『日記2018/12/24』
『有名になりたいのは昔からの友達に自分は此処に居るよと気が付いて欲しかったからです、彼等とまた会ってお酒を呑みながら上から目線で話しをしてみたいんです。』と男はインタビュアーに答えた。
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冗談半分でこの文章をiPhoneのメモ機能に書いた約半年後にこの願いは叶うことになる。
超びっくりした。
もちろん、有名になれた訳じゃなくて、
ただただ、向こうが一方的に連絡をよこしてきた。それも、FBで連絡先を調べてたどり着いたそうだ。
こんな事ってあるんだね。
彼とは8年ぶり位にちゃんと話した。
その1週間後には会って一緒に酒を飲んだ。上から目線にはならなかった。
変わってなかった。良い事も悪い事も、何も変わっちゃいなかった。
会えて良かった。それだけで充分。
元気でやれよ、またいつか会おうなって思った。
俺とお前は別れたんだよ、自分達で決めて離れたんだよ、そんな事も忘れていたんだな。
言葉って不思議だ。
言霊ってあるのかなぁって思った。
そんな不思議な夜だった。
そして、なんとなく。
この話は彼にはしなかった。
そんなお話。
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