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エッセイ

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エッセイまとめ
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記事一覧

藤井風の音楽は、題名のない毎日に優しく流れる

言葉にするまでもない些細な生活を繰り返している人々に届く音楽とは、どんなものなのだろうか…

安藤エヌ
13日前
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人生でいちばん美しかった桜 ~愛猫との別れで、遺影となった写真に思うこと〜

愛猫マイケルが、4年前の2020年、桜の咲く3月に享年20歳で亡くなった。家族も驚くほどの大往生…

安藤エヌ
1か月前
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私がLGBTQ+映画を観る理由

いつも真面目な話をしていないというわけではないのだが、今回は少し真面目な話をしようと思う…

安藤エヌ
3か月前
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「ことば」に耳を傾けるため、私は喫茶店へ向かう ~人生の余韻を愉しむ手引き~

良い喫茶店には「ことば」が溢れている。 店を訪れる人々が交わす他愛のない話、店主が淹れる…

安藤エヌ
8か月前
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写真で切り取る、日々是好日~1輪の花と老婦人との出会い〜

アザミのとげに触れるみたいに、胸がちくちくと痛いときがある。今がそれだ。ひとつの物事に対…

安藤エヌ
9か月前
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家族という呪いと、クリスマスの夜~家族愛を描いた映画に感動できなくていい~

クリスマスが近づくにつれ、街は華やぎ、色づいていく。ディスプレイに飾られたサンタクロース…

安藤エヌ
1年前
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【エッセイ】同人誌即売会でオリジナル小説を出したら1冊も売れなかった話

昔、コミティアという同人誌即売会に行った事がある。毎年夏・冬に開催されるコミックマーケットと違って、1次創作(オリジナル)の同人誌だけを頒布することができるイベントだ。私はそこに、オリジナル小説を刷って持って行った。 そしてものの見事に、1冊も売れなかった。その時のことはよく覚えている。隣のサークルは椅子から立ち上がり無料配布を握りしめながら道行く人に声を掛けていて、正面の島(サークル列)のお誕生日席(列の端に位置するサークル)は長蛇の列が絶えず、本にサインを求めている人も

アイドルにガチ恋して成仏できなくなった女の話~“平手友梨奈”に出会ってしまった(2…

2度目の恋の相手は、18歳の女の子だった。 欅坂46のセンター、平手友梨奈だ。 彼女は私がま…

安藤エヌ
4年前
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ブルーでもイエローでも美しくもなく、モンキー

家の近所の百均ショップにとても好みの女性店員がいる。 これをもし、男が書いたら「他人の女…

安藤エヌ
6年前
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