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言語、和歌についてこれまでに書いた文章

 これまで10年以上にわたり小林秀雄を学ぶ私塾に参加し、発表内容をWeb同人誌(2017年開始)に寄稿してきました。それらを一覧できる場所が現状ではどこにもないので、自分自身の参照の便のためにリンクをまとめてみます。お読みいただけたら嬉しいです。


「興」――言語の本能としての比喩の働き
 2024年1月公開
 小林秀雄『本居宣長』に書かれている「言語の本能としての比喩の働き」とはどういうことか。荻生徂徠『論語徴』、吉川幸次郎『論語』『詩経国風』などを繙きながら東洋における言語観を辿る試み。

荻生徂徠の「物」と「心」
 2023年4月公開
 小林秀雄『本居宣長』に通底している荻生徂徠の言語観。彼が六経などの文章を「物」というのはなぜか?

「物」としての言葉
2022年7月公開
 子どもの頃、訪問看護をしていた母に連れられて全身麻痺の患者さんのお宅に伺い、その方と母との対話の仕方に驚いた。記憶が蘇ったのは、『本居宣長』を読んだからだった。

庭の一年
 2021年1月公開
 庭の様子に惚れて引っ越したのが2019年秋。半年も経たずにコロナ禍がやってきた。2020年一年間の庭の様子を振り返った記録。

言葉の世界で物を見る
2020年1月公開
 小林秀雄が『本居宣長』で探究している「人間にとって言葉とは何か」について考えた。

しるし」としての言葉の力
 2019年1月公開
 宣長自身の言葉としてはあまり出現頻度が高くない「徴」という語に、小林秀雄が注目している理由は何か。

しるし」という語をめぐって
 2018年3月公開
 「徴」という語は、小林秀雄『本居宣長』で描かれる言語の力、その謎の極点に現れる。ここで引いた文章と内容を深めたいとあらためて思ったので、この記事をまとめた。

八雲の道を訪ねて ――「山の上の家歌会」参加記
 2017年8月公開
 2013年から4年にわたって参加してきた歌会の記録。


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