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エッセイ

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エッセイまとめ
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#エッセイ

赤と白の交わる、ギンガムチェックの上で

なんてことのない食事が、大きな気づきをもたらしてくれることがある。食事とはふしぎなものだ…

安藤エヌ
2日前
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私がLGBTQ+映画を観る理由

いつも真面目な話をしていないというわけではないのだが、今回は少し真面目な話をしようと思う…

安藤エヌ
2週間前
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「ことば」に耳を傾けるため、私は喫茶店へ向かう ~人生の余韻を愉しむ手引き~

良い喫茶店には「ことば」が溢れている。 店を訪れる人々が交わす他愛のない話、店主が淹れる…

安藤エヌ
5か月前
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写真で切り取る、日々是好日~1輪の花と老婦人との出会い〜

アザミのとげに触れるみたいに、胸がちくちくと痛いときがある。今がそれだ。ひとつの物事に対…

安藤エヌ
7か月前
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家族という呪いと、クリスマスの夜~家族愛を描いた映画に感動できなくていい~

クリスマスが近づくにつれ、街は華やぎ、色づいていく。ディスプレイに飾られたサンタクロース…

安藤エヌ
1年前
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【エッセイ】同人誌即売会でオリジナル小説を出したら1冊も売れなかった話

昔、コミティアという同人誌即売会に行った事がある。毎年夏・冬に開催されるコミックマーケッ…

安藤エヌ
4年前
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アイドルにガチ恋して成仏できなくなった女の話~“平手友梨奈”に出会ってしまった(2023.7追記)

2度目の恋の相手は、18歳の女の子だった。 欅坂46のセンター、平手友梨奈だ。 彼女は私がまだ社会の何たるかも知らなかった年齢でアイドルデビューし、社会的なテーマを歌ったシングル曲のセンターとしてこれまでに何度も世間に露出してきた。私が最初に彼女を見たのは、マニッシュなスーツに黒ぶちの眼鏡、サスペンダーの衣装で性別を感じさせない、だけどどこかちゃんと丸みを残している姿で、そこから彼女が歌い、踊り、時には世の中を糾弾するような激しいパフォーマンスに釘付けになった。 初めて

ブルーでもイエローでも美しくもなく、モンキー

家の近所の百均ショップにとても好みの女性店員がいる。 これをもし、男が書いたら「他人の女…

安藤エヌ
6年前
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