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ボードゲーム『インカの黄金』で得られること。

note4日目。

突然ですが、ボードゲームはお好きですか?
コロナによる外出自粛ムードで、今一度注目されているようですね。
そんなこんなで!先日、メンズ5人が『インカの黄金』というゲームに興じているところに潜入してきました(笑)

『インカの黄金』は、簡単に言うとお宝さがしの冒険ゲーム。お宝がざっくざく出てくるのか、災難に見舞われてしまうのかは引いたカードで決まります。
はじめはプレーヤー全員で冒険にでかけ、お宝が出てくる度に山分けするのですが、進んでいくほどに危険性も高まっていきます。
そこで、イベント発生ごとに、冒険を続けるのか/帰るのかをそれぞれ選択できるのですが、帰る決断をするとお宝が確実にもらえる上に大きいお宝を独り占めするチャンスにもなる反面、これ以上増やすことは望めない。進む決断をするとさらなるお宝を期待できる反面、災難カードが出た場合にはこれまでのお宝も置いて逃げなければならない…
という、一回一回の選択にドキドキするゲームです!

5人の中の経験者が未経験者にルール説明をしようとしますが…
テント(ゲーム付属品)を頭にのっけてみる
お宝の石(ゲーム付属品)をはじいて遊び始める
なかなかスタートできない男子あるある(笑)

「聞くだけだとつまらないから、とにかくやってみようか?」という提案で、ようやく雰囲気が整ってきました。

ゲームの進行を見ていて思ったこと…
『インカの黄金』、勉強になる!!

そこで、私が感じたポイントを書き溜めておこうと思います。

1.わり算を体得できる

お宝を山分けする機会がある度に、わり算をする必要があります。分けられる石の数も分ける人数も場面によっていろいろなので、低学年の子は特に鍛えられますね。実際、最年少が計算しているのをみんなで待ってあげたりして「この子たちわかってるな~」と思いました。

2.確率をなんとなく知れる

障害カード(災難がおこるカード)が全部で5種類3枚ずつあって、うち同じ種類が2枚でると冒険が終了してしまいます。大きい子が「まだこいつが出る確率低いから大丈夫!」なんて発言しているのを聞いて、なんとなーく小さい子も確率に触れる経験になってるなと思いました。

3.しれっと「等価交換」をしている

宝石がざっくざく出てくるゲームなのですが…意外に石の総数が少ないんです。実は、ベースの石は緑色なんですが、緑5つ分にあたる黒の石、緑10個分にあたる金の石があって、ゲームを進めて石が不足してくると、いわゆる銀行と交換する場面が出てきます。いや、できるだけ金の石と交換したがっていたのを見ると等価ではないのかも・・・(笑)

4.記憶力が鍛えられる

そしてその交換する時は、誰がどのくらいの石を持っているのか確認できちゃうチャンス。もらった石はテントの中で守って他人に知られないようにするんですが、ガチで勝とうと思ったら、プレイヤーのそれぞれの石の数は覚えておく必要があります。これをしようと思ったらかなりの集中力が必要に!

5.人を読む経験になる

盛り上がるのは、宝が出るか災難が出るかのカードをめくる瞬間と、みんなが冒険を続けるか抜けるかをいっせいに確認しあうタイミング。「俺は勇敢だ」とか「ここら辺でやめておこうかな」などと言いながら、みんなそれぞれの性格を思い出したり手の動きに注意したり。なんか大人しいと思ったら当然続けそうな場面で抜けてしまったりと、「きっと〇〇くんは〇〇だろう!」と考えを巡らせる時間になります。

6.思考を発言したり駆け引きを試せる

その中で(自分だけ抜けて宝を独り占めするため)みんなが冒険を続けるように「まだ2桁のお宝カードが全然出てないからそりゃあ続けるっしょ。」とか「ここでやめるチキンはおらんよね」などといった駆け引きが行われます。

7.イマジネーションがあるとより楽しい

そして、カードに描かれた絵をもとに冒険感を共有できるとこのゲームはもっと楽しい!ムードメーカーの出番です。勝負に勝つより活躍できるかも!(笑)

以上、私が思った『インカの黄金』7つのポイントでした♪

楽しく遊んでいる間にいろんな力が磨かれるボードゲーム。
これからも子ども達がたくさん遊んでくれたらいいな~! 


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『放課後あそ部』は、思いのままにあそび知らぬ間にまなぶ、放課後の場。
その日気分に合わせて選べるようにボードゲームもいろいろ取り揃えています。明日は何して遊ぶかな?

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