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翔んで埼玉滋賀編、観てきた(ネタバレなし)

正しいタイトルは
『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜』
です。

前作は関東で暮らしていた頃に鑑賞済み。
その続編を観る時関西の民になるとは
当時予想もしていませんでした。

今なら微妙に東西のローカルネタの
どちらもぼんやり分かってしまうという
微妙なステータスで、
分かるポピュラーネタが大多数だけれど、
少数分からないこともまだ残っていて
期せずしてバランスの良い目線で
楽しめました。

前作がよい思い出であったことは
覚えています
しかし私呼んで
「ジャンル・頭空っぽマジックコメディ」故、
続編を目の当たりにして
もはやこれまでの何もかも覚えていない事態。

一生懸命振り返ってみたものの、
シャークネードシリーズのほうが
まだ覚えていることが多くて、
複雑な気持ちになりながら
映画館に行ったものです。

また、まるで思い出せないし
計り知れない気もしてなりませんが、
地元ステレオタイプネタコメディが、
宝塚ホストBLの世界観とセットであるのも、
語るまでもない、
自明な宇宙の真理なのでしょう。
知らんけど

というわけで
前作観ていないという方も100%安心です。
深く考えずに頭を空っぽにして観に行けば
空っぽを得て満足するでしょう。


個人的おすすめポイントを
ネタバレなしでまとめてみました。


・迫力ある圧巻の演技の無駄遣い

・地元民がビビっと反応して
 ジメジメした声で笑ってしまうような
 鉄板ネタの絶妙なチョイスとタイミング

・「これはやってほしい」と
 期待されるような地元ネタが
 ひと通り盛り込まれている一方、
 不意打ち飛び道具のようなネタと
 使い方もちゃんとあってバランス良い

・前作通り、くだらないことを厳選し
 全力でふざける話であるものの、
 主軸と設定と構成が不必要なまでに
 きちんと筋が通っていて、
 見事解決めでたしめでたしスッキリ
 (奇妙な悔しさも伴って)

・疲れた自分がひどく悪趣味な夢でも
 観てるのかな、と長めのシーンの途中で
 急に心配になれるというユニークな体験

・映画館を出ると妙に日常が尊くなり、
 日々の暮らしにポジティブな気持ちが湧く

・家族や友人など親しい間柄の者同士で
 観に行き、感想戦で楽しくツッコミを
 心行くまで交わせる内容が満載

・通常映画鑑賞後ひとつやふたつくらい
 文句や異議を申し立てたい点は
 個人の感想として出てくることは
 自然なことであるのにも関わらず、
 なぜかいつもより心が広くなり
 こまけえこたぁはいいんだよ判定全開で
 「ん〜面白かった」と全肯定して終わる

という感じです!
気になるようであれば、
観に行っちゃって正解です。

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