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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ11日目:美術館は素晴らしかった!

2018年1/11ローマ②

目覚ましかけずに寝たのに、8:30amに目が開いた。昨日は日記書いてたら、21:30でもう限界だった。シェアメイト2人が出掛けたのにも気が付かず。すっかり熟睡。

この宿、ポットすらない。1階のカフェにマリオの名前出せばお湯もらえる。って…。早くポットくらい付けてくれよ…。

今日はとりあえず美術館かな〜と歩いて、宿から1番近いサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に着いた。昨日はこの大聖堂の裏側歩いてたんだ。入口にセキュリティチェック有り。金属類全て取り外せ。との事。ローマにある四大大聖堂との事(あと3つどれ?)。伊の教会もまた古いもんだね…。431年に時の法王が建立を命じたって。西暦3ケタ前半の時代…日本は何時代?モザイクの祭壇は金のタイルが輝いていた。モザイク画の教会はアーヘン以来だな。

美術館にたどり着くまで寄り道。昨日見つけられなかったミケランジェロのモーゼ像が有名というサン・ピエトロ・イン・ヴァンコリ教会は、ここか?と思った所ではなく、階段上がって建物が繋がったトンネルをくぐってすぐの、教会というより、家っぽい外観だった。教会の名前を確認してみるとやっぱそうだった。ミケランジェロの作品を無料で見られる教会は有難い。

昨日も来たコロッセオの通りの先に美術館。と、トイレに行きたくなった。美術館まで頑張れるか?見渡すとちょうどインフォメーションがあって、WCの印も!ラッキー。有料だが仕方ない。カフェで1ユーロ支払って、女子トイレの扉を開けると先客が…。スミマセン。ってか、鍵どうした?自分の番になって知った。鍵が壊れているいう事を。ローマよ、金取るなら、便座と鍵修理しろ💢これが観光で成り立っている国の現状とは。で、自分が用を足してる最中に扉が開いた。こうなる事は想定していたから、余裕で「ハイ!」と挨拶。開けてしまった欧米人のおばさんは驚いてた。仕方ない。誰しもそうなる。トイレを後にする時に、鍵が壊れている事を次の人に伝えた。自分が鍵かけ忘れたと思われたくないし。スッキリして、インフォメーションのベンチでリンゴ食べて、昨日疲れ過ぎてテキトーに見てしまった、トラヤヌス帝の遺跡について書いてあるパンフ見ながらナッツ食べた。

歩き出すと、アフリカ系がうるさく話し掛けて来たからニラんどいた。物売り、うっせーよ西も葡もこんなザコいなかったけど?遺跡を見てたら、カモメが近くに飛んできた。なんだろう?と思ったら、韓国の女の子の食べ物が狙われた。彼女がビックリした時にメガネが吹っ飛んだ。「メガネここだよ!」と教えつつ、大丈夫か聞いた。よく見ると、遺跡周辺に食べ物禁止の貼り紙があった…。カモメに襲われるからか?相変わらず彼女の手には食べ物があったから、この後も2度程襲われてた。一度パンを包んでカバンにしまえば良いのに…。襲われたとばっちりで服も汚れてたっぽいし。可哀想に。

遺跡の隣にヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。通称ヴィットリアーノ。ローマ古代建築と比較すると、なんと対照的な建物なのか。完成した時はウエディングケーキとか入れ歯とか色々言われたらしい。どうでも良いが、欧州って、こういうデッカイ建築物好きだよね…。上って景色を一望する以外、何が良いんだか。

って、いい加減美術館ここら辺じゃね?と思った建物は市庁舎。そして美術館にやっと着いた。この時点で13時。

さっきリンゴとナッツ食べたし。と、見学スタート。ローマの象徴、双子のロムルスとレムスが狼の乳を飲んでるブロンズ像。狼が6-5Cの作品。双子は後から付け加えられたらしい。トゲを抜く少年のブロンズ像は1BC。日本、この時代何してた?この銅像は素晴らしかった。2000年以上前に創られたとは思えない美術作品。メドゥーサはヤケに困った顔してたし。犬がモチーフの石棺?こんなに繊細なわんこをモチーフにするセンスに脱帽。気持ち良さげに水を噴出させてるライオンさんがいるかと思えば、厳しい表情のライオンさんがいたり。そして、アテネから今日に至るまでで一番のイケメン彫刻発見。タイトルは瀕死のガリア人。どこが瀕死なのかわからなかったからいろんな角度と距離で眺めてみても、一向に分からず。この美術館見終わるまで3時間かかった。でもあんま混んでなくて助かった。

次は、サンクレメンテ教会のモザイクを見て、サンジョバンニ・イン・テラーノ教会の回廊を見て1日終わろうと思ったら回廊見学料2→5ユーロに値上げされてた。ってか、2ユーロにして、もっとうまく宣伝した方が人は入ると思うよ?
宿に戻りがてら、スーパーで1ユーロ生ハムパックとサーモンパックがあった。こうでないと!中華レストランで白飯テイクアウトし、米の上にそれぞれ半分ずつ盛って残りは明日の昼食サンドイッチの具にした。


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