見出し画像

【看護学生】解剖生理学を関連図で理解できるかやってみる

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は以前Twitterでツイートした"解剖生理学を関連図で理解する"という内容です。
記事にするほどでもないかもしれませんが、興味のある方は是非最後までお付き合い下さい。

画像1

メリット

今回書いてみたのは、女性生殖に関する内分泌です。
ここは、内分泌、女性器の分野において訳のわからなさNo.1のところです。
正直自分も理解するのにかなり時間を要しました。
しかし、関連図に落とし込むとこんな感じなんですよね。
至って簡潔で理解しやすくなりますし、そんなに大したことを言っている訳でもなかったと気づきます。
また、キーワードが見えてくるので、試験対策で何を覚えればいいのか、どんな流れを理解していればいいのかが分かります。
理解もしやすくなって、かつ試験対策にもなるならいいですね。

デメリット

この関連図で完全な理解ができるか、ということです。
このメカニズムの理解には時系列とフィードバックの理解が大切です。
スタートは視床下部からゴナドトロピン刺激ホルモンが分泌されることですが、そのあと卵胞が成熟しおわってから黄体形成ホルモンがフィードバックします。
その後、更に卵胞刺激・黄体形成ホルモンの分泌が増え、卵胞に働きかけることで黄体形成と排卵がおきます。
今の文章の中で、関連図で表せないのは、卵胞の成熟はLHサージが起こった後の流れには入ってこないこと、LHサージは一回であること、ひとつひとつの反応が継続的に続くのか一回きりなのかがわからないこと。
時系列やフィードバック機構はメカニズムに置いて非常に複雑です(疾患も同様ですが)。この複雑さを関連図という簡潔なものに直すことは、物によっては困難だということです。
つまり、解剖生理学の内容によっては関連図で表せないものもある、書けたとしても誤った理解になってしまう可能性がある、ということです。

画像2

まとめ

"解剖生理学を関連図で理解する"のヒントは元々一部のメカニズムを関連図で表現していたことに起因します。
全部が関連図で表現できればこんな簡単なことはない、と思いました。
しかし、実際書いてみて、解剖生理学は非常に複雑で、ひとつの表では完全な理解を得られるものは出来得ないと感じました。
しかし、可能性は感じています。もし、今回のような関連図に需要があると感じたら、是非スキをお願いします!
=================

鳩ぽっぽの経歴はこちら→https://note.mu/810poppo/n/n59147f8e4b2f

ツイッターもやってます!フォローはこちらから!→https://mobile.twitter.com/810ppo

=================

最後に、記事を最後まで読んでいただきありがとうございます!もし、ご意見やご質問、改善点、ご希望のテーマがごさいましたら、よろしくお願いいたします。フィードバックしてよりよくしていきたいと思っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?