見出し画像

ひとり旅日記モロッコへ最終日:出発までになんとか買えた両親へのお土産ワイン

2020年1/10カサブランカ→成田

ついに来た。帰国日。起きて、パッキングをそこそこして、まずは8:15には開くとガイドブックに載ってた中央市場へ。8:30に着いたが、開いてる店は2割程度…。調べたらこの市場の先に酒屋があるとの事で、朝から開いてることはないにしろ、ネット情報には開店時間が載ってなかったから、店に行ったらシャッターとかに営業時間書いてあるかも知れないと思って、15分歩いて向かったが、何も情報なく…。ここで後悔。この酒屋が20時までやってるなら、昨日ラバトから戻って来てから行けたじゃん。って、その時はこの情報知らなかったし。本当に隠れたワインの産地、モロッコワインは買えないのか?人は何故欲しい物が手に入らないと、その物が頭から離れなくなってしまって、その物の事しか考えられなくなるのか?

一旦宿に戻って、出直し。今まで知らなかった、スーパーフードデーツを買いに、宿近くのモールのスーパーへ。3日前にあったデーツコーナーがない…。店員2人に聞いてみても知らないという。デーツ探しに時間かけてる場合じゃねーんだよ💢そうだ。デーツコーナーがあった近くで働いてたであろう店員に聞いてみよう。

野菜と果物の重さ量って値札出してくれる係のお兄さんに、「デーツはどこですか?」と聞いたが、自分もデーツの正しいエーゴの発音を知らないもんだから、伝わらない…。「ドライフルーツで、このくらいの大きさで…」と説明したら、お兄さんわかってくれて、売場を案内してくれた。きっと市場で買う方が安いだろう。でも、砂埃、タバコの煙が蔓延してる空気の元で売られてるデーツは果たして身体に良いのだろうか…。それ云々以前に現金もうないし。お兄さんが種類違うデーツの説明をしてくれた。計3.5kg分お買上げ。次にスパイス売場に行き、生姜パウダーをカゴに入れる。タイより安い!今回も食料輸入の旅となった。

宿に買った荷物を置いて、再度中央市場へ。望みは門の隣にあるという酒屋。2軒あるとの事で、そこに賭けた。どうか開いててください!10:20着。朝開いてなかったシャッターが半分開いてて、そこにはビールの缶が見えてる。開店前準備中の店に挨拶しながら入る。「モロッコワインありますか?」とカウンターで作業してるおじさんに話し掛けてみた。「奥にあるよ!日本人だね」あっさり日本人とわかるって、アルコール欲するアジア人=日本人なのかな…。まぁ良い。

仏語は一切わからないから、おじさんがおススメのメクネスワインを2本。「甘口ってありますかね…」と尋ねると、「ワシはワイン飲まないからね〜」「スミマセン!良いワインおススメしてくれたから、てっきりワインに詳しいとカン違いしてしまいました…」そうだ!おじさんはイスラム教徒だから、ワイン飲めるワキャない。「本当にゴメンナサイ」と謝って、最後の1本を決めて免税範囲3本。お会計150DH。「今手持ちが50DHだから、お金おろして来ます!」と言ってダッシュ。朝別の酒屋チェックした時に手数料取らないATMもチェックしといたから、そこで100DHおろして戻る。戻ると、新聞紙にくるんで準備しておいてくれた。支払って、シュクラン!やっとミッションcomplete 。おとんとおかんへの土産get。

宿に戻ったのが10:50。目標のチェックアウト時間まであと少し。タジン鍋、オリーブオイル、そしてワイン。ワレモノばかりになってしまった。ストールと今回出番なかった速乾バスタオルで包んで、ソフトキャリーだから、衣類を敷き詰めて底と脇にデーツ、最後に枕でガードしてうまいことパッキング終了。reception の人に荷物下ろすのを助けてもらい、小銭全てを「もう使わないので」とチップとして渡した。

目標設定時間11:15にチェックアウト無事完了して駅に向かう。朝から走り周ってロクにごはん食べる時間なかったから、駅の地下にあるマックでマックラップセット注文。電車待つ間に食べる。外国でしかマック食べてないな…。と思いつつ、このマックラップ、豪州のより小さい…と思った。追加料金2DHでピンクレモネードにした。ホントはモヒートにしたかったけど、なかったから。

電車来たが、乗り込むのに階段3段。荷物を持ち上げようとしたら、おじさんが無言で持ち上げてくれた。シュクラン。空港行きなら荷物ある旅行者に配慮した車輌にしてくれよ…。一応空港行きの電車だから荷物置き場があって、一角に置かせてもらった。4両編成で、スナックを売るカート押したおじさんがいた。空港までの間に何駅か停まって、ほぼ満席。

空港の駅に着いて電車から降りたらホーム上は電車降りた人と乗る人で大混乱。空港の方に進めない。ナニコレ…。交通整理する人いないと空港ビルに入れなくね?

空港ビルに着いたら着いたで入口でセキュリティチェック。2列の並ばせといて、実際に稼働してる荷物検査台は1台という…。ナニコレ…。

やっと空港内に入れた。が、チェックインはどこですれば良いのか?とりあえずインフォメーションへ。教えてもらった通りに進んだ。その前にソフトキャリーラッピングしてもらわんと。80DHでカード使えた。トルコ航空チェックインカウンターは空いてた。

ワレモノ注意の札があるかどうか聞いたら、ないとの事で、ラッピングの上にボールペンで「ワレモノ、タジン鍋入ってます!丁寧に扱ってください︎」とエーゴで書く。書いてる途中で、中国系男子がカウンターに来たから、係のお兄さんが「まだチェックイン中だから下がってください」と言ってくれたのに下がらない中国系。そしたらお兄さんが「ゆっくりでイイよ!」と言ってくれた優しい。割れずに無事に日本に着くことを祈りペンをしまう。お兄さん、シュクラン。

セキュリティチェック→出国審査を終えてゲート近くでネットを繋ぐ。やっと落ち着いて返信できる。フェズ、シャウエン、カサブランカの宿では部屋じゃネットが繋がらなかった。wifi諦めてたら、おかんから生存確認メール来てたし(苦笑)。外務省からはウクライナ航空機誤爆で墜落した影響の注意喚起のメールも来てたし。年明け早々にイラン、ヤメロよ。民間機誤爆はマジないわ。って、ガイドブック情報だと空港のwifi接続制限ないって書いてあったのに、結局1時間で終了。もう一度接続試みたら、「2日後に繋がります」のメッセージ。もういねーよ💢水汲み場もないし。

いよいよやる事ないから、ゲート近くのベンチに座って、ぼーっとしながら、最終日の午前中は怒涛の数時間で空港のゲート前までやって来たな〜と思った。過去に最終日にこんなに走り回った事あったっけ?こんだけ探してやっと買えたワインなのに、ウクライナ航空みたいに狙撃されて即死したら、本当に無だよな…。なんとか生きて無事に帰りたいと思った。

搭乗し、席に着いたら即寝た。気付いたら機内食提供の時間だった。思えば、カサブランカ滞在中は夜中に爆音のバイクとかで急にうるさくなって目が覚めたりして、朝まで一度も目が覚めずに寝られた日はなかったし、鼻水タレてたし、1日の歩行距離平均15kmとかハードな日々だったから、もう体力の限界だったのかもね。かなり深い眠りだった。

イスタンブール着。乗り継ぎのセキュリティチェックまでかなり歩かされて暑い。バーキンでソフトクリームを求めたが、機械の故障との事でジェラート屋へ。ヨーグルト味のにした。濃厚だった。この空港のwifi接続1時間でメールの返信しまくった。中途半端なやり取りになってしまったみなさん、ごめんなさい。

やっとゲート確定したから向かうも、40分押しという…。成田行きはほぼ満席っぽい。搭乗待ちの列長過ぎ。列がだいぶ短くなった所でようやく並んでみる。と、なんか浮浪者のニオイが漂ってる…。誰だよ?自分の後ろのドレッドの日本人だった。マジか!コイツの隣だったらどうしよう…。心配しながら自分の席に着いた。

席には既にカップルがいた。ほ。日記書く為にライト点灯したら、窓側の彼女がライト消そうと動き出した。え?何してんの??ライトの方見たら、灯を手で遮ってた。「使ってます?」「使うから点けたんですけど?」機内アナウンス(英語の次はちゃんと日本語で流れた)で離陸前機内暗くなるから必要ならライト点けてください。って流れたから点けたんスけど!

日記書き終え消灯。って、もう夜中って時間に機内食。ってか、トルコ航空手抜きじゃね?カサブランカからのメニューと同じなんだけど?大しておいしくもないチキンを2回も食べらんないから、好きでもないパスタにした。隣のカップルのチキン見たら、やっぱ同じだったし。普通日本路線は和食じゃね?カタールはそうなのに。ってか、カタールが12/24に飛ばなくて、12/26発12/27マラケシュ着でも全く問題なかったんでは?と思ったね…。空気悪い国に無理に長くいなくてもさ。トルコ航空にした選択ミスは自分。マジでマラケシュ5泊も要らなかった。成田到着前の朝食は、マラケシュ着く前のブタのエサレベルと同じだったし。

成田に無事到着。荷物も無事に出てきた。日本は連休。1タミクリニックはもう閉まってた。2タミもやってないとの事で、仕方ない。おとなしく帰ろう。声出づらいのと鼻水が1/1からずっと止まらないのを診てもらいたかったのにな。


いいなと思ったら応援しよう!