えているのではないでしょうか。
だから無駄な業務を見直すため…と言う意味での日報は大切ですが、それよりも自分がどの時間どの作業をしていたのか説明できる材料を持っておくことで、理論的に人員増加を要望したり、残業の正当性を説くことができると思います。

そして何より、業務が多くそう言った要望を出した場合、上司から効率化などを求められることもあります。マンパワーが足りない状態で効率化を求められると「私の作業が遅いのでは」「何にこんなに時間をかけたんだろう」と自分を責めることもあるのではないでしょうか。
そんな時日報をつけておくことで自分自身に説明することができ、ほんの少しの自信に繋がると思っています。

ただ、会社から日報をつけるように求められていない場合、日報に時間を費やすことはよくないことなので、タスク管理と一緒に記録することはとてもおすすめです。

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