夢
私は教師になりたい。
私全く文才ないから、適当に読んでくれたら嬉しいです
今日まで、私は小学校、中学校、高校、大学と恵まれた環境で成長してきた。
環境は、充実していた。恵まれていた。
中学1年生の夏頃、私は部活内で同期の親から嫌がらせを受けるようになった。私が加入していた部活動は県内でも有名な強豪校だった。私はその部活に入るためにその中学を選択し、入学した。それくらい本気でやりたかったから。私は最初の大会からレギュラーとして選出されることができた。嬉しくて毎日朝から夜まで練習に励んだ。大会の前日、突然部活の副顧問から頭を下げられることになった。
理解ができなくて泣き崩れた。
今までの練習は、私の努力は。
すぐにわかった。同期の親御さんが何か言ったんだろうと、たかが部活だから大ごとにはしたくなかった。ただ私にとってはされど部活だった。
そのまま大会には行けず、先輩と同期が出場した。
結局その大会で何も役に立てなかった同期は部活を辞めた。
何の責任も持たず、顧問にも相談せず
軽々と頭を下げてきた副顧問。あの副顧問は私の競技未経験者であり、理解できてないことも多かった。
何も知らされてなかった顧問から何度も何度も謝られ私は部活を継続した。
結果私は関東大会で片手に入る順位まで登り、
中学の部活を引退した。
中学を卒業して、偏差値61ほどのそこそこの高校に入学した。そこの高校でも部活は同じ競技を続けていた。
私が通っていた高校の男女比はおよそ7:3で、圧倒的に男子の方が多かった。そのため女子の僻みや嫉妬からの虐めはあってもおかしくなかった。
私は男の子とはスポーツの話をよくした。自分自身スポーツは得意な方ではあったし、部活でも活躍できていたので話はよく盛り上がった記憶がある。それを見ていた1人の女の子が気に入らなかったようで、身の回りの女子から学年中の男女に私を無視するよう指示をしていたらしい。急に私は1人になった。部活の顧問に相談すると夜遅くに残されて良くないことをされたことがある。私の周りに味方はいない、確信した瞬間だった。
親には心配かけたくなくて言えず、最終的に担任に相談し、学年の先生たちと1対10くらいでの話し合いになった。半年ほどその状況が続き、負けず嫌いだった私は学校を休んだら負けだと感じており、思い出したくもないほど最悪な高校は3年間皆勤をした。
孤独になって7ヶ月目に突入したころ、放課後先生たちに呼び出された。校長室だった。
から話は始まった。今更同情なんかいらない。
何か解決策はできたのか?もうその時には誰も信用も期待もしていなかった。だからか、傷つかなかった。
と教員ら全員私に向かって頭を下げた。
笑ってしまった。こんなみっともない人たちに私は勉強を、部活を、人間性を学んでいたのか、と。
私はおとなしく高校を卒業し、今通っている大学に入学した。大学は女子大を選んだ。今のところ、とても充実した生活を送っている。
そして私は、教師を目指している。
こんな貴重な経験、生かさないわけにいかない。
あんなみっともない人たちが未来を担う子どもたちの教育をしているなど考えられない。
先生たち、ありがとう
私の反面教師たち、ありがとう
私も同じ教壇にいつか必ず立ちます
みっともないあなたとは違った姿で。
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