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【関連図】急性胆嚢炎

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は急性胆嚢炎の関連図です。
消化器病棟においては急性期の対応が必要になる疾患の一つです。
腹腔鏡下摘出術の副作用も含めて関連図を書きましたので是非ご参照下さい。

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解説

急性胆嚢炎は主に胆石による胆管閉塞が原因です。
胆石の発生要因としてコレステロールの過剰摂取が挙げられ、生活習慣が乱れている人に起こりやすい疾患と言えます。
急激な炎症反応が起こるため、発熱や痛みが出現します。
また、胆汁が排出されないことから消化器症状や黄疸が出現するのも特徴です。
ただし、高齢者の場合は症状が全身性で出現することが多く、倦怠感や食欲不振など非特異的な場合も多いです。

8割の患者は自然に消失する疾患ですが、一般的に、状態を安定させる治療(支持療法)の後、胆嚢摘出するのが原則です。
その際に使われる術式として腹腔鏡下摘出術があり、これは術創が小さく、早く回復できるというメリットがあります。
しかし、下記の関連図で示している通り、特有の合併症もあります。(皮下気腫、ガス塞栓症)

看護の視点として、急性期にある場合には治療が滞りなく行えるよう、観察による異常の確認がメインです。
治療後は手術による影響からの回復を促すことや食事への配慮を指導するなどしていく関わりが考えられます。

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病態関連図のまとめはこちら→https://note.com/810poppo/m/m1e60cc6db504

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以下より急性胆嚢炎の関連図↓

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