「私はメガネ似合わないから」をひっくり返したい
こんにちは!なこです!!
今回は元メガネ屋店員らしいことを書きたくなりました。ほんと唐突だな…
私は新卒からメガネ屋の店員としてお客様のメガネ選びに日夜明け暮れていたのですが、ずっっっと思っていたことがありました。
「私メガネ似合わないから~」って言うひと多すぎない?
誇張なしに週3くらいは耳にしてたと思います。
これは思い込みの可能性もありますが「メガネ=オシャレになれない」みたいな風潮が未だに残っていませんか?
利便性もあるとは思いますが、お話しすると外出は絶対コンタクトレンズだからメガネは家でしか使わないというお客様が多いんですよね。だから度数もあってなくて不便な状態でも何年も使い続けたり…
なかには寝るとき以外常にコンタクトレンズをしていてメガネは持ってないという猛者も…(恐ろしすぎる。よいこはまねしないでね!)
人それぞれ似合うメガネは絶対あります!これは働いてて確信しました。
もっとたくさんの人にメガネのおしゃれを楽しめるようになってほしいんです。
なので似合うメガネが見つけやすくなる豆知識を紹介したいと思います!
あくまで元店員が働く過程で体得したものです。超個人的な考えなのであくまでも参考程度ですが…ただこれでお客様に喜んでいただける提案ができていた自信はあります。
メガネをかけることにネガティブなイメージを持っている人がこれを読んでちょっとでもメガネを好きになってくれるといいな~!
1.とにかくかけてみる
選ぶためにまずこれは絶対にやった方がいいです!とにかくかけまくる!
というのも陳列しているのと顔の上にあるのとではメガネの印象が全然違うんです。
見た目小さそうだったけどかけてみると思いの外大きいぞ…とかよくあるので。
フレームの色も肌色の上だと全然違って見えるんですよ。
おおげさでなく店のメガネ全部かけてやるぜ!な気持ちで行ってしまって全然オッケーです!
会社の方針や店内の忙しさによって差はあると思いますが、店員さんもお客様があれこれ試す様子を観察しています。
そしてどんなメガネが似合いそうか、好みはどんな感じかを考えて提案してくれるはずです。
私も店員時代はそうやっていました。
メガネをかけてみれば自分の好みもわかります!
ノープランな方ほど片っ端から試すのがおすすめです!
そして鏡で見るのも良いのですが、個人的にはスマホでの自撮りをするとものすごくわかりやすいです。メガネ外すと何も見えない人(私とか)でもちゃんと試着した姿を確認できます。
自撮りだと頑張れば横顔も撮れるし、ちょっと離れたところから人に撮ってもらうのも参考になりますよ。
念のためお店の人には一言確認してからやってみてください!
2.サイズ感が大事
かけたときにまずチェックしてほしいのがサイズ感です。むしろここさえ合っていればもう似合っていると言っても過言ではない…
メガネをかけて鏡を正面から見たときにメガネの正面(フレームのうち、耳にかかるテンプル以外のレンズが入った部分)が自分の顔幅とほぼ同じくらいかちょっとだけメガネの方が顔の内側に収まるくらいがきれいにかけられている目安です。
ここを意識してあげると見た目が良いのはもちろんずれ落ちにくくなるのでかけ心地も良くなるんですよ!
ちなみにテンプルがこめかみに食い込むのは小さすぎて痛くなりやすいし逆にずれやすいので要注意です。
余談ですがメガネによる小顔見せを狙うならメガネの幅と顔の幅をほぼ同じくらいにするのが一番効果あると思います(個人の感想です)。
3.ちょっとの違いで大きく変わる!
これは形、大きさ、太さすべてに言えます。
例えば一口に丸メガネと言ってもよく見ると正円に近いものや逆三角形の要素が入ったもの、ほんの少しだけ楕円のものなどさまざまな違いがあります。
そのなかでどれが似合うかは人それぞれ変わってきます。そして素材と色、質感の違いも見逃せません。
メタルのフチとプラスチックっぽい(=セルフレーム)フチ、濃い色か薄い色か、太いか細いか、ツヤありかマットかなどなど…
大体の目安として「フチが太い、丸っぽい形、上下の幅が広い」などがカジュアルに見えやすく、「フチが細い、角ばった形、上下の幅が狭く細長い形」だとお仕事などかっちりした雰囲気になりやすいです。
もちろんさまざまな要素による例外はたくさんありますが。
「置いてあるとオシャレなのにかけるとしっくりこない…」などは店員さんに似たような雰囲気のメガネを色々持ってきてもらってかけ比べるといい形と出会えるかもしれません。
同じ形でも色によって似合う似合わないが変わることもよくあります。とにかくたくさん試してみてください!
4.最後に
書き始めると伝えたいことがとにかく多くてまとまらなくなってきました…
接客でお伝えしていたことを文字に起こそうとすると大変ですね。
これ実際店舗でメガネかけてもらいながら話すとめちゃくちゃわかりやすいんですよ!目に見えて変化するからかけ比べるのも楽しいし!
接客する方が早いな…(本末転倒)
メガネって自分をどんな印象に見せたいかで選び方が変わってくるんですよ。
自分にない要素をメガネで補うか、顔のイメージと近い要素のメガネで存分に魅力を活かすか、これだけで選ぶメガネが正反対になることもあります。
童顔で丸っぽく優しそうな雰囲気の人を例に書いてみます。
この人が「仕事でより知的かつかっこよく見せたい」なら、メタル素材で細身の四角いフレームなどが「似合う」かもしれません。
逆に「優しそうな可愛らしい感じに見せたい」なら、「似合う」のは丸っぽくて大きめなセルフレームかもしれない。
最初からなりたい姿をイメージできている必要はありません。
たくさんかけているうちに「このメガネをかけた私の姿好きだな〜」と思えるはずです。その好きを集めることでなりたい姿が作られていきます。
もしたくさん試してもよくわかんないと思ったら、店員さんに相談してみてください。きっと力になってくれるはずです。
なんなら私も相談に乗りたいくらい…お客様と一緒にメガネを選ぶのは一番好きだったの…
みなさんが楽しんでメガネをかけられますように!!
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