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今一度「日本半導体凋落の真因を考察」①~新仮説:史上最大の官製カルテル~

新〖仮〗説
史上最大の官製カルテル(日米半導体協定)により経営者も技術者も正常な成長を阻害され、国際競争力を失った

仮説が正しければ 
カルテル=強力な横並び体制がもたらすのは
以下の現在の閉塞状況につながる要因です。

10年に亘るカルテルで日本のデバイスメーカーが失ったもの
・生存競争能力
・差別化による競争優位獲得と、モノポリー進行による企業の強化能力

です。
これらの能力喪失ゆえに、四半世紀にわたり日本の半導体デバイス産業の地盤沈下は続いたと考えます。

経営史研究者;元半導体エンジニア、元半導体製造部隊のマネージャー、元労働組合役員の視点で、日本半導体デバイスメーカーの凋落の納得できる原因追及を試みています。デバイスメーカー退職後12年間考え続けてたどり着いた仮説です。多くの方の、コメントを頂きながら検証や拡張を進めていきたいと思っています。

次回から、仮説の検証につながる記事を掲載していきます。



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