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【産業保健師】1ヶ月を終えて

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
早いもので、入社から1ヶ月が経ちました。
まだ見習社員の立場ではありますが、配属もされて、産業保健師としてのスタートを切りました。
今回はこの1ヶ月の所感をまとめていきたいと思います。

在宅研修最高

4月1日入社だった当方は新型コロナ騒動によって本来は出社して研修のところを在宅での通信機器を活用した研修となりました。
正直これはすごくありがたかったです。
なぜかと言うと、実は初めての一人暮らしで、生活サイクルがまだ掴めていなかったからです。
寮での生活ということもあり、入社初日から出社して研修をして…というのは個人的に辛い側面があったので、
・人と会わない→気を張らなくていい
・生活サイクルに慣れることに専念できる
・疲れにくい

この辺りの利点は享受できていたと思います。

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研修での立ち位置が定まらない

研修は一般社員と同じ内容のため、社会人としての教養の他に、業務に特化した内容も含まれていました。
その内容に対して、感想や学びを書いていくのですが、産業保健師として働くことがわかっている自分にとって、他の仕事に対する内容の感想は非常に書きづらかったです。
結局、対象者がそのような教育を受けてきていることを今後に生かす、という内容がほとんどになり、毎回同じような結論に至るハメになりました。
これは新卒産業保健師特有の悩みかもしれません。

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配属のワクワク感は皆無

一般社員は導入研修が終わると、各部署に配属されるのですが、皆んな希望の部署に配属されるかやきもきしながら発表を待ちます。
しかし、配属が健康管理室に決まっている自分はその思いを共有することができません。
「配属先どこになるかな…ここだったらいいのになぁ…」
という会話が成り立たないのです。
せっかくの同期ですが、この時ばかりは疎外感が強かったです。
裏を返せば、配属が決まっているので緊張はしませんし、他の同期に早いうちから健康管理室の人間ということを認識してもらうには良い点なのでしょう。

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配属後、職場の雰囲気

健康管理室に配属され、初めて顔合わせをしました。
配属先の健康管理室は、保健師、事務、産業医がおり、それなりに大所帯でした。
職場の雰囲気はとにかく和やかでした。
指導者を含め、保健師は皆、周囲にお花が見えるような穏やかさで、事務の方々もにこやかです。
ゆったりとした時間が流れていて、コロナ関係の対応で忙しいと言われている状況でも、バタバタするようなことは今のところほとんどありません。

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不慣れ+暇の時間

そんな理想的な職場に配属された訳ですが、もともと変化に弱い気質とひたすら暇な時間に押しつぶされそうになっていました。
業務は指導者のシャドーイングなのですが、現在、コロナ関係の対応が業務の大半で、定常業務をほとんど行えていないことから、指導してもこの先の業務としてはメインになり得ないという事態になっています。
よって、自分が介入しえない業務は基本入れない、入れても何をしているかさっぱり状態でした。
4月の目標が環境に慣れるということだったので、若干時間を持て余すことは致し方ないと思いながらも、毎日、何もしに会社に行っているのかわからなくなってきていました。
さらに、時間を持て余してるのにものすごい疲れるんですよね…これは今思えば環境に慣れていないことから常に緊張状態あったと分析できるのですが、その時は何で何もしてないのにこんなに疲れるのか…そんなに脆いのか…と落胆していました。
最近はようやく今後の業務の目処が立ち、習得すべき業務の内容について指導されたため、モチベーションが戻ってきましたが、やはり、新人はどんな業界でも大変なんだな…としみじみ感じました。

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1ヶ月で悟ったこと

自分がこの1ヶ月で悟ったことは、
自分はやっぱり少しのことで潰れる可能性が高い
ことです。
特にメンタル面ですが、もともと弱いと自覚していましたが、看護という領域から少し遠のいた分野で新人をしてみると、より強くそれを実感できました。
また、思いの外、自分のことは自分ではよく分からないこともわかりました。
ちゃんと自己分析をして、客観的に今自分はどうなのかを考える必要がありそうです。
身体を壊さず、メンタル不調に陥らない人生を送る
この目標の基、仕事をしていこうと強く感じた1ヶ月でした。
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