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【看護学生】産業保健師になる前に身につけておいてよかったこと

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回は産業保健師になってから、この知識、スキルはあってよかったな、と思ったものを紹介します。
高校生や看護学生の中で産業保健師を目指している人はこれを見て参考にしてみてください。

Word、Excel

まずはWordExcelです。
看護学生であれば、レポートなどでWordを使う機会がありますが、Excelはあんまりないのではないでしょうか?
産業保健師に限らず、保健師は事務的な業務があります。
これは、対象者の情報を統計データ化することや、管理のための帳票に入力する、健診や面談などの案内書作成などがあります。
そして、新卒に与えられる最初の業務はこれらの事務作業が多いです。
その際に必要になるのがWord、Excelの作業です。(特にExcel)
これらの基本の使い方やコツ、関数などを習得していると最初の業務が一段と楽になります。
先輩の手を煩わせることも減るかもしれません。
ちなみに、中途採用の場合でも求人条件に基本的なパソコン作業ができる者、Word、Excelが使える者と指定されていることがありますので、習得しておいて損はありません。

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ビジネスメール

これは自分が大学に入ってたまたま先生から教えていただいたことでした。
そのため、専門学校や大学でも先生にメールをする機会がなかったら知らないことかもしれません。
本当に基本的なことですが、以下のことです。

・件名は内容の要約(締切の日付などがあると良い場合アリ)
・本文の最初には相手先の所属や名前〜様
・次に「お疲れ様です。(自分名)です。」「いつもお世話になっております。」などを入れる
・内容は簡潔に。敬語を使用。
・内容の締めには「お手数ですが、よろしくお願いします。」「お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いします。」と入れる。
・最後は、自分の所属と名前
例.)
〇〇大学××学部看護学科
〜〜教授 様

いつもお世話になっております。看護学科4年(自分名)です。

(内容)

お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

〇〇大学××学部看護学科4年 (自分名)

自分の場合、面談や保健指導などの案内をこのように行うため、最近はこれを業務として任されることが多くなりました。それだけでなく、同じ部署内でも、情報共有は基本メールで行うため、この形式を知っていたことで非常に導入がしやすかったです。

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ホウレンソウの仕方

ホウレンソウについては看護学生は十八番なのではないでしょうか。
実習では看護師に嫌というほどする報告、学生の間でよく行われる連絡、看護師や教員にしろと言われやすい相談
かなり身近なものなので、卒業するころには身についている人が多いと思います。
また、迅速なホウレンソウを徹底することが社会人に求められることとしてよく挙げられますが、看護学生や看護師はこの点においても強い気がします。
実際自分もホウレンソウについては特に指摘されることはありませんし、大いに役立っています。
ホウレンソウが苦手という人はちょっとした役立つコツをお伝えします。
ホウレンソウの内容に入る前に一言、「〜ついて報告したいのですが、よろしいですか?」「〜について連絡なのですが、」と加えるといいです。
相手がこれから何をされるのかをこれで事前に知らせることができるため、時間がない時でも対応できたり、見通しを立てながら話ができるようになります。
相手にとって心地よい方法なので試してみてください。

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印刷、プロジェクターの使用

入社後にやる雑務の中では有名な書類の印刷プロジェクターなどの会場設営。
自分は高校生の時、生徒会だったこともあり、この辺りの心得がありました。
しかし、風の噂ではこの使い方から指導を受けている新入社員もいるとかいないとか…
看護学生では印刷はともかく、プロジェクターは身近にある人とない人がいると思います。
機会はあるけどやってないと言う人は経験だと思って一回でもやってみましょう。(案外簡単です。)

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採血

これは編入生向けではありますが、産業保健師になるにあたって採血は必要になることがあります。
特に自社で健康診断を行なっている企業は、保健師も採血できる必要がありますし、そうでなくても突発事案などで採血が必要になることがあります。
採血の練習は勿論させていただけますが、その練習に割く時間は経験者と未経験者ではかなり大きいです。
正直、採血は産業保健師の主となる業務ではないので、ここは早めにパスしておきたいところ。
編入生で採血を実践できる立場にあるのであれば、クリニックや健診施設などのバイトで採血を経験しておくのもいいと思います。

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まとめ

全体を通じて言えることは、専門職としての基礎よりも社会人としての基礎の方が最初は必要とされることです。
まだ専門職として未熟な新卒が最初にできることは雑務がメインです。
その時に役立つ知識やスキルは今回紹介したようなものになります。
是非、学校生活やバイトなどを通じてこれらを学んでいってください。

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