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お金を稼ぐ事


「お金を稼ぐ事」=社会人だと思って、人よりも早く社会人になった

学生時代から、アルバイトなどお金を稼ぐ事を早くから経験していた。
元々私が生まれた家は裕福な家庭ではなく、自分で使うお金を作る為に社会人になったという理由もある。

そんな気持ちで働ける場所を選ばず、就職した。

そんな気持ちで就職した会社は、今思えば かなり変わった会社だった。

そんな変わった会社での仕事は、製造部門での作業者だった。

しかし、この会社との出会いこそが
私が物作りに携わる第一歩となったのである。

今ではこの選択が、天命だったと感じている。

初めのうちは、一作業者にも満たないタダの普通の社員だった。
生産設備のオペレーターではない物の、誰かのサポートを勤務時間中にしているだけの社員だった。

そんな私が、ふと変わり始めたきっかけがあった。

それは、先輩の背中だった!

目指したい憧れる背中!

と言うと思っただろうか?

そんな理想の背中とは、真逆の背中だったのだ。

3年以上の経験を持った先輩なのに、始めたばかりの自分があっという間に抜いてしまった。一見そのようなマイナスな経験で、なぜか私は物作りが面白くなってしまったのだ。

特に面白く感じたのが、溶接というものだった。

金属を溶かして接合する。そんな技術を身に着けたいと思い始めた。

そんな時、これまた偶然素晴らしい出会いが訪れた。

それは、日本一の溶接職人との出会い。

私たちは日々普通に暮らしていれば、溶接職人と出会う、という事は滅多にないと思う。
しかし、私はたまたま就職したとても変わった会社で、変わった仕事に触れる事が出来た。

そしてどんな仕事なのかよりも、その溶接職人と仕事をする事が、当時の私は楽しかったのだ。

大企業でロボット化された技術も見ていたが、

ロボットよりも断然『良い仕事』だった事が憧れるきっかけとなった。
そして仕事への思いが、職人になる事へ変化していった。

この出会いこそが、想いや目線、今でも製造業のコンサル等に大変役に立っている。

ちなみに、溶接職人としては技能オリンピックに推薦される程度には到達出来た。

溶接士・溶接指導者・溶接管理者として、資格等一通りの事は従事し「THE・職人人生」を始めた頃、会社が変わって行った。

振り返れば経営陣の戦略的な考えなのだが、合併・拠点の変更などの変化が行われた。

そんな中、もっと職人として溶接だけの時間を増やしたい!
私の心をそんな想いが強く動かしたのだ。

この変わった会社から溶接をもっと行える会社に、変わって行った。
ここの変化を選択出来た事は、自分にとって大きなプラスとなった。

元々、体で覚える・行動第一の様な考えを持っていて、経験をする事で覚えていく事が大事だと思っていた。

経験をする!試してみるについては、これからも多くの場面で触れる事となるので覚えていて欲しい。

この頃は、がむしゃらに経験する事を欲していたと思う。

また、今後の記事の内容でも経験する為の選択が随所に出てきます。

そんな社会人スタートから書き始めます。

また、次号の変わっていく会社員をお楽しみに!

サポートよろしくお願いします 。 充実させる為に、頑張って準備しますね(^O^)