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肺がん再々発な母(79)

母の肺がんができたのが2年前。

1年前に再発してる。

脳に転移転移転移を繰り返し。

昨日、また病院に検査に行ったら、肺がんが再発してるであろう、と。

肺が潰れてるんですって。だからその部分が空気が入らない状態になってるんですと。

なので、
いつ肺が潰れる状態(呼吸ができなくなる状態)になるかわからない
とのこと。

毎日オキシパルスメーターという指から酸素濃度を測るものをつけて酸素度を見てるが、95%切るようなことがあり低下してくると危ないよねサイン。

さすると、入院。または、在宅でも対応可能とのこと。

その頃には、酸素入れたり、痛みの緩和をするための疼痛管理開始したり、食べれなくなったら栄養入れるための点滴したり。

その場合、病院に入院するように看護師さんが毎日きて点滴の様子をみたり変えたりなどするとのこと。

「看取り」のフェーズにどんどん近づいてくるのだな、と。

悩む。何を悩むか、というと「病院に入院が本人にとって一番いいのか」または「家で可能な限りとにかくいるのがいいのか」。

たぶん後者だと思う。好きで入院したくないと思う。ただ24時間看護の方が安心するのであろうか。分からない。

どんなスピードで再々発した肺がんがすすみ、呼吸ができなくなるのか、栄養がとれなくなるのか、ADLがぐっと下がるのか。

ラストランのフェーズに入ったのか、より近づいたのか。

ただ、本人は落ち込んでると思うので、こまめに実家に帰って顔を見せて普段通りにおしゃべりしてすごす。それしか、今の私にはできない。

昨日からずっと、胸に重い鉛が入ったような気分ですごしてる。今日もそうだろう。

親の死の形が浮き出てくる瞬間は、喪失感や絶望感やストレスが続く。

・・・・・

在宅看取りの本をいくつか読みましたが、よかったものを、ご紹介。

▼1つめ

シスター・ヒロ子の看取りのレッスン

▼2つめ

たんぽぽ先生のおうち看取り 在宅医が伝える、よりよく生ききるためのメッセージ

▼3つめ

がんばりすぎない、悲しみすぎない。 「がん患者の家族」のための言葉の処方箋

▼4つめ

がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん"の話


もう、救いがどこにあるのか、と。がんの告知、再発、再発、、を繰り返すたびに、本を読み、救いを求め、カウンセラーに話し・・・それでもこの胸にある鉛は取れない。でも、本が一番手っ取り早く、私の心の安堵につながるのは間違いない。

様々なケースがあるから、自分とは違う場合もあるが、いつも必ず新しいヒントや考えがある。病気の親しい人を看取るには、医療的な手技や知識だけではなく、家族の心構えや自分を救うこともとても重要だと思う。

母の気持ちには到底わからないし、100%寄り添うことはできないが、がん患者になった家族も同様にがんを受けたかのようにウツになり、気持ちがふさぎ込み、多大なストレスを与えられる。

ジェットコースターのような気持ちの乱高下が、この2年、毎日毎秒続く。苦しいのは本人だけ、、、ではなく、それを支える家族も本当に本当に苦しい。介護ケアが苦しいのだけではない看取るべき日に備える、別れが見えるこの悲しみと、それに翻弄され心身ともに辛くなる母を見守るだけで、多くができない家族も、心から苦しいのだ。

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これは、なんの介護TIPSなんだろうか?がん患者の家族TIPSなのだろうか?まあ、これは私のやり方ですが、ご参考になれば。