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秘密基地、ライブハウス

初めて私がライブハウスに行ったのは 中学2年生の夏 学校で嫌なことがあって、部活をサボって埼玉県にある『越谷駅』の周りをフラフラしていた時、1人の知らない男の人に声をかけられた。 「 何かあった?一緒に行く? 」 何も考えてなかった私はノコノコついて行ったけど、もしこれを読んでいるあなたが、同じ境遇にあったとしても、知らない人にはついて行かないでね。 でも私はついていった。よくないけどね。 駅前の道をゆっくり歩いてついたビルの地下1階、 “ EASYGOINGS ”

    • 四月馬鹿

      1年の中で、唯一 ‘’ 嘘をついてもいい日 ” 私はこのイベントがだいっきらい。 誰が決めたんだろうか、誰に必要なんだろうか。 そもそもみんな守っているんだろうか? 4月1日以外は真実だけで生きているんだろうか。 エイプリルフールを嫌いになってからもう8年近く経つ。多分覚えてないけど小学生の頃は私もしょうもない嘘をついて友達と笑い合ってたんだと思う。 中学生の時初めて、大好きな人ができてその人と初めて迎えた4月1日。いくら嘘をついていい日でも好きな人に適当な嘘はつきた

      • 憂慮

        3月1日  この日はいわゆる就活開きと言われる日で、世の中の私と同級生の人たちは区切りを迎えて背筋を正した。  私は7月に行われる教員採用試験合格のために勉強をしている。今まで何かを継続することとか、やり遂げることがなかなかできなかったけど、今回この勉強だけは継続できているし、身についてる感じもしっかりする。 今朝、Instagramのストーリーをふと見ていたとき、同じ高校に通っていた同級生が という旨のストーリーを投稿していた。 わざわざおめでとうと言うまでではない

        • 端っこ、ひとりぼっち

          私がライブハウスに初めて足を踏み入れた時、そこは1人の集合体というか、みんなが何かを抱えていて、音楽に救いを求める人が集まる場所というか、多分そんなことはなくて好きで見に来てる人も沢山いたと思うけど、少なくとも私は、1人で救われにいくそんな場所だった。 最近、友達とか彼氏と一緒にライブに行くことも増えて、それはそれは超楽しい。ずっと1人で見てきたのをその場で同じ好きを共有できる人がいることってすごく幸せだと思う。 でも私には1人で見るライブも必要で。 みんなと見るライブに

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        秘密基地、ライブハウス

          金木犀

          21年生きてきて、1番好きな匂いはなに? って聴かれたら、迷わず金木犀っていうと思う。 昨日、私が家を出た時、今年初の金木犀が香った。 意味のないTwitterでの報告ツイート、浮かれていた。 中学生の時、下校中に金木犀の匂いがして、でもそれが金木犀ってことを知らなくて、隣を歩いてた好きな人が教えてくれた。毎年秋になると感じるこの “ いい匂い ” は金木犀っていう植物だった。それを当時好きだった人に教えてもらった。 秋花粉があって、インフル予防だ!とか言って毎日マスク

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          大3、教職課程、思うこと

          私の夢は中学の国語教師になることです。 中学生の頃から、大学3年生になった今もまだ変わらず言い続けてる。自分でもこんなに1本で突き進むと思ってなかったのでちょっとびっくりしてる。 正直、ここまできて今更シフトできないってのもある。 でも教員になりたいのは本当で、大学でも教職過程を履修して、一般的な大学3年生よりも少し多忙な生活を過ごしてる。 話はごろっと変わって、「教師」について ここ数年、教師の職場環境について悪く言われることがとても増えたと学生の立場ながら思う。 「ブ

          大3、教職課程、思うこと

          あの場所、あの匂い、あの味

          何気なく行った場所が いつかの思い出の場所だったりする たまたま通りすがった人が いつかの思い出の匂いだったりする 自販機で好きな人が買ったあのジュースが いつかの思い出の味だったり。 いい思い出も悪い思い出も詰まってしまっているこの世界で、この先どううまく生きたらいいんだろう… ある日、好きなバンドを見に某ライブハウスに行った時、「やっぱりあの柱、邪魔だよなぁ」と思う。この会話はあの人としたな、そういえば公演中流されて終演後、あの人は柱で何も見えなかったと言っていて

          あの場所、あの匂い、あの味

          アイデンティティ

          私はある日は地下鉄のコンビニのクルーとして生きてて、ある日はただの学生で、ある日は主に中高生の塾の講師として生きてる。 ある日、学生として生きてる日、「集団アイデンティティ対孤立」について学んだ。青年前期という時期に人間は「自分はどの立場にいたらいい人間なのか」考えてその立場につく、そんな時期があるらしい。そして青年期後期ではそれに「混乱」する。「アイデンティティ混乱」という現象である。 前期から後期にかけての経験を振り返って「はたして自分と立場は本当にここで合っているのか

          アイデンティティ

          20歳が終わって

          21歳になっちゃった 20歳のうちに書き上げたかった 1年前、19歳が終わる時、すごく嫌だった。 私の中で10代から出てしまう20という数字には高い壁があるように感じていて、 大人ってなんだろう。 そんなことを考えながら生きていたらあっという間に12ヶ月がもう経ってしまったらしい。 21になろうとしている(なった)私は「大人」になれていない。 世間からすると18歳から成人になったこの国では20歳は立派な大人なのだろうか。 大人の定義は何か。 「一人前の年齢」は成人

          20歳が終わって

          わたし

          音楽を聴くのがすき! 君の話を聞くのがすき! 綺麗なものを見るのがすき! 体を動かすのも少しすき! 私の外側 音楽を聴くのが好きな私の耳! でも私の右の耳は感音難聴を患ってる。左の耳はパワフル元気で1歳の頃からピアノをやってたからか(ほぼ)絶対音感があって、人に聞こえないような小さい音まで聞こえたりする。でも右耳は少し聞こえが悪い。 コレの始まりはライブハウスでの突発性難聴。よく聞くし、大丈夫だろうと思ってたら右耳がダメになってきてしまった。聞こえないわけじゃないけど、こ

          わたし

          どうか君にこれが見つかりませんように。 「私、人とコミュニケーション取るのが苦手なの」 昔、今の君と同じ立場にいた人に言った時、 その人は私は軽蔑の目を向けたの 「私、感情をうまく表せないみたいなの」 「私、人と話すのが少し怖い時があるの」 「私、」 理解してほしいとか、そういうのじゃなくて、ただ私はこんな人なんだっていう自己紹介の一貫というか。 多分、多分だけど私の隣にいるのってつまらないと思うの。話さないし、振られたことにうまく対応できないし、君との共通なものが少

          私は教師になりたい。 私全く文才ないから、適当に読んでくれたら嬉しいです 今日まで、私は小学校、中学校、高校、大学と恵まれた環境で成長してきた。 環境は、充実していた。恵まれていた。 中学1年生の夏頃、私は部活内で同期の親から嫌がらせを受けるようになった。私が加入していた部活動は県内でも有名な強豪校だった。私はその部活に入るためにその中学を選択し、入学した。それくらい本気でやりたかったから。私は最初の大会からレギュラーとして選出されることができた。嬉しくて毎日朝から夜