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義家族の介護・長男の嫁の立場: やらないよ?当たり前でしょ

介護は実子がやるものです。いえ、なんなら、家族じゃなくてケアのプロがやるものです。

長男の嫁だから、義両親の介護もする?実子である長男はせずに?ほかの実子たちは?長男の嫁に任せるべきこと?

んなわけないでしょ。そう言う価値観の地域や世代(親世代がそう言う風に考えてるから引っ張られる、も含めて)があると思いますが、あくまでも「ワタシ」は「義家族の介護はしない」ですね(ビシッ)。

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義家族は大好きですよ。義両親大好き。

遠距離で、お互いを遠くからのんびり思いやれる距離感。だからいい。

そして、今も、これからも、夫が実家に帰ることはほぼない。「実家地域は嫌いだ」と太古の頃より宣言してる様子。ので、行かないことも必須だろう。

わたしもそっちに行くつもりはない。なぜいかなきゃいきない?仕事も友人もない。行くならむしろ海外で暮らしたいとすら思ってるのに、見知らぬ地方になぜ人生の選択肢がでてくるのか、すらも分からない。

義実家介護マター「時折りのお見舞い」で行くことがあっても、そっちに移住はないだろうね。すくなくとも私の選択肢にはない。

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義実家のほうに、複数人近隣に子供たちも住んでる。長男の夫だけ東京。この家族は「長男だから○○しろ」とか良くも悪くも特別な扱いや差別を受けて育てられてない。フラットな兄弟たち。なので、それら実子たちが介護対応するでしょうね。

しかし、義母はじりじりと言うですよ。70代にもなれば否が応でも自分の介護を意識するのでしょうか。

そして、同居してた実子1が家を出ると。なおさら「老夫婦二人暮らし」を想像して、心細くもなるのでしょうか。

義母は言う。

「この家(長男または他の子供たちに渡すべきタイミングの時に)をどうしたらいいか」や。

「東京で長男夫婦(私たちのこと)は家を買うのか?」
※賃貸派なので買う予定は今のとこないですが。

「私たちも介護が必要になる」と。
※ですよね。きっとくる。

歳を取れば判断するのも大変になり、病気がでたり、ADLも低下して来るでしょう。

義母の母は施設に入ってるものの、これまで長きにわたり実母の介護もしてるしてきた。これまでも、近隣非同居や同居介護を、実父、義両親、両方とも介護してきてましたからね。近隣の人たちでしたし。実の親も義家族のほうも、各兄弟たちで分担してやってたようで。

そうでしたか、大変でしたね、と。それは大変でしたね。


実子1が家を出て行くことを機会に、また、このコロナで時間があり、「将来考えるべきこと」を考えてる様子。墓のこと、家のこと、自分たちの介護のこと。

できた義母で、子供の世話にはなりたくない、と常日頃言ってた気丈な義母ですら、70代になり、心理安全弁と便利屋だった同居してた実子1がいなくなることで、ストレスや老夫婦二人だけの生活がリアルになってきたようす。

すると、それまで「老夫婦の便利屋実子」がいなくなることの寂しさ、旦那(義父)との二人暮らしを想像するストレス、不便さ、コロナでどこにも行けないストレス、など相まってか、急にわたしにすすすすす、とヒアリングしてくる。

1. 「私たちの将来の介護はどうしてくれる?あなた(私)は関与してくれるのか?どうかんがえてるのか?」
※実際はこんな言い方されてないが、遠回しにそう言うことを聞いてきた。

やら

2. 「家はどうするか?長男(夫)は帰って来るのか?」

とか聞いて来るようになった。

Let's 回答!華麗に端的に回答しましょう!

1. 私はしません

2. いりません、帰りません(少なくとも私はいません)

です。

上記の回答について、補足しましょう。

1. 義両親の介護について:

私のできることは、義両親の介護マターに関わる「夫」を、サポートします。全力で。私の大事な一番大事な家族だもの。

夫が介護マターで東京不在にするなら、その間、わたしは東京の家族(子供)をサポートしたり、家事をしたり、50歳、60歳になってもなお、仕事をしてるでしょう。

2. 家はいりません。義実家で住む予定もありません。実子たちで考えて煮るなり焼くなり何等分かにして、売り払うなり好きにしてください。

わたしの財産でもなければ、そして口出し権限のあるものでもありません。なによりも、全く興味がありません。むしろ全く巻き込まれたくありません。財産(たぶん結構ある)も負債(ないと思う)なにもかも興味ありません。

実家や墓しまいをするにしても、改築して誰かが住むにしても、カネをどうするかにしても、実子が親の財産管理をして把握して、親のカネなり実子のカネなり対応稼働でやるべきでしょ。

所詮ヨメはよそもんなので、決定プロセスにおいて一切の責任も決定権もないですから。そんなものに中途半端に近寄ってストレスためて自分の時間は使うくらいなら、自分の仕事と趣味に費やしてますよ、その時間

介護マターは、もう実母対応とその経験でお腹いっぱいですから(笑)もういいです(笑)

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とわいえ、白黒、ゼロイチの世界じゃない。大好きな義両親が困ってたら「私のできる範囲でサポート」するでしょう。

実子たちと同列ではなく、そのサークルの外側からこっそりひっそり、少しだけ。

かなり気をつけなきゃいけないのは、いい嫁のふりして、介護やりまーす、なんて言ったらもう、実子たち(夫ふくめて)「やれそうな人にやってもらったほうがいい」ってだんだんなるでしょ。みんな、積極的にしたいことでもなんでもないんだから。

実子たちからも手伝って、とかの圧きたら、「大変ですよねーわかりますーわたしも実母にしてきてますしー」と傾聴のみにつとめ。

そして一言だけ申し上げますよ「親の財産管理を確実にして、そのカネでプロ介入させて。難しくなったら施設連携が一番いいですよ。頑張ってくださいね」と。

わたしの仕事は実子である夫をサポートする、が、義実家への介護対応の役割であり。私自身が直接、家の掃除をしたり、病院同行したり、飯をたいたり、おむつの交換したり、介護認定の対応をしたり、など、膨大な介護マターの実務をすることはしない。実子たちの話を聞いたり、体験談を共有すふことはできる。介護認定を受けるにしてもリサーチをしたり、実際に役所にいったり、包括にいってやりとりするのは実子。義実家の親たちの直接的なケアをするこは、私はしない。そういうことです。

今のうちに言い聞かせておきたい、今日の秋のノート。いい人のフリしてると、つい、手を出してみずから泥沼入りしがちなのでね、私は。八方美人で、よく見られたいし、頼られた日にはがぜんバカみたいに嬉しくなって全力でやっちゃうから。その自分がいるのが分かってるから、ノートに書いて自分を鼓舞する「義家族の介護は絶対にやらない」と。