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凍った背筋の肉取れろ

令和の時代に「あばばば…」と言いながら震える人間がいるかね
(挙手)

何の気なしに観ていた霜降り明星・粗品さんの動画で久しぶりに背筋が凍りついてしまいました。

私が観ていたのは粗品さんが某男性アイドルグループをディスってしまったばっかりに大量にもらってしまった誹謗中傷を紹介していく単独ライブでの動画。

怒りで我を忘れた王蟲がごとく誹謗中傷の群れを放つファンの方々の投稿にツッコミを入れながら紹介していく粗品さん、相手が触らぬ神に祟りなし的ポジションな界隈の方々だったのでハラハラしつつも笑いながら観てしまいました。

刺激の強い笑いに慣れ始めてきた頃、誹謗中傷紹介はインスタのDM編に突入しました。

序盤に紹介されていたTwitter(現X)のものから当人にしか届かないそれらは王蟲どころか巨神兵がドーン!レベルの最凶ワードが次々と紹介されていきます。

その最凶ワードの中でこの言葉を見つけたとき、私の背筋が凍りついてしまいました。

「うちらの界隈を怒らせたら何が起こるか分からないよ?」

この言葉を見たとき、私はいつぞや出先で「某2グループの違いがよく分からない」という話をしていたときに出遭った向かいの席のメンチ切りお姉さんを思い出しました。

文面から感じる気配とあのときのメンチ切りお姉さんの気配がとてもよく似ていたからです。

やっぱりあれは友好的な眼差しではなくデューク東郷的な眼差しで、あのときメンバーの名前を間違え続けていたら本当に命がなかったかもしれないんだと思うとゾッとしました。

一瞬ガタガタ震えながらも粗品さんの巧みな話芸のお陰でこの動画は最後まで笑いながら観ることができました。

笑えない誹謗中傷も笑えるネタに昇華させる粗品さんは誹謗中傷の火種となった出来事込みでロックな芸人さんだなあと思いました。

動画内に登場した誹謗中傷のファンの方々からはネットマナーやアンガーマネジメントの重要性、オタ活(推し活)についてを今一度考えさせられました。

また、これらは推す側だけでなく、推される側も考えていかなければならない問題だなとも思いました。新規顧客獲得やより幅広い活動を目指しているのであれば尚更に。

それと、楽曲が気に入って購入していた彼ら界隈のCD達はしばらく奥まりにしまっておくことにしました。

今回の動画を経て、言うて御心深き方々が大半であろう彼ら界隈のファンの方々や彼ら自体にもちょっと恐怖を感じてしまって。

しばらくの間は遠め遠めに距離を置き、違う景色や粗品さんのお客さんいじり動画などを楽しく観てきて、また彼ら界隈の楽曲や歌詞などを楽しめたらなと思います。


該当動画はこちら(視聴は心身健やかめのとき推奨)。

いただいたサポートで母を1泊2日のデズニー旅へ招待するのが夢です。