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環境変化

最初に説明しておこうと思う。
ここに記載する事は、実体験をどう感じていたか・振り返ってどう感じるか、そんな事を中心に記載している。

前の記事に書いた転職による変化が有った、
しかしそんな環境の変化を記載しようとは思っていない。それでは普通な内容だしつまらないから笑

では、どういう事かというと
私は最初に就職した会社から、溶接職人として様々な業界の仕事に携わった。
ライフライン(水道・電気・ガス)や、車・バイク・船・電車にも携わった。そんな幅広い業種に携われた会社なので、今思うと本当に変わった会社である。

そんな中で、私は特に電力関係を多く携わらせてもらった。
大手顧客の要望等、製造部門の窓口となり始めていた。
そんなときに、私は初めて部下を持った。

多くの良い仕事をする為に必要な技術を、さらに別の人に教える。
正直に言えば、抵抗もあった。
それはなぜか。

「職人の世界」は、見て覚えろ、という考えだからだ。これは今も浸透している考えの1つでもあるのではないだろうか。

ところが、私は覚えるのが上手いのか、教えるのが上手いのか
部下はどんどんと上達をしていったのである。
やがて、任せる事でめんどくさい仕事を改善する為の時間が作れるようになっていった。

任せる考え改善する環境作り、そんな風に2つの目を持つ考え方に変化していった。

この頃には、悩む・調べる・真似てみる・解決したか・していないなら
別のアプローチは無いか調べる~~~の、サイクルを思い描きながら行動していた。今思えば、職人の世界のPDCAである。

職人の世界でも、ただ何となく出来てしまう事は、ちょっとした事で調子を悪くする。そんな事があり、なんとなく出来た!ではなく、どうして出来たのかを理論的に整理しながら、覚えていった。

そんな考える癖がとても良い癖となっていた。
人に教える時にポイントを明確に教えるにも、非常に役立った。

そうしてめんどくさい仕事(機械の操作)にも、解決の目途が立って来た!

当時は他部署への協力が出来る環境ではなく、自分で出来る事を少しずつ進めていくしかなかった。
そんな中、状況は新入社員の研修で開花する。
それは、生産技術部の新人研修の時だった。
めんどくさい仕事の改善案をそれとなく、話・検討していたのだ。

しかし非常に優秀な人なのにも関わらず、研修後は社内の経験値の無さで提言すら出来ないような状態だった。
やがて、大きなプロジェクトが生産技術部で始まった。
そんな時、指導の出来ない上司は新人を半放置した。
自分にとっては、してくれたと感じていた。

彼は、役に立つと思うことを実行す自由な時間を手に入れた。
そして、直ぐにめんどくさい仕事の大幅な改善を共同で計画した。
機械の半自動化となる計画書を作り、稟議も通した。

計画書を作って、1年も経たないうちに完成し成果を上げた。
その頃、上司・経営者は放置していたのに、変化した事に気が付いた。
何とも幸せな人達だ。

そんな計画書・稟議・効果を経験し、作業者では出来ない改善に興味が湧いてきた。

変わるから変えるになって来ていた。

そんな経緯から、次のステージへ変化していく。

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