見出し画像

〈バスケバナシ〉2019_VOL.04 2019W杯に出場する選手を紹介(3)

■ 大会が始まる前に知っておきたい日本代表選手のこと3
前々回前回に引き続きバスケW杯2019大会(8/31〜)を前に、日本代表選手たちの紹介と注目ポイントを挙げていきたいと思います。

■ 第3PGからの逆襲を!「安藤誓哉【3】」

安藤誓哉は早くからカナダを始めとする海外でのプロ選手に挑戦し、日本のBリーグに戻ってからも秋田で活躍、そして東京に移籍し2連覇に大きく貢献した得点もとれるPGです。日本代表を数多く擁する東京の中でも大事な場面で安藤のプレーに託されることも多く、チーム内でも大きな信頼がある勝負強い選手です。日本代表には度々候補には挙がりつつもなかなか定着せずでしたが、先日若手主体で挑んだのウィリアム・ジョーンズ杯で大活躍し、見事W杯のメンバーにも入りました。今回は富樫の欠場でピュアPGは篠山と安藤誓哉だけになりました。
代表での経験は他のメンバーに比べて浅いですが、チームメイトがこれだけ多いのは大きなアドバンテージになると思いますし、力は相当ある選手なので思い切ったプレーを期待したいです!

〈他の選手との関係性〉
◯八村【8】とは同時期に在籍はしていませんが、同じ高校(明成高校)の先輩・後輩の関係。
◯田中【24】、竹内(譲)【15】、馬場【18】とはアルバルクでチームメイト。シェーファー【32】(今年は滋賀にレンタル)も去年チームメイトです。

■ 日本待望のピュアシューター「安藤周人【13】」

安藤周人は安藤誓哉とともに先日のウィリアム・ジョーンズ杯で活躍したことが評価され、今回のW杯メンバー入りを果たしました。(そのため、安藤誓哉と合わせて「W安藤」とも言われます。)
プレーの特徴は名前に負けぬシュート力で、川崎の辻(今回は怪我のため不出場)も不在の日本の中で、3P多投全盛の現代バスケの時代においてとても貴重な、3Pを得意とするシューターです。(日本の3P試投は各国に比べ相当少ないです。)Bリーグで所属する名古屋でもエースとして活躍しています。
周人の代表歴も他のメンバーに比べ浅いですが、遠慮することなく打てるところではどんどん打っていってもらいたいです。

〈他の選手との関係性〉
◯比江島【6】とは青山学院大学の後輩。
◯安藤(誓)【3】やシェーファー【32】とは先日若手主体で挑んだウィリアム・ジョーンズ杯からの昇格組。

■ 八村世代のインサイドの要!「シェーファー幸樹【32】」

シェーファーは高校からバスケを始めたばかりで、バスケ歴はまだ5年ほど。凄まじいスピードで成長を続ける21歳のインサイドプレーヤーです。日本代表としてW杯や来年のオリンピックに出場するために、アメリカの大学を中退し、昨年からアルバルク東京でのプロ生活をスタートさせました。日本代表のインサイド陣の中でも現状は序列が高いわけではなかったものの、ウィリアム・ジョーンズ杯や強化試合での活躍もあってメンバー入りとなりました。今大会では特にインサイドでの体を張ったディフェンスやリバウンドに期待したいです。八村とは同じ年齢でアンダーの代表でもチームメイトとしてともにプレー。これからもしばらくはともに日本代表を支えるメンバーになってもらいたいプレイヤーです。

〈他の選手との関係性〉
◯八村【8】とは同学年、アンダー世代よりともにプレー。
◯安藤(誓)【3】や安藤(周)【13】とは先日若手主体で挑んだウィリアム・ジョーンズ杯からの昇格組。

■ 譲次とともに現役最長の日本代表選手「竹内公輔【10】」

竹内ツインズが初めて日本代表に選出されたのは2004年で、当時ファンの間やメディアからは「今後10年は日本のバスケの中心は竹内ツインズや!」と言われたものですが、既にあれから15年の月日が経っても尚、こうして2人ともメンバーに入り日本のインサイドに君臨し続けているのはとてつもなくすごいことです。
公輔は近年腰の怪我もあり少しパフォーマンスが落ちているのかと思いきや、W杯直前の強化試合では少ない出場機会ながらもしっかりと活躍するところあたり流石としかいいようがありません。2006年の屈辱を知るメンバーとしてその経験をチームに還元し活躍してほしいです。

〈他の選手との関係性〉
◯竹内(譲)【15】は双子の兄弟。高校時代までチームメイト。ともに「竹内世代」をつくった。
◯比江島【6】は洛南高校の後輩であり、現在のBリーグのチームメイト。

以上、12名をざっくり紹介しました。頑張れー!

この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?