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ラピラズリ画の作品解説

今日はこちらの絵の解説です。

「目覚め」

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珍しくシンプルな作品です。

キャンバスに下地を塗り、その上から、ラピスラズリの顔料で「空」みたいなイメージを描きました。



画材はこちらの左に写っている濃いラピラズリ。

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エジプト・シュメールの祭祀や歴史を調べていたら、ある日とつぜんに気になり、高純度の顔料を探しました。右側も純度は高し、塗ると綺麗な青ですが粉末の時には濃淡の違いがあります。




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これを使用しています。

ちなみに、京都市八瀬にある「猫猫寺」の展示画の、一コマを描かせて頂いた時に、タップリこちらを使いました。ぜひ、参拝された際は観てくださいね。

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とてもとても素敵なお寺です。



わたしの絵は左奥の天井にあります。

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「空」の絵の解説に戻りますが、私自身はパワーストーン集めをしたり、宝石など身につけるタイプではありません。


よく「パワー」とか「エネルギー」というと、パワースポットにいったり、どこかからパワーを得る様なイメージがありますが、エネルギーを貰うという行為は、一時的には満たされたり、癒されて元気になりますが、時がきたらまた戻り、魔薬とまではいいませんが、また欲しくなる物だと、、、かつて自分の体験(それに気づいた時期は「愛やパワーを、くれくれお化け」と自ら呼んでいた、しんどい時期)から感じ取りました。

ドン底の時は、そんな時期も必要だったりはしますが。。。。

実はそれら、

他人・場所・物の魅力的なエネルギー、霊力みたいなものを手放したとき。。

初めて自分の中から、自然な力が泉のように湧き出て、空の如く、とてもスッキリします。


これもまた、話すと長くなる私の体験なのですが(^^)


では、何故ラピスラズリや馬門石・黒曜石・葦を使うのか?というと、以外と私達の祖先と強く繋がっている・かつて生き伸びる為に必要だった物。。。

そこにチャンネルがあうことで、自分のルーツ・歴史・DNA・備わっている叡智・免疫みたいなものを思い出し、現実的にしっかりとスッキリ楽しく生きてほしい。。という、テーマや想いがあります。


私が特殊顔料で絵をかくときは、そんなテーマで使用しています。そして現代から古代、デジタルまで基本は何でもありで、どんな画材も大切に使わせて頂いています。


以上「目覚め」の作品紹介でした。


制作依頼もありましたら、受け付けていますのでお気軽にコメントやメッセージくださいね。


皆さまどうぞ、今日も良き一日🍀


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