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ひとり旅日記北欧周辺へ36日目:引き続きガウディ作品がある場所へ。

2017年2/3バルセロナ2日目。

いつもなら目覚まし鳴る前5分前に起きられるのに、今日は思いっきり目覚まし鳴りまくった。同室のみなさん、ゴメンナサイ…。身支度して、ガウディ先生の作品の続きを見に行くことにした。の前に、カサ・デ・プンシャス。お城みたいな造りの建物だった。このまま歩いてカサ・バトリョ。23ユーロ…。バルセロナ、何を見るにしても今まで訪れた国の中でダントツで入場料高い。ってか高過ぎ!

カサ・バトリョ。オーディオガイドの冒頭で、国の援助を受けず私的財団が管理してるってことだけど、周辺国よりズバ抜けて高いのはどうなんだろう…。中は海をイメージしてるのか?波打つ形や青いタイルが美しかった。屋上の日当たり良いね…。換気システムが手動で羽根みたいでかわいかった。タイル貼りの煙突とか、ステンドグラスの広間、手動ロープの上げ下げ窓。ガウディ先生は家具もデザインしたんだから、凄い才能だよね…。

じっくり見学の最後はベランダで写真撮影できるって!買う買わないは自由なら撮ってもらおう。イメージは自分のベランダからバルセロナの空気を感じてるような?12ユーロ。入場料+α…TDLのスプラッシュマウンテンの写真だって、1枚持ってるじゃん!そう。気に入ったら買いなよ。OK. I'll take it!ノリで買わないと買えなかった。食事代ケチるかね…

外に出ようとしたらゴイスな行列。良かった。10am開館にすぐに来られて。カサ・バトリョに来る途中の市場に寄って昼になりそうなものを探した。小さいタコのオイル煮込み、骨つきチキンのトマト煮込み、マッシュルームの炒め物、スパニッシュオムレツの4点で8ユーロ。軽く食べれば、昨日の夜約束した時間には間に合うだろう。と思って市場を出たのに、目印のカサ・デ・プンシャスが見えない!ってことは今自分どこだ?約束に間に合うの?で、道に迷いだした。

進む方向が狂ってしまったのは、市場に入った時と出た時の出入口が違ってたから。ヤベェ。サグラダファミリア見えちゃった。思いっきり方向逆じゃん!サグラダファミリア→宿は15分くらい。すでに12:30…。汗だく。宿の集合場所に着いたのが12:45。ダメ元で彼女の部屋106号室ノックしたけど、シーン…。でも、昨日時間に幅持ってたから彼女もまだ用事済んでないのかも。と急いで地下共用スペースで、市場で買った品チキン以外を食べることにした。

タコ、フツー。マッシュルーム、しょっぱすぎ…。スパニッシュオムレツはおいしかった。じゃがいものホクホク感と味が素朴でしょっぱくなくて、マッシュルーム片すのにちょうど良かった。チキンは急いで食べたくないから冷蔵庫へ。

13時。もう一度106号室ノック。やはりno answer。Receptionの前のブランコに揺られながら、彼女の部屋に置き手紙投函しようと、手紙書きながら13:30まで待ってみようと思った。結局待ってみても、彼ららしき姿は見えなかった。あんなに道に迷った自分も珍しいから、たぶん見えない何かの力が彼らと一緒に観光できないようにしたのかも知れない。オマエはひとりで観光しろと。そうとしか思えないくらいの道の迷い方だった。

ティビダボは調べたら行くのがメンドーそうだったから、午後はグエル公園のみにした。バスに乗ってしまえば着くらしい。バス停も宿からそんなに遠くないし。24番バスで20分乗車で到着。オフシーズンだし。と思ってたら、入場制限あるらしく次は15:30~の回。あと1時間後。並んでる間に400人に達しそうな勢い。スクリーン上であと何人って表示がどんどん減ってく。間に合って!自分の番になったら15:30の回はあと9人。キケン!なんとかギリギリ買えた。チケットの説明を、窓口のおじさんが日本語で説明してくれた。入場制限かかってる世界遺産エリア以外は自由に歩いて良いとのこと。

変わった橋が印象的だった。グエル公園は本当は新興住宅地として全60区画の予定だったのが、実際に宅地として家が建ったのは3軒とか…。当時は交通の便など諸々の条件が整わなくて他の区画を埋めるのは難しかったらしい。

公園内で1番の高台に登ってみると、遠くに初めて見る地中海が!サグラダファミリアはやっぱ目立つ。ティビダボも見えた。景色良かったな~。風強くて時々雨も混じったけど。そろそろ散策やめて、制限エリアへ。思うけど、入場制限かけても、中にいられる時間には制限がないなら、あんま意味ないと思うけど
30分毎に区切られた時間なら、滞在時間かぶってくるんじゃないの?

グエル公園の目玉はモザイクタイルのトカゲさん。モザイクの材料は廃材からと、ガウディ先生は最先端の考えで地球に優しい建築を目指してた。制限エリアには可愛い家二軒以外取り立ててなんもない。それでも1.5時間いた。また24番バスに乗って市内に戻ろう。

公園出たら運良く24番バスが来た。空いてる席に座ったら、たまたま日本人の年配グループ。ご夫婦に質問してるおじさん。「去年の中欧はどうでしたか?」ご主人「いや~覚えてないな~」に笑いそうになった。やっぱツアーって記憶に残りにくいよね…。自分がツアーで行った旅順・大連の写真見せてもらっても、ホント覚えてないんだから。おとんがその事実にビビってたし。他方からも日本語聞こえてきた。そしたらグループのおじさんが「さっきの子たちだ」と彼女らに声を掛けだした。やりとりが始まって、女の子が「どちらからいらっしゃったんですか?」「千葉の方」「私の友達が公津の杜に住んでます」マジで?めっちゃローカルでウケるんだけど…。ご主人「成田ニュータウン」と。自分も思わず会話に入りそうになったほど身近な地名…。世界は狭い。少し離れたグループの一員のおじさんが、「メトロのサインだ。降りよう」と盛り上がってた会話は強制終了。笑えたひと時だった。

仏がかなり慌ただしい移動で時間に限りがあったから、バルセロナではゆっくり観光にしよう。今日はもう観光終了。日が暮れる前に宿に戻ろう。今日もわりと暖かい一日だった。

アイスランド前後から、もう水買うの止めようって、各国水道水で過ごしてきて、西も…。と思ったが、今まで飲んで来たどの国の水道水よりもマズイ。フォン気で。ミネラルウォーターが、とっても美味しく感じるくらい。それに、石鹸と相性悪い水なのか、頭と顔と身体3種類の石鹸使い分けてるけど、どの石鹸使ってもヌルヌル感が消えない。肌に良いんだかよく分からない。石鹸はちゃんと泡立つ。気持ち良く洗えるけど、ゆすぎ切った感は得られない。

みそ汁と緑茶飲んで寝た。

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