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屋根裏断熱をしてみた話

一番苦労したのが屋根裏断熱です。

この記事はそのDIYの記録。というか、もはやDIYのレベルなのだろうかと思ってしまいます。


元々石膏ボードの天井がありましたが、天井は落としました。

その時の事はこちらの記事にチラッと書いてありますので興味があれば一読を。

天井を落とした結果、屋根裏の半分くらいに昔のグラスウールがへばりついていました。

今もあるのかもしれませんが、昔のグラスウールは細いガラス片が使われているため下手に触ると手に刺さりチクチクします。子供の頃のトラウマです。

そんな時には革製の厚手の軍手があると安心して作業ができます。

こういうものです。ホームセンターで見かけたことはあると思います。

よく見る白い軍手ではなく革製の300円程度の軍手なので1つは持っておくことをお勧めします。


色々調べた結果、屋根裏は湿気が溜まりやすいらしく、そのまま放置すると木材が腐って屋根に穴が開いたりしてまずいことになるらしい。

そのため、外壁から空気が通る道が設けられており、自然換気か強制換気によって屋上から外に排出する構造だそうです。

軒下に穴が開いたベニヤが付いていたりするのは屋根裏の通気用だそうです。


なので、まずは空気の通り道を確保します。ちなみに正しいかどうかは知りませんのでご注意を。

白いものは透湿防水シートです。

元々あった垂木の下に貼り付けていますので通気用のスペースは45mm程度は確保されています。

どれだけスペースがあれば良いのか情報が見つからなかったのですが、さすがに45mm近くあれば問題ないと思います。

本来、雨漏りを考えると透湿防水シートの取り付けを室内から行うのでしたら上から下に貼っていくべきですが、高い所は4m近くになります。

後々問題が発生するかもしれませんが、高い所は怖いので下から張っていきました。

もし、雨漏りが発生したらどうなるかは想像できると思いますが後の祭り。

その時はその時の自分に任せます。

とりあえず野地板と透湿防水シートの間が通気層として、スペースを確保されました。

そして垂木。垂木?の上下逆バージョンですね。母屋の下に45mmの角材を設置して断熱材を配置するスペースを確保しました。

母屋に接触する部分はカットしてビス止めしています。

こうしてスペースができたところで断熱材を設置していきます。


我が家は寒冷地だと思われるので、断熱材の厚みはどれくらいが適切なのか。この頃は調べてはいたのですがよく判りませんでした。

ホームセンターで用意した断熱材は50mm厚のお安いものです。

まずは横方向に断熱材を取り付けていきます。

固定はタッカーというホチキスのようなものを使用しましたが、安物のタッカーは刃がよく詰まります。

この頃は少しづつしか作業できなくて、合間合間に他のこともいろいろしていました。

壁に断熱材を入れたり、丸太の梁や棟木に防腐塗装をしてみたり色々ですね。


屋根裏に横方向に全て断熱材が入ったところで今度は縦方向に入れていきます。

合計100mm厚の断熱は屋根裏だけとなります。

一通り取り付け終わったら今度はホームセンターで手に入れた防湿防水シートを張っていきます。

農業用に使うものっぽいですが、防湿防水だったのでいいかな~という程度の認識です。

黒いものは気密テープです。外気が入らないように防湿シートの重なる部分は全て貼り付けます。

ただでさえ隙間が多い築古の建物なので、せめてDIYした部分だけはと思い気密を取っています。

どれだけ密閉できたかは判りませんが、少なくとも今までよりはるかに良くなったはずです。

この作業が終わったのは11月20日頃だったかと思います。

リビングや脱衣所、洗面所付近の壁にも断熱材を入れましたので、実質断熱材を入れる作業は11月20日で完了といったところです。

もちろん防湿防水シートを張っていますので気密化もしてあります。

ですが、この寒さでもカマドウマがその辺りを闊歩していますので、どこかに隙間はあるのだろうと思います。春になれば蟻も出てくるのでしょうね。

この頃になるとnoteも始めていますので、他に行った作業は詳しくご覧いただけると思います。


屋根裏は現在もそのままの状態なので断熱材が丸見え状態です。

というのも、とりあえず一冬様子をみてあまりにも寒いようなら断熱材をさらに追加するかもしれないので、そのままにしております。

雪を数回経験した今のところ、断熱材の追加はしなくて良さそうですので、杉板。というか野地板を製材した板を張っていくのではないかと思います。


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