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トランペットの練習日記2023年11月28(火)

 昨日のトランペットの練習を振り返ります。昨日は主に2つのことについて着目しました。高音域の苦手克服と初見合奏、すなわち、新曲視奏の苦手克服についてです。音の立ち上がりについても、少し練習しました。
 まず、高音域の苦手克服について記します。以下の記事で触れた「低い音をしっかり吹けば高い音が出るようになる」というアドバイスについて懐疑的になりました。いや、このアドバイスに対する自分自身の解釈について懐疑的になりました。

 そもそも、私にアドバイスしてきた方々は「しっかり」という言葉をどのような意味合いで使っていたのでしょうか。また、自分自身は「しっかり」という言葉をどのように解釈してきたかについても考えました。私は「しっかり」吹くと言われ、大量の息を楽器に吹き込み、大音量で吹くことを無意識のうちにイメージしてきたと気が付きました。未だに高音域は苦手であることを踏まえると、おそらく私は「低い音をしっかり吹けば高い音が出るようになる」について正しく解釈できていないです。愚かなことに、自身の解釈を昨日まで疑ったことありません。「低い音をしっかり吹けば高い音が出るようになる」(に対する自身の解釈)を信じて、大音量での低い音の練習を何度もしてきました。この続きについては、別の投稿で詳しく記すつもりです。「高校生のころ、吹奏楽部で『低い音をしっかり吹けば高い音が出るようになる』って言われた2」というタイトルの投稿を今日か明日にでもします。
 続いて、新曲視奏の苦手克服について触れます。先日、一般の吹奏楽団で練習体験をさせていただきました。その日、目にした楽譜は全て初見でした。惨敗でした。新曲視奏への苦手意識は、私の場合だと次に述べる2つのことが原因だと推測しました。即座に譜読みができない部分が多すぎることと、譜読みができた部分に対しても練習ゼロの状態で応じられるほどトランペットの基礎的な技術がないことです。このような2つの原因への対策について、これを書きながら思索してみました。
 第一に、譜読みができない部分が多すぎることに関しては、苦手な楽譜の特徴を具体化し、それに該当する練習曲をコールユーブンゲンで視唱して対策してみます。該当する実際の楽譜で練習するのも適切な練習かもしれません。私が苦手な楽譜の特徴は、慣れていない拍子とリズム、読み慣れていない音域、慣れていない調です。新曲視唱の力を養い、楽譜を見て脳内で再生できるようになれれば克服できそうな気がします。あとは、楽譜が簡単でも、曲の全体像が見えにくいパート譜も苦手です。これに関しては、コールユーブンゲンとは別のアプローチが必要と捉えています。吹奏楽におけるトランペットの基本的な役割について調べた上で、目の前のパート譜がトランペットのどの役割に当てはまるか、それとも例外か、を見極める力を養うアプローチが適している気がします。苦手な楽譜の特徴を克服することは時間がかかりそうですが、対策すれば克服できそうなので、一歩ずつやってみます。
 第二に、譜読みができた部分に対しても練習ゼロの状態で応じられるほどトランペットの基礎的な技術がないことに関しては、半分どうしようもないかと諦めています。初見合奏の瞬間に、トランペットの技術不足について思い煩っても気持ちが沈むだけです。ですが、初見合奏のときにできることもあると思っています。初見合奏の瞬間に、その曲を演奏するためには足りてない自分の技術を具体化することはできます。また、初見合奏の瞬間に、とりあえず演奏できそうな部分をピックアップして、その部分は確実に演奏することに考えをシフトするのも個人的にはアリだと思います。
 このように初見合奏、すなわち、新曲視奏への苦手克服への道を思案してみました。これらは、あくまで試案なので、いまいち効果がなければ、再び策を立て直すつもりです。
 最後に、音の立ち上がりについても、少し練習しました。音の立ち上がりは、自分自身でも改善点と認識しているし、先日の合奏で指揮者の方に指摘していただきました。指揮者の方からの助言は、楽器を吹く準備が完了した状態で、楽器を吹き始めることです。その助言は、腑に落ちました。簡単なことなのですが、実際に習得しようとすると意外と難しいです。今のところ、習得できていないので、次回の合奏前か後に指揮者の方に見ていただきたいです。
 このような感じで、高音域の苦手克服と初見合奏、すなわち、新曲視奏の苦手克服についての練習が昨日のメインでした。音の立ち上がりについても、少し練習しました。まだまだ未熟ですが、着実に上達している日々が楽しいです!

読んでくださってありがとうございました!!


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