改善 の「型」
こんばんは。
一人QC活動を進めていくわけですが、まずはやり方を整理しておきます。
改善の「型」
改善を進めていくには4つの「型」が存在します。
①問題解決型
…現状レベルと狙いとの間のギャップを埋める場合
➡重要な問題、慢性的な問題、突発的な問題
②課題達成型
…狙い達成のために、新たなやり方を創出して、課題を達成する場合
➡新規業務、新しいやり方が求められている場合、大幅な現状打破
③施策実行型
…現状把握により、「何をどうすればよいか」がほぼ見えてくる場合
➡現状把握により、主要因or対策が見えてくる場合
④未然防止型
…起こりそうな問題を洗い出し、事前に対策することで未然に防ぐ場合
➡「起こった」問題ではなく「起こりそう」な問題を対象にする場合
この「型」によって、手順の進め方が変わってきます。
そのため、どの「型」で進めるかを正しく把握しておく必要があります。
問題と課題
今回は「起こった」問題に対していろいろと策を打っていこうと思います。
そこで重要になるのが 問題 or 課題 の判断。
JIS Q 9024 では、次のように定義されています。
問題
…設定してある目標と現実との、対策して克服する必要のあるギャップ。
課題
…設定しようとする目標と現実との、対策を必要とするギャップ。
図に示すとこんな感じ。
目指している状態が、すでに決まっているものなのか、新たに決めるものなのかを、しっかりと把握することが必要ってことですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?