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【#9】留学先でやりたい99のこと(後編)

書き手殺しのこの企画も終盤戦へと差し掛かり始める。え、もうドイツついてるじゃんって?着いたからこそ見える景色もある。そうポジティブに言い換えていく心を持っていたい。

本日はともだち編、SNS編、の2つ。10コずつ小出しにしていくスタイルにすれば良かった。記事の企画考える手間も省けたのに。今更後悔しても遅いのだが、やはり初めてのことはなんでも難しい。

前編、中編を読んでいない方はそれぞれこちらから。もちろん今日の分から読んでも何も問題ありませんよ。

それでは本日もスタート!

[61-70]ともだち99人できるかな

超逆境留学バトル‼

61「ドイツ人のともだちを作る」

ドイツに来たからにはドイツ人の友達を作るべきでしょう。目下、私の頭を悩ませているのは、現地大学の日本語学科のバディがいたりルームメイトがドイツ人ですごくいい人だったりと、もうコレ達成ということでいいのではないかと思ったり。ただ、ともだちは99人まで到達したい。道のりは長い。まだ全然満足してませんよ。私は。ここで陽キャに生まれ変わる。その決意で私はここに来たのだから。

62「日本人のともだちも作る」

ドイツで出会った日本人のともだちが出来たら、町の中で唯一気心が知れて助け合うような存在になるのでは、と思いまだ日本にいる3月にこの目標を立てたのだが…

着いてみると仰天。恐ろしいまでに日本人が大量にいる。どうも日本の多くの大学が協定校として留学生を派遣しており、おまけに市内に別にある語学学校に留学してきている人までいるので、もはや駐在コミュニティ化している。

油断すれば、日本人だけでつるめてしまう環境の衝撃。なので正確な目標として若干の修正を加えると、「日本人のともだちは欲しい。ただ、日本人同士でつるむような人間にはなりたくない。」

63「ドイツと日本以外の国から来たともだちも作る」

留学奨学金の面接で「私はドイツと日本の架け橋になりたいです」と言った人とは絶対にともだちになりたくない。というのが、ともだちもロクにできやしないのに無理してイキがる私の留学ポリシーである。

そういうこと言う人に、私は「あなたはカササギですか?」と聞きたい。つまり「七夕の夜に織姫と彦星を合わせるためだけに踏まれに行くアイツですか?」と聞きたい。すでに国交があって貿易関係も発達しているのに架け橋ってどういうことか問い詰めてみたい。というか「”カササギ”漢字で書けますか?」と聞きたい。「鵲」って書くて義務教育を卒業した誰でも知ってることでも、「架け橋になりたい」とかいうやつに限って知らない。まずは日本文化を勉強し直してからそういうことを言えよ。

ちなみに私は予測変換で「鵲」と打ちましたが、そんなことはさておき、日本とドイツの架け橋なんかに留まらず世界の架け橋ぐらいを目指すぐらいがちょうどよい。

後藤輝樹を見ればわかる。毎回選挙の度に趣味の悪い選挙ポスターを出し、気色の悪い政見放送をしている、あの後藤輝樹。将来の夢は世界政府の大統領だと言ってる。日本じゃ、将来大統領になりたいと言ったものなら、「日本は国家主席は大統領じゃなくて内閣総理大臣ですよ~ベロベロヴァ~」と言われてしまうのに、まだ実現されていない世界政府の大統領だと言っている。まぁ、「ベロベロヴァ~」は言っても、「日本は国家主席は大統領じゃなくて内閣総理大臣ですよ~」は言わないだろうという批判は甘んじて受けよう。

「いや、逆だろ」と思ったみなさんは、それぐらい受け入れらる広い心を持つべきである。私は世界の架け橋となるべく、様々な国の人と友達になるのだ。

64「ともだちでG7結成できるようにする」

さて、世界のいろいろな国々の人ともだちになると言ったはいいものの、世界にはおよそ200以上の国と地域があるわけだから、200か国をコンプリートする道のりは長い。

というわけで今回は手始めに、ともだち同士でサミットが開ける様に、G7の国々の出身の留学生たちとともだちになろうと思う。現状の進捗を説明すると、カナダ出身の留学生があまり見つかっていない。

世界の平和と経済協力のために、私に力を貸してくれるカナダ人留学生がいましたらご一報いただけますと幸いです。

65「大学以外のところでもともだちを作る」

さて、大学では授業での関わりがあるので、私が陰キャ力を十二分に発揮しない限り、ともだちができるのではないかという予感がある。だが、ともだちを大学の外で作ってこそ、プロのともだちというものである。

具体的なところでいうと、大学の外のサッカーチーム、ヒッチハイクで乗せてくれた人、犬散歩させてるおばちゃん。おばちゃんはおばちゃんでもメルケルさん。ともだちになってくれないかなぁ。個人的G7の筆頭候補なんだけどなぁ。

65「現地のともだちと飲み会に行く」

現地のともだち、というのはグレーな表現を使ったのは、保険をかけているから。現地でできたドイツ人のともだちかもしれないし、日本人のともだちかもしれないし、それ以外の国のともだちかもしれない。と、達成できないかもしれないと思っていた3月の懸念はどこ吹く風。

何と入寮初日にルームメイトにパーティーに誘われたので達成。うーん。あっけなく達成。なのでこちらも目標変更。現地のともだちとナイトクラブに行く、に差し替え。ただ、初日のパーティーで知り合った人にクラブ行くとき誘うねとは言われている。

人にやさしく、自分にもっとやさしく。

66「現地のともだちの部屋に遊びに行く」

ずっと実家暮らしだったことを言い訳にしたいのだが、多分ひとり暮らしかどうかを問わずに、人付き合いが上手な人はともだちの家に遊び行くということは容易なことなのだろう。学部の1年生のころ、はじめてともだちの家に泊まったときには、私は本当に緊張して8時間しか寝られなかった。いや、9時間だったかもしれない。

とにかくこの目標に関しては、日本人のともだちと成し遂げても、ただの日本人会の行事でしかないので、外国人のともだちの家に泊まるという縛りで挑戦する。眠れぬ夜というものは今までなかったけれど、喋れぬ夜というのもまた想像がつかないものである。

達成条件としては、相手方の家に泊まりに行ってなおかつ相手にもうちに泊まりに来てもらう、Twitterでいうところの相互フォロー状態になって初めてクリアである。ちなみに、私の寮の部屋には来客者用の宿泊設備(布団等々)はないので、人口芝のマットの上にヨガマットをひいたところに寝てもらう必要がある。ほぼ軍隊である。なのでぜひ軍務についたことがある方とともだちになるのが好ましい。

そういうことをいうと、相手は普段からテント泊かもしれないが…

67「現地のともだちと旅行にも行く」

私はひとり旅が全然できてしまう類の人間だ。以前、卒業研究に関する調査のために東北に行ったときも、現地で色々な出会いはあったのだけれど、とりあえず行き帰りはひとりで車を運転して帰ってきた。(眠くてともだちに電話をかけたのはナイショ)

ひとりで旅をすれば、迷惑をかける相手は自分しかいないから気兼ねするものがなくて自由ではあるのだけれど、いい加減独身貴族というか高等遊民というかの振る舞いは卒業した方がいいなと自覚してきた。もう少し人と関わりながら生きていこうと思う。

新婚旅行で夫婦仲が悪くなったという現象を聞いたりするように、旅行というのは人の本性が見えるイベントだ。というか基本的に、旅行というものは人間関係にダメージを与える可能性が大きい。特にアクシデントがあれば、たいてい雰囲気は悪くなる。アクシデントがなくても悪くなる。晩ご飯のタイミングをなににするか、いつ切り出すかお互いタイミングを伺いあうだけでイラついてくる。要するに、何をしようがしまいが人と人とが旅行に行けば、人間関係はギスギスし始める。

人間関係にギスギスという擬態語を使うことにすらムカついてくる。なんだよギスギスって、実生活でそんな音一度も聴いたことねぇよ。歯車が油さしてなくて軋んでる音にメタファーしてるつもりかなんかなのか?と、どうでもいいことにオラつき始めたことすら、笑い飛ばせる関係性がないと旅行することは厳しい。逆に、それができるともだちは、一生のともだちになるだろう。

そういう人に、私はなりたい。

宮沢賢治力高い人と旅行するぞ。なお、旅行は1泊以上のものを旅行と定義する。喧嘩中の人と同じ宿泊まるのはホントにツラいから、難易度は99個企画の中でも屈指だろう。もし、あつぎとヨーロッパでサイコロの旅をやるぞ、という猛者がいることを願おう。

69「世界のことばで下ネタを教わる」

男性読者諸賢に言いたい。こんなことを時折思うことはないだろうか。

エロは世界を救う。

そんなことを本気で思っている人がいるのなら速攻くたばったほうがいい。愛は地球を救わなかったのに、ましてやあなたの下品な発想で誰も救えるわけがないに決まっている。早く駅前の慈善団体に月額500円から支援を始めた方がよほど役に立つ。

下ネタは世界共通言語だ? バカを言え、下ネタの多くは女性を客体化して性的に消費することと表裏一体の関係にある。顰蹙を買うことのリスクの方が大きいだろう。ホモソーシャルな連帯の中に入ることで、誰かと仲良くしようなどということは、同時に誰かを搾取することに繋がりかねないだろう。

そこまでしてまで、ともだちとは増やすべきものでもない。だから、これはどうにも話題が無くなったときの最終手段だ。英語は喋れるつもりでいたけど、そんなに大して喋れなかったし、英語の飲み会のノリはわからない私の、どうしてものときの奥の手としてこれは使うこととしよう。多分お互いに話題が尽きたているときは、イヤでも盛り上がるだろうから。

私が紹介する日本の下ネタは「おきんたまでかお」。

70「ともだちと一緒にセルフィーを99枚撮る」

さて、ここまでともだちを増やすことについて、いろいろと語ってきたが、結局どうなったらともだちなのか?という問題が常に付き纏う。

連絡先を交換したらともだちなのか?たとえば、その連絡先というのがInstagramのアカウントなのか、WhatsAppなのか、それともTwitterなのか、あるいはメールアドレスや郵便番号と住所を貰うかでは、関係性は大きく変わってくると思う。それをパラメータにするのであれば、こじつけではあるけれど、大学職員とだって連絡先を交換していると言えなくもない。

仮に、連絡の頻度をパラメータにとっても、ルームメイトとは直接話す頻度の方が多いわけで、やっぱり適当ではない。第一、日本でもあまり連絡はしないけど信頼できるともだちがいるわけなのだから。

となると、「一緒にセルフィ―を撮ろうよ」といって快く受け入れてくれる人をともだちとここでは広く浅く定義する。そして、それを99枚撮る。留学先で出会った99人の人ということで、この企画を進めていきたいと思う。

[71-80]ソーシャル・ネットワーク

ざっくりやーる

71「WhatsAppを始める」

日本でメッセージアプリといえば、LINEが主流だが、韓国だとカカオトーク。そして、世界的に見ればWhatsAppが一番主流のメッセージアプリだろう。そこで、私も留学に合わせてWhatsAppを入れました。

WhatsAppを入れれば、ともだちができて話せるようになる。そんな幻想は省略形を多用するインターネットスラングの前に粉砕されました。話し言葉、書き言葉に続く、インターネット時代の言語の第3形態・打ち言葉に叩けのめされた。

ドイツ語は全然できないけれど、日本でもっと勉強して来ればよかったという思いはあまりわかない。むしろ、ドイツに来て全然言語が通じていないのがモチベーションになってる部分すらある。だけど、英語はもう少し頑張ってくればよかったと後悔している。少し読めて少し書けるけど、聞き取れないこともしばしばあるしうまく言葉が出ないことも多い。

なんで「You」を「U」って略しやがんだと思ったが、「了解」を「り」と略す民族の方がよほど悪質でした。さすがに「り」はやりすぎだろ。そう思い英語で「了解」に相当する語を思い浮かべると、4文字しかない「Okay」を削って「OK」にしていた。意外と普遍的な現象なのかもしれない。まぁ、1文字の「り」の勝ちだけど。

72「Facebookを始める、Messengerも始める」

世界じゃFacebookもMessengerも利用人口多いだろと思って、ダウンロードしてアカウント整備して行きましたが、今のところ誰にも訊かれていないし訊くこともない。徒労だったよう。

73「noteのフォロワー1000人を目指す」

このnoteも実はKPIが設定されていて、最高目標としてはフォロワー1000人を目指すと打ち立ててある。書いている時点でフォロワーは13人とかなので、1日3フォロワーのペースで増えればあと987人なんぞ余裕で達成できる。いや、指数関数的に増えれば、帰国までの2、3週間で余裕で達成できるだろう。

まだフォローしていないみなさんへ。私は読者のみなさんがフォローしないのではなくて、私を焦らしているということを知っているのでお気遣いなく。来年の年明けぐらいからフォローしてくれれば問題ないので。

74「週1回のペースでnote更新する」

あまりフォロワーの数とかは気にしない主義ではあるのだが、自分のアクションの評価基準として客観的指標となるものが欲しかったのでフォロワーをKPIに設定した。

では、フォロワー1000人獲得のために必要なことは何であるのかと逆算してみる。フォロワーというのは継続的に記事を読んでくれる人のことだ。継続的に読んでもらうためには、まず継続的に記事を出す必要がある。

そこで一応の目標として、ドイツ時間の日曜夜24:00に更新することにした。サマータイム期間であれば、日本時間で月曜の朝7時に、それ以外の期間では日本時間朝8時に更新されることになる。

忙しい週の始まりに、サクッと読める読み物として提供できればと思う。が、今回も締め切りをブチ破り、記事の折り返し地点のこの項を書いてる時点で日本時間7時を過ぎている。

そういう態度だからviewが増えないのだろうなと反省。

75「note更新したら告知ツイートする」

でも、本当に週刊連載始めてみての気づきなのだけど、本当にキツい。特に渡航してきてから、日本語の本からのインプットが著しく途絶えているから、なんだか似たような内容で似たような構成で似たようなレトリックになってやがると自己嫌悪に陥るし、考えても考えても次の企画を出さなきゃならない。

だから、ホントにね、これはホントに言いたいんだけど、消費者の特権ではあることは確かだけど、週刊誌で楽しみにしてた漫画が休載だったり、いつも見ているYouTuberが多少企画スベッてても文句付けちゃあかんよ。あいつらマジで命削ってものづくりしてるんだなって思って欲しい。

留学の記録のはずのnoteが、いつのまにか留学の主目的の勉強の時間すら圧迫していて本末転倒な感がしないでもない。でも、そこまでして書いた記事なら少しでも多くの人に読んで欲しい、ってなる。だから、まぁ告知のツイートぐらいはしようと思う。

実は、最低目標として週間10000viewという途方もない最低目標も立ててある。毎回の記事の告知ツイートのview数が250前後、記事自体の週間viewは100前後しかないから、ホントに果てしない目標ではある。ホントに渾身の記事がバズり散らかさない限り達成不可能なように思える。

だから、みなさんにはぜひ記事を読んだら拡散してほしい。なんて私は言わない。義理でSNSをいいねするぐらいなら、SNSなんてやめた方がいいと思う。SNSのSは「ソーシャル」の「S」であって、「世間」の「S」じゃない。身内だけにウケればいいと思って記事を書くぐらいなら書くのをやめる。

だからみなさん、いつかホントに面白い記事が出て広くウケたときに、ようやく引用リツイートして古参ヅラしてください。まぁ、そんなに日が来るとは今はとても思えないのだけれど。

76「ちっちゃな気づきはすぐtwiiterにつぶやく」

このWebマガジンのタイトルは「あつぎだいちのひとりヴィレッジヴァンガード」で、毎週おふざけ半分惰性半分で書いているように見えるけれど、実はちゃんとコンセプトとかまで作ってある。それに従って書けていないことも多々あるが。だから一貫性がなくて、ひとつ頭抜けないのだろう。反省、反省。

キーコンセプトは「うわぁ、これ欲しいけど、要らネ。」経験された方も多いと思われるが、ヴィレッジヴァンガードで良くある「これめっちゃ下んないけど面白いわぁ」ってなって、「じゃあ買えば?」って言われると「いや、まぁ買わなくていいかなぁ」ってなるあの経験をお届けしたい。最高から2番目の苦笑いを提供したい。もの自体は、雑貨とかムック本とかなんだけれど、「そこチョイスするかぁ」っていう、いいため息をついてほしい。

そのためのサブコンセプトとして、「日常の何気ない風景を独創性で切り刻んで、POPをつけて売り出す。」

たとえば、電車に乗りながら考えたことを話そう。Wifiのマーク、半端ねぇな。この前はそう思った。あれ見れば、Wifiあるんだろうなって思うもん。しかも世界共通だし。たしかにWifiほど偉大ではないんだけど、やっぱすごい発明だなと。だって文字を1文字も使わないで、Wifiがあるよと教えてくれる。通信制限近いときなんか血眼で探してしまう。あれが例えば、Wifiありますって文字で書いてあったら、ドイツじゃ多分見つけられないから、通信制限でも探すのを諦めてしまうだろう。だって、ドイツ語だとWifiとW-LANの2通りの表記があるから。W-LANって単語を知らなかったら見つけられない。

しかも、どんなものにもWifiのマークは似合う。パンクバンドのベーシストがサイドの剃りこみをWifiのマークにしていても多分ほとんどの人は気づかない。アディダスのスニーカーのラインがこっそりWifiマークに取り換えられていても、多くの人は家に帰るまで気づかないだろう。

そんでもって、WifiのマークにPOPをつけるわけ。「世界で167番目に偉大な発明」とか書いて。そうすると、「え、167番目ってどういうこと?」「1番とか2番とかじゃなくて?」ってなる。こんなこと考えてるなんて相当にめんどくさいヤツなんだろうなとみんなは思う。当然166番目はWifi。

これが私の今回のコンセプト。で、それを実現していくために常に日常の風景にアンテナを張る必要がある。その感度を上げていくトレーニングとそのとき考えていたことの記録としてのTwitter。で、このWifiのことをツイートしたかというと、してない。そういうところから。反省、反省。

77「週に撮った写真で良かったものを最低4枚Instagramに投稿する」

週で撮った写真をどんどん近況報告として上げていく。やっていく企画としては現状執筆時点で4本。なので各企画1枚ずつあげることができれば順調ということ。

(1)ともだち99人できるかな
先述のセルフィ―企画。セルフィ―の条件として知り合っていて、かつ相手の名前を知っていることが必要。なんだかHUNTER×HUNTERの能力発動条件のよう。まぁ強い制約であればあるほど企画は面白くなるのは確か。なので道端であった人と無理やり撮ってもらうのはNG。

なお、この記事を書いている時点から、およそ10か月の滞在つまり40週程度なので週に2人以上のペースで撮らないと達成不可。つまり、週に4枚上げるという目標はこの時点で構造的に終わっている。これを覆す苦肉の策として、食事へ行った時の複数人で撮ったセルフィ―を写っている人数分だけカウントするかどうかは議論の余地あり。

ただ仮に複数人セルフィ―をよしとした場合、写っている全員の名前を憶えていないと写真は投稿することができない。つまり、一緒に食事をしていたのに名前を憶えていないみたいな事故があると能力が発動できないのだ。相変わらず念能力の奥は深い。そして変化系はウソつきで気まぐれ。

もし、セルフィ―の男性比率が高ければ、国連の女性差別撤廃条約に違反しているのではないかという批判をいただければとおもう。現在自撮り棒を買おうか検討中。

(2)自分観察日記
海外生活から帰ってきてその時期を振り返るときに悩ましいのが、自分の写真が意外と無いということ。風景ばかり撮ってしまって、意外と写真撮らない現象が起こる。運動会の父親現象が独身の状態でも起こるのだ。

そんな状況を打破しようと考えた企画が自分観察日記。まるでアサガオのごとく、自分が今どんな状態なのかをことあるごとに写真に収めようと思う。この企画の問題点は、99人企画とも被るが自撮りが恐ろしく下手なので、他撮りしてもらうしかない。だが、そんな風に写真を撮ってほしいタイミングで同行しているともだちがいないし、同行者がいても頼めるような関係でなかったりする点であろう。ゆえに、ともだちが全てを解決する。企画やりたいなら、ともだち作れ。至言である。

ちなみに、まだ数枚程度であるが、撮ってみての感想。自分がデブなことがとても気になる。ダイエットのモチベーション管理になる。

(3)Eat Well, Debu Well
さて、ダイエットへのモチベーションが高まってきたところで、じゃだどうやって痩せようかというと、やっぱり食事管理。自炊した料理を毎度撮っていくことで体重をコントロールしていきたい。最近分かってきたことは、少し作りすぎ、故に食べすぎ。

(4)note更新告知
最初はTwitterだけでいいかなと思っていた、noteの更新告知もせっかくなのでInstagramでも。週に撮った一番いい風景写真をサムネイルとは別に投稿することとする。

78「YouTubeに短くていいから動画を10本あげる」

ニコニコ動画で「俺のすべてをそこに置いてきた…」という海賊王のセリフに「致命的ミスwwwww」というコメントが流れていた時代の終焉。水曜どうでしょうが「低予算、低姿勢、低カロリー」をスローガンに映像企画の概念をブチ壊して以来20年、世はまさに大Youtube時代。

だから、大した編集をしなくていいから現地で撮った動画を切り張りして、Youtubeにとりあえず動画載せようかななんて企画当初は思っていた。だが、今はモーレツにPodcastをやりたい。音声コンテンツならさほど機材も編集もいらない。なによりあまり喋り手になるであろう私のヴィジュアルは問題にならない。これは大きい。

だから、Youtubeni動画10本上げるというのは全然達成されないだろう。Podcastに私の心は傾いているから。だけど、一緒にやっていく聞き手がいない。そして、noteですらヒーヒー言っているのに、他のプロジェクトを進めていけるのだろうか。とは思う。ただ、挑戦してみたいのは確か。なのでYouTubeになるかPodcastかは未定だけど、とりあえず月1ペースの10本分の企画は練ろうと思う。

79「英語かドイツ語のアカウントを作る」

このやりたいこと99個のリスト自体は、3月中に免許更新講習の間のヒマな時間にボチボチと書いたリストなので、今見るとこの項は明らかにネタ切れの匂いがプンプンする。作ってどうすんだよ。

80「現地でマッチングアプリをやってみる」

本日の締めは、現地で日本でも実践経験のないマッチングアプリに挑戦してみること。ぜひ、これだけで企画記事を一本書いてみたい。タイトルもひねりなしの「ドイツでTinderやってみた」なんてド直球なタイトルにするわけもなく、「出会い系サイトでドイツ人70人と実際に会ってそのドイツ人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」とかにする。いや、これもパクリか。

そうなってくるといよいよネタ切れ感は酷い。素材としては十二分におもしろいはずなのに、それを調理する側の感性が鈍っている。日常を独創性で切り刻むはずじゃなかったのか?POPをつけて売り出すんじゃなかったのか?これ以上頭を悩ませてもしょうがないので、とりあえず仮タイトルは「ファンタスティック・ビースト—マッチングアプリのひみつ」で稟議は通すこととする。

企画達成条件としては、マッチングアプリで知り合った人と実際に会ってみること。邦人誘拐事件とかになってワイドショーを騒がさないようにすること。でも、企画がウケてネットニュースを騒がすこと。そんでもって、目標KPIは70人。70人にとりあえず日本のマンガを勧めまくる生活にする。そんでもって、マッチングアプリ実践録の記事が書籍化されて、なんとかドラマ化まで漕ぎ着けたい。そしてドラマ化した折には、結構爽やかめの俳優が私の役をやって、外見的な部分で大きく補正をかけてほしい。

まぁとにもかくにも、日本の「KONKATSU」がどこまで通用するのか試してみようではないか。え、通用するのは「TONKATSU」だけだって?そういう小ボケはスルーするとして、ファンタスティック・ビーストと名付けたことによって、婚期を逃すまいと獣と化した人のように見えてしまう。こういうときは、サブタイトルでフォローするしかない。なので、「ファンタスティック・ビースト—カスピアン王子はアズカバンの囚人—」と「ロード・オブ・ザ・リング—ノー・ウェイ・ホーム」とどちらにするか、読者のみなさんの投票で決めようと思う。みなさんの投票をお待ちしてます。

(完結編に続く。)



(毎回30個づつ書いていたのが、20個に減っているにお気づきの皆さん。こうやって物価というのは人知れず上がってくわけですよ。全部円安ユーロ高レートのせいです。)



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