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ひとり旅日記モロッコへ9日目:砂丘でスノボ→初日の出→ジェットコースターみたいなジープに乗って砂漠ツアー終了

2020年1/1砂漠ツアー→フェズ

昨日、主は「8時に朝日見て、戻ってきたら朝食」と2回も言ってたのに、7時に「起きろ!朝食の時間だ」とたたき起こされて、え?と思いつつ食事会場へ。朝もかなり冷え込んでる。真夜中にジープで到着した美人を含めて7人で着席。すると、昨日のBKYな女がうちらのグループに話し掛けて来た。事情を知らない美人以外は全員奴をシカト。美人だけが会話してた。BKYが去った後、美人が「どうしたの?みんな新年と思えないほど暗いんだけど??」寒い上にウザイ奴が来たもんだから、自然とそういう空気になってしまった。

朝食はパン2種、クリームチーズ、ミントティー。ミントティーで手を温めながら、パンにたっぷりバターやらジャムやらハチミツやらを塗りたくって食べる。昨日トータル4.5時間位外の寒い空気にさらされてた身体は、糖分と脂肪分を欲しに欲してた。ミントティーがグラス半分しか注がれないから、自分が「もうチョット!」と日本語で言って、足してもらってたのを見て、千葉からの彼も同じセリフで足してもらってた。

もはや出発が8時なのかどうかも分からず、とりあえず7:40には身支度と荷支度しよう。との事で、各自テントに戻った。自分はコンタクトと化粧諦めて日焼止だけ塗った。髪もテキトーにまとめて、準備OK。「日が昇る時間だぞ〜」と主の声。ちょっとした砂丘を登ってみたが、もう少し登ってみよう。「そいいや昨日、米国人の彼が持参したスノボで砂丘滑るって言ってたよ?」と話しながら砂丘を登ってたら、「彼がいる!」ってな事で、更に高い砂丘を目指す。

けっこう急な砂丘で、かなり息が切れた。米国人の彼が「日の出はまだだから、スノボやってみないか?」と勧めてくれて、まずは栃木の彼が挑戦。普通に滑れてた。ケガしたくないけど、せっかく誘ってくれたし。ってな事で、次は自分が挑戦。ってか、スノボやった事ねーよ…。足をボードに固定するのに、米国人の彼に「足小さいな〜」と言われ、「そうなの。子供サイズ」と言っといた。固定するバンドを限界まで縮めてもらって、セット完了。

って、いざ滑ろうにもこの砂丘、こんなに急なの?登ってる時確かにキツかったけどさ…。米国人の彼がボードを押し出して、滑り出した。「うわ〜!ムリムリムリムリィィィィッッ!」と叫び、バランス崩して尻もち。右足はボードから外れた。これはうまく尻もちつかないと、足首ひねるだろう。新年早々人生初体験、スノボで砂丘を滑るができて良かった。ボードを持ってみんながいる所に戻ると、米国人の彼が「なかなか良かったよ!」と言ってくれたけど、カリフォルニアから来た彼は、本当にナイスガイだったから、そう言ってくれたんだと思う。

続いて千葉の友人同士の彼らも挑戦したが、自分よりも早く尻もちついてた。そうこうしてるうちに、やっと太陽が顔を出して、うちらを照らしてくれる。太陽って、顔出しただけなのに、その光を受けた我々は暖かさを感じる。誰かが「昨日の火と言い、この太陽と言い、暖かいって有難いよな」と言ったから一同同感。

米国人の彼が「そろそろ戻ろう」と言ったが、自分が「うちらまだあなたのプロの滑りを見てない!」と言って、滑ってもらった。うちらが挑戦した所ではなく、長く滑れるコースで。さっすが!出だしの体勢整えるジャンプからして違う。カルフォルニアって、暖かい所じゃなかったっけ…。海のイメージなのに。彼はこの砂丘スノボの為にわざわざボード持ってきたんだから、それもスゴイわ。おかげで貴重な体験をさせてもらった。ありがとう!

美人は昨日うちらと別れた後、ラクダに乗れたのは15分位だったとの事で、ベースキャンプに戻るのに、ラクダで一足先に出発した。ジープのうちらは9:30に出発。そして6人はなんとジープの上に乗らされた。ドライバーが、「中の座席よりも10倍面白いぞ!」と言うが、本当か?日本は安全第一で、こういうアクティビティは許されないだろう。朝の砂丘スノボに続いてまたまた初体験。ジープの上に毛布を敷いてもらって、全員手袋しろとの指示され、バーをしっかり握って、いざ出発。

ってか、自分中の座席が良かった…。ジェットコースタームリなのに、なんでこんなにジェットコースターチックなジープの上にいるんだろ…。けっこうな揺れでかなり力を込めてバーを握りしめてないと振り落とされそう。手のひらにマメできそう。死にたくない。何よりこれは海外旅行保険下りないだろう…。

ギャーギャー叫んでるのは自分だけで、あとの5人は楽しんでた。「早く下ろしてェェェ!」先に出発したラクダに乗った美人に追いつき追い越し、やっとベースキャンプに到着。バスドライバーにおはよう&あけおめして、バスの席取り先にさせてもらった。荷物整理して、トイレ済ませて10:30には砂漠とお別れ。

2回目の休憩ポイントでランチ。自分はサンドイッチ弁当食べたし、今日のランチ会場のメニューは魅力的ではなかったから、コーヒーだけ注文。このランチタイムが偶然出会ったみんなと最後のごはん。良いメンバーだった。2泊3日の間、たくさん笑ったし。

フェズに着いたら、自分以外のみんなは翌日シャウエンで、1/4に5人は仕事に間に合う様に帰国、大分の彼女はモロッコの後はトルコへ。自分だけが1/11までモロッコに滞在してモロッコの全世界遺産制覇の旅。バス降りる前にLINE交換。

ランチ後にトイレ休憩1回取って、フェズに着いたのは19:30過ぎ。ドライバーにチップを渡しつつ、関西からの男性と自分の宿は新市街だから、ドライバーにタクシーを呼んでもらって乗り込む。ここで5人とお別れ。関西の彼は先にフェズ駅で降りた。

宿に到着し、自分のミスで1泊多く予約してしまって返金不可なのは理解してるから、代わりに朝食付けてくれないかとダメ元で尋ねたら、交渉成立。助かった。部屋はバスタブ付き。Yeah!ここに泊まってる間、毎日風呂入ろう。一泊の値段がマラケシュのリヤドと同じなら、こっちの方が何百倍も快適だわ。ここを予約してくれた過去の自分に感謝。


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