コロナ日記 3月22日

今日は朝から珍しく胸がすくような晴天。
夫は「マスターベッドルームをホームシネマにする」プロジェクトを突如思いつき、張り切って取り組んでいた。子供達は久しぶりに庭で遊び、いつもはやらないボール蹴りやスケートボードをした。外を歩く人が殆どいないので、うちの前の歩道は貸切状態。私は久しぶりに庭仕事。木をトリムしたり。お隣さんと2メートルの距離を保って(笑)お話。お隣さんは夫婦揃って定年退職した歯科医。話題はもちろん。。そしてショッキングなことを聞いた。ごみ収集の頻度が減らされ、植物・生ゴミは今週を最後に収集されなくなると。今後は生ゴミもリサイクルできないゴミとして出すことに。公共事業も減らさなければいけないので、理解できる。

ツイッターでは social distancing の忠告を無視して公園やビーチに押し寄せる人々が話題になり、ラジオでは地方に避難するロンドンの人々のことが話題になっていた。どちらも、多少なりとも共感はできる。。人混みを避けようとビーチや公園に行こうと思ったはいいが、皆が同じ考えだったばかりに、結果として意図せず人混みを作ってしまったのではないかな。地方に避難する人々に関しては、social distancing がしやすいと思ってのことかもしれないし、自分たちの所有するサマーハウスに行って非難されるなんて不本意かもしれない。ただ、ラジオにphone-in したコーンウォール住民が言うには「私の住む地域は高齢者が多く、病院の施設もロンドンほどキャパシティがない。そんなところに、ロンドンの人達が押し寄せ、ウイルスをもってくることで地元民が危機に晒される」と。これも理解できる。地方vsロンドンの対立が生まれないといいけれど… 対ウイルス作戦には団結が鍵だと思うし。

次男がnutella入りののマグケーキを作ってくれた。

NHS is ready とボリスが自信たっぷりに言ってから、1ヶ月も経っていないのではないかな。ラジオ・テレビではしょっちゅう十分な防護装備無しに患者に対処しなくてはいけない、疲れ切った医師のインタビューなどが流れる。彼らに言わせると、N H Sの準備は全くもって不十分とのこと… あれだけ分析をしていながら、実は全然準備ができていなかったという…イタリアでは17人の医師が命を落としたと聞く。医師・看護士達にとってはなんという重圧だろう。

そういえば今朝 Andrew Marr ショーにロンドン市長のサディク・カーンが出ていた。I am very clearと10回くらい言っていたと思う。そして全くクリアじゃない回答だった。私はロンドン市民でないので、あまり彼の動向に注意を払っていなかったけれど、このインタビューをみて正直幻滅してしまった。

夜は夫が設置したホームシネマで Locke & Key を鑑賞。

今日の散歩。日曜なのに、晴天なのに、殆ど人はいなかった。普段ならあちこちで歩く人、自転車に乗る子供がいるのに。ランニングする人を見かけたくらい。各家の庭からは子供の声が。social distance この町ではかなり浸透してます。

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