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〈バスケバナシ〉 2-1 日本バスケの現在地

■ 日本のバスケはどんなもの?
日本では2016年に待望のバスケットボール統一リーグ「Bリーグ」が誕生しました。現在(2018年3月)2シーズン目を戦っているところですが、長い目で見ればまだ野球、サッカーに次ぐプロスポーツとしてまさに今旅立たんとしているところです。そして最初に伝えておきますが、間違いなくこれからの日本のバスケの未来は明るいと思っています。

実はバスケットボールは男女ともに盛んということもあり、その競技人口(約4.5億人)はサッカー以上で世界一とも言われています。

その中でもアメリカのNBAがすごい、強いというのは知っている方も多いとは思いますが、他の国のバスケ、その中での日本のバスケの現在地、そして未来が明るいこれからの日本のバスケについて紹介していきたいと思います。

■ 日本の世界ランクは48位、アジアでも10番目くらい(※2018年3月現在)
FIBA(国際バスケット連盟)によるバスケットの日本の世界ランクは現在48位。正直そこまで国際試合も多くないので、実のところどのくらいの位置にいるのかは正確にはわかりませんが、およそ35位〜60位くらいといった感じが現在地かと思います。しかもアジアの中でも現在8番目という、とても世界の競合とはいえない位置にいます。(下記はアジア内のランキング)

※【補足】ちなみに女子の方は全体で13位、アジアの中でもオーストラリア、中国に次ぐ順位となっていて、準強豪国といったところです。

■ 世界のバスケの強豪をざっくり把握しましょう。
世界のバスケの頂点はもちろん発祥の国アメリカです。今まで世界大会でアメリカが破れたことはありますが、アメリカよりこの国が強い!と客観的に思われたことは一度もありません。それくらい絶対の国です。果たして今後ひっくり返す国があるのでしょうか。ファン心理的にもなかなか難しいところだとは思いますが、いつかその日が来るのが楽しみです。

アメリカの次のランクにはスペインや旧ソ連、フランスなどを代表するヨーロッパの強豪国がいます。中でもスペインはバスケが盛んで、プロリーグも盛り上がっていると聞きます。さらにアルゼンチンを筆頭に南米にもとても強い国があります。

その次のランクにオーストラリア(リオ五輪ではベスト4に入りました)が挙げられます。長年アジアでは中国が圧倒的な強さを誇る国でしたが、最近オーストラリアがアジアエリアに入ったりイランが強くなったことで勢力図が変わりました。アジアの強豪はオーストラリアを筆頭にイランと中国が続きます。

そして、北中米やアフリカの強豪国と続き、他のエリアの中堅国を経てようやくアジアの中堅②グループあたりに日本がいるようなイメージです。

今から日本は少なくとも3つくらいの壁を越えていきたいところです。まずは中国やイランと肩を並べるところが、現実的な目標かと思います!

〈参照データ〉

NIKE FIBA World Ranking, men - FIBA.basketball


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