【関連図】帯状疱疹
男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回の関連図は帯状疱疹です。
解説
帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる皮膚疾患です。
背景として、水痘帯状疱疹ウイルスに感染した既往があり、神経内にウイルスが潜伏している場合に起こります。
この状態の時に加齢変化やストレス、癌などの免疫力が低下するようなことがあると、水痘帯状疱疹ウイルスが再活発化し、帯状疱疹となります。
基本的に帯状疱疹が起こる部位は潜んでいた神経の場所に現れますが、肋間神経に多く出現すると言われます。
症状は始めにピリピリとした痺れのようなものを感じ、発赤が生じます。進行すると皮疹、小水疱が出現し、疼痛や瘙痒感を感じるようになります。
小水疱を破裂させると化膿性感染を引き起こすことがあるため、潰さないようにしましょう。
耳介に皮疹が出た際は、聴覚神経や顔面神経の障害が出る可能性があり、聴力障害や顔面神経麻痺などが生じます。
感染については、接触感染をする恐れがあるため、水疱などに直接触れるのはやめましょう。
感染した場合は帯状疱疹としてではなく、水疱瘡として症状が出現します。
看護としては、症状出現部位を清潔に保つことです。
感染対策をしたうえで、清拭や入浴などで清潔を保ちましょう。
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病態関連図のまとめはこちら→
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以下より帯状疱疹の関連図↓
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