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小池百合子知事が小島敏郎氏に反論!「私は関知していない」カイロ大卒業証明めぐる大使館声明で


4/19(金) 15:59発信 日刊スポーツ

小島氏は17日に日本外国特派員協会で会見した際、2020年に同大学長名で出された小池氏の卒業を証明する声明が、駐日エジプト大使館のフェイスブックに掲載された経緯について「小池知事に相談を受け、カイロ大に声明を出してもらったらどうかと提案した」と述べ、その後、小池氏が元ジャーナリストのA氏に「声明文の作成を依頼した」と主張。翌日、小池氏から大学長のサイン入り声明文が送られてきたとして「驚異的な早さだ」「実際には彼女が作成に関わっていた。隠蔽(いんぺい)工作に現職知事が関わったことは重大な問題」などと訴えていた。

これに対し、小池氏は「そもそも認識、大前提が違っている。私はカイロを正式に卒業しているという1点でございます」と、卒業は事実だとあらためて主張した。「それを証明できる唯一の主体はカイロ大が発行している卒業証書、卒業証明書。何度も公表し説明して参った。卒業生として記念講演を依頼され、在校生に講演も行っている」と述べ「カイロ大の卒業証明そのものが信頼できないという話になると『そもそも』論になる。証明しても何か問題があるのかということは、非常に不可思議だし、欧米の大学でもいろんなケースがあるが、信頼できる、できないで違いが出てくるのかという話になってしまう。エジプトやカイロ大への信頼への違いが出てくるのではないかと、大変危惧している」と訴えた。

「証明書を出すのは大学そのもので、その主体が、私の卒業を証明している。証明の証明という話が、こればかりが続くのはあまりにも理不尽ではないか」と述べ「これがいつも選挙の前ということにも困惑する。なぜこんなに(卒業の是非を)聴いてくるのか、あちらも思っているのではないか」と不快感を示した。(抜粋おわり)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d87156900e18066ac8589687b87bed27031473b



【小池百合子】エジプトへの日本人の血税300億円をODAで無償援助か

さすがは独裁専制下で生きてきたエジプトやアラブ諸国のネットユーザーたちだ。小池氏の学歴騒動の深層について、お見通しである。小池氏とエジプト政府間の癒着や腐敗、それを覆い隠すエジプト政府のプロパンガンダを見透かしているのだ。

エジプト流プロパガンダの真髄を見せた動画

そんな小池記事への書き込みが盛り上がった数日後、元記事を掲載したニュースサイト「アルバラド」に妙な動画がアップされた。

「サダム・フセインと東京都知事 ―カイロ大学の卒業生たち」と題するものだ。いわずと知れたフセイン元イラク大統領と小池百合子東京都知事のことである。

これがエジプト流プロパガンダの神髄である。いくら疑念や疑問が寄せられても、一切答えず、さらに大きな“誇張“や”法螺“をかぶせていく。それを何層にも重ねることで、疑念を持つ者の追求心をそぎ、真相を闇に葬り去る。すべてはエジプト国家に有利な言論空間を生み出していくためだ(参考文献:小池氏を子飼いにしたハーテム著『プロパガンダ:理論と実践』未邦訳)。

https://japannewsnavi.com/86868654657-2/

別に小池東京都知事に対して、関心を持っていたわけでもない。彼女のことを一番最初に知ったのは、野添陳平氏のレギュラー番組にアシスタントという形で出演していた若き日の同氏を、たまたまテレビで見かけたのがキッカケだった。当時、同氏がカイロ大学の卒業者だということも知らなかったしただアシスタントの女性として見た時、テレビ界に生きる要領のよさそうな女性という感じだった。

その女性が、気づかないうちにテレビ東京ワールド・ビジネスサテライトというニュース番組のキャスターに抜擢され、その後その経歴を買われて国会議員に当選。そして自民党で実績を積み環境大臣、防衛大臣にも抜擢され、その経歴から東京都知事に立候補当選した。その頃は、誰も彼女の経歴を信じていたと思う。

後に、カイロ大学卒業問題が云々され続けてきたが、もし同氏がカイロ大学の卒業を履歴として出していなかったら、果たしてキャスターに抜擢されていただろうか。とりあえず、大卒が最低条件であったろう。であれば、キャスターあがりの国会議員も生まれていなかったし、果たして東京都知事になれたかどうかも不明である。やはり、カイロ大学卒業という異色の履歴は、あるだけで有力な武器となり得ていたのではないか…。

当時、女性で中東の大学出身者などというのは珍しかったし、それゆえの価値はあったことだろう。ということは、カイロ大学卒業か中退か、ないしは聴講生だったかということは、それなりに意味を持ち得たと推測できる。それ故そのことがもし詐称であったとしたら、無論公職選挙法違反であることは当然だとしても、それ以上に、その履歴ゆえに権力への道を駆け上がれたかもしれないと推論すれば、やはり彼女の運命を決定する鍵でもあった。

そういう背景もあり、カイロ大学卒業か否かという問題は、国民全体への詐欺としてその罪は少ないものとは言えないと思われる。そしてもう一つ、同氏が「血税から300億円をODAで無償援助した」という見出しのが踊る記事が本当ならば、大変な問題なのではなかろうか。国民の血税という公金を、私的に流用したという意味でれっきとした犯罪に当たらないだろうか…。日本の全選挙民をだましたという意味で、単なる大学を卒業したか否かという問題と全く次元が違う問題になってくるだろう。

ところが小池氏のこうした話題は、マス・メディアでも余り取り上げられなかった。ごく最近週刊誌とか一部スポーツ紙が書く位のものだったので、そのことにも違和感を感じていた。とはいえ、女性が政治的側面でなく女性を批判するというのも、どことなくやりにくい感覚があった。感情的と揶揄される傾向もあるだろうし…。それゆえ、あえて触れたくなかった。

しかし、この卒業詐称という案件が、300億円もの公金の私的流用という問題点もはらんでいる案件となれば、その背景と多種なコメントをまとめておく必要はあるだろうという考えに変わった。

同氏に関して、どうしてこんなことまでしてその嘘を背負いきれるか…ということ。そういう意味において、私としては同氏の生い立ちやそうした性格を増殖させた背景に関心を持ってしまうのだが…。