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やっと叶った!ヨガの聖地での修行。

2017年12/4〜12/30インドヨガ修行@リシュケシュ

12/4&5いよいよインドへ。エアインディアの搭乗の列に並んでいると、見たことある人が。もしや?と思って電話しているその人に近寄ると、電話が終話しそうで名乗っている所だった。やっぱり。先生!去年通ってた職業訓練学校の先生。先生の手が空いてから、自分が仕事に就いてからの日々の疑問を色々と質問したら、目から鱗の答えだった。旅の始まりからマジラッキーだった。先生、ありがとうございます!

ニューデリー着。3ヶ月ぶり?位で現地の友人に会った。空港で時間潰すのに付き合ってくれた。ありがとう!空港待機12時間。友人が去った後は、ベンチで寝たり起きたり。5:30amにやっと搭乗。印度2回目の国内線。初印度の時はベリーショートだったな…。久々のプロペラ機で左右2列ずつの座席。1番前の座席が電車のボックス席みたいになってるヒコーキは初めて見た。国内線預け荷物はソフトキャリー17kgとバックパック10kg。ってか、搭乗が地上からで、バックパックは強制的にソフトキャリーと同じ所にブッ込まれた。一応機内食も出た。

ヒコーキ降りて、キャリーとバックパックを回収して外に出たら迎えの人が既にいた。有難い。車窓から見えたガンジス川の上流の、あまりに澄んだ水の色に感動。45分くらい乗って、約ひと月お世話になるヨガ道場に到着。前回の印ひとり旅で出会った彼女がリシュケシュと言ってて、帰国後に調べたら、ヨガの聖地と知った。いつか本場のヨガの聖地でヨガ修行してみたいな〜が今回叶った。色々調べた所、日本語クラスだとひと月24万円(宿・授業料・食事付きで)でこれにヒコーキ代付けたら、予算オーバーもいいとこ。ならば。と調べた英語のヨガクラスは同じ条件で9万円。決まり。修行なんだから、なにが起きても修行という事で耐えよう。

車を降りて、学校までの細い道には牛の糞の大漁節。ドライバーさん、キャリーを一切引かずに運んでくれて、ホントありがとう。やたら汚い道と舗装されてない砂利道もあって、しみじみとインドだね〜と思った。17kgを運んでくれて再度ありがとう!

部屋は1階との事で、ラッキー。17kgのキャリーを上の階に運びたくないし。いよいよ部屋に入室。ルームメイトはジャマイカ系英国人でロンドンから来たとの事。エネルギー盛りだくさん。9時から朝食との事で、一緒に行った。朝のフルーツ、パパイヤ!美味い。

11時からヨガのクラスを始める為の儀式との事で、指定された教室に行ったは良いが、11時になってもまだ始まらない。早速インド時間。ってか、一体何人が今回の修行に参加するんだろう?と、そわそわしてたら、室内なのに火を使う儀式が始まった。参加者全員が輪になって火を囲んで、オデコになんか塗られて、右手首になんか巻かれた。ってか、きつく巻き過ぎじゃね?

昼食後にオリエンテーション。先生達が前方に一列に並んで挨拶。カッコイイ先生2人いた。先生達顔整い過ぎ。そして参加者ひとりずつ自己紹介タイム。日本人に見えた女性は香港からだった。って、ことは見渡す限り日本人自分だけだ。ってか、案外みんな真剣に(そうするのが普通か…)自己紹介するもんだから、困るよね…。この修行に来た目的も述べよ。ってさー。自分は単にミーハーで来たってとこが大きいからサ。とりあえず「ヨガインストラクターの資格取るのと、日本のヨガじゃないヨガをやりたくて来ました〜」って言ったら、なんかウケてたし。困るんだよね…。テキトーな事しか言えないからサ。自己紹介知る限り、23カ国50人近い参加者だった。

夕飯時にシンガポールの女の子が、「あなたが自己紹介で言ってた事、私もそう思う。シンガポールのヨガじゃないのを知りたくて…」と、意外。ちゃんと聞いて感じてもらえたとは。ありがと。人数が多いから2クラスに分けられた。部屋が道場の近くで良かった。

12/6
昨日のハンサムな先生が言ってた。「朝出すもの出してからクラスに出席しなさい」ってな事で、便秘に効くというポーズしながら、朝のお茶の時間。ってか、自分既に出たから、このポーズ必要ないんでないかな…。同室の彼女と5:30amに起きたのでは遅いから、10分早めようと決めた。

6:00amからハタヨガクラス。あぁ!遂に本場に来てヨガしてるんだ…。と幸せを噛み締めながらのヨガ。次の7:45amからのクラスに先生来ないし。初日からどうよ?そしたら、パジャマ姿の代理の先生が来た。大丈夫か?

9時にやっと朝食。10:30〜解剖学、正午にマントラのクラス、13時昼食。午後は15時〜ヨガ哲学、16:30〜アシュタンガヨガのクラス、18:30〜瞑想のクラス、19:30〜夕食というスケジュール。

哲学の先生はカッコイイ先生だった。インド人の中でも上流階級なんだろう。とてつもなく素敵な英語をお話しになられる。そして、心にスッと入ってくる事を話してくれた。”Be there where you are.” どこにいようが自分のままでいろ。って事かな?幸福感で満たされてると左右の鼻の穴から吸う呼吸はバランスが取れるらしい。どちらかが詰まっている感じがないって事ね?確かに、左右正しく使えなければ、身体のどこかしらがおかしくなるだろう。

夜にロンドン在住の日本人女性が到着。

12/7
朝寒く、日中はかなり暑いリシュケシュ。寒暖差激し過ぎ。メンドーだから靴下履くのやめた。どんだけ素足+ビーサンで過ごせるのか。洗濯もメンドーだから、同じ下着で一体何日イケるのかも試してみよう。

昨日夜ロンドンから到着した日本人女性が、朝食後のクラスが始まる前に自分に「もしかして女優さんですか?」と質問してきたのには面食らった。「ロンドンに住んでると日本の芸能界わからないけど、女優さんだからあまり話し掛けない方が良いかと思って」「え?何か勘違いしてるみたいですけど、どうしてそんな風に思ってくれたんですか?」「朝一のヨガのクラスでメガネかけてない素顔を見たから…」それはマイミー。ビックリだった。

今日は哲学の先生が解剖学の先生になってた。why?

12/8
ってか、快便過ぎるんだけど。下痢でもないのに、1日5回はねーよ。今日も哲学の先生はハンサムな先生じゃなかった…(もはや学びに来てない)。あぁ。じゃあずっと解剖学の先生が哲学もやるのね…。残念。
ルームメイトとシンガポールの子と一緒に昼食後に散歩に出掛けた。マントラの授業、屋上でクソ暑くて、どうしてもガンジス川に足を浸してみたくて。

道の途中にデコペイントのおじさんがいた。ルームメイトが、「いつか買うから」と言いつつ、タダでペイントしてもらって写真撮った。3人とも違う色と模様。ガンジス川、冷たくて、キレイで気持ち良かった。

ルームメイトが、「最後の1本のタバコが無い!」とキレながら、ベッド持ち上げてまで探してたのには、そこまでやるか?とマジウケた。本人からしたら、最後の貴重なタバコ1本だったんだろうけど、ヨガの修行中だし。って諦める事はできないのかな…。

英語圏の参加者が呼吸法の先生のエーゴのついてひと言モノ申した時の、先生の答えが素晴らしかった。「ここで育って勉強して習得したエーゴの話し方を変える気はない」英語圏、世界には色んなアクセントのエーゴがあるんだから、認めろ。少し違ってようが、何を言わんとしてるのかわかるだろう?第2外国語で参加してる自分は先生の答えに拍手だった。

まだ始まったばっかなのに気付いた見えない壁。欧米人は食事の時アジア人席に来たがらない。自分だけがそう思ってたのかと思いきや、シンガポールの彼女もそれを感じてたと。エーゴの問題(シンガポールの彼女はもちろんネイティブ並み)か?と思ったが、そうではなく、肌の色の方か…。我らアジアは群れてる訳ではなく、自然と固まってる+自分のルームメイト、ジャマイカ系英国人の彼女も一緒。

ルームメイトは、面白くて、エネルギー量ハンパない人。食堂見渡すと、ルームメイト以外の黒人は他に2人いるけど、彼女らは一緒にいない。欧米人は欧米人同士でくっついてる。

休み時間にルームメイトがチラっと言ってたイジメ?の被害者アフリカ系アメリカン女子が我らの部屋にやって来た。

彼女のルームメイトのハンガリー人女子が、彼女のいびきの酷さをクラスの他の子達に言いふらしてるらしいとの事。彼女、泣きそうだった。機内で観た映画sing!のゾウの女の子みたい。ロンドン在住日本人女子も我らの部屋に来て、この話聞いて、「それならうちらのクラスに移動したら?」とアドバイスしてた。それも手だな。

2人が帰った後、自分のルームメイトが一言。「彼女が黒人でなければ、そこまで大きな話題にならなかっただろう」と。そこまで言う?せっかく世界各国から来て、同じ目的で修行してるいわば仲間なのに、たかだか肌の色違うだけで、クダラなくね?この小さい世界での出来事に失望。寛容の世界遺産があるこの印で、ヨガインストラクターの資格ゲットの目的で、なんでこんなにツマラナイ事が起きてるのか?1am就寝。

12/9
なんとか起きた。朝のお茶?レモン?ライム??みたいのないと、かなりマズイんっスけど。今日は午前のみの授業。我らの部屋の便器下部の床に固定しているボルトから、水を流すと水が吹き出すという…。すぐ直るかと思いきや、修理に15-20日かかるとの事で(印時間?)、2階の部屋に引っ越し。階段、メンドクセー。でも、移動してみると、内装ピンクでシャワーもトイレも前の部屋よりマシ。何より、部屋の広さ2倍。ルームメイトが、「昨晩悩みの相談に乗ったからだよ」と言い、自分は「うちらがポジティブでハッピーなエネルギー持ってるからだよね〜。きっとあなたも同じタイプの人間だと思うけど、こういう事よく起こるでしょ?」と言うと、力強い「イエス!」が返ってきた。同じマインドの人がルームメイトで良かった。うちら、毎日たくさん笑ってるもんね。ホント、笑う門には福来るだ。

引っ越し+掃除したら、出かける時間になった。ハンサムな先生も一緒だ♪
ガンジス川沿いで行われるというプージャの見学。ってか、下流のバラナシの方が素晴らしかった。なんだよ?上流、シケてんなぁ。

帰ってきて夕飯。夕飯後、ルームメイトが霊気をやってくれた。人生初の霊気だった。霊気は彼女が宇宙のパワーをガイドして送ってくれるとの事。終わった後の指先のピリピリ感がそのパワーらしい。すご〜い!霊気。ありがとう。

12/10
午後のアシュタンガヨガのクラス、無理なポーズはパスする事にした。サンサルテーションもやり過ぎ。肩周りが痛みだしたから、回数減らした。

マレーシアの彼、一応中国語話せる香港レディとシンガポール女子と、自分+ルームメイトが一緒に食事したり、授業も近くで受けてる中で、そんなに母国語が恋しいのか、こういう国籍が多数の場合は英語で話すのがマナーなのに、平気で彼女らに中国語で話しかけようとする。アジア系男子が彼しかいないからって、なにも無理にうちらの所に来なくて良いのに。ってか、そんなに群れたいか?むしろ彼のポジション羨ましいんだけど。いいじゃん、群れる事に心砕くよりも、ひとりでいる方が。群れない分、自分の時間持てるなら。何かの会話で、自分がスマホ持ってないし、フェイスブックなんてのもやってない。と言ったらビビってたし。極めつけの「そういうのに縛られる人生送りたくないからサ」の一言に無言になった彼。

夜、ルームメイトと散歩。歩いてる途中で会った欧米系男子2名+ゴージャスなカーリーヘアの可愛いエジプトの女の子も一緒に。暗闇でよく分からない物を吸ってた4人…。男子と別れて、女子3人で川の方に歩いていると、結婚式のパレードに出くわした。何も怪しいものを吸ってないのに、自分が1番ハイになって、楽器隊の音楽に合わせて踊り狂った…。パレード見てる沿道の人達にも、「踊ろうゼ!」と声掛けて、それに引き込まれたおばさん。踊り過ぎて暑かった(笑)。
でも楽しかった。部屋に戻ってきて、エジプトの彼女がうちらの部屋に来ておしゃべり。今日もまた寝るの遅くなってしまった…。勉強、いつできるんだろ?

12/11
今日も寝不足。朝食後に1時間寝たら、授業に若干遅れてしまった。反省。
ってか、マレーシアの彼、金魚の糞か?どんだけうちらにくっついてくるんだろ?奴が「出かけたーい」と自分のルームメイトに頼んでたくせに、彼女が少し遅れたのを「待てないから」って先に行くとかなくね?そしてその事を謝らないとか。失礼じゃね?奴が他の女子が何人か座ってるテーブルで一緒に食事したから、ほっとしてたらまたこっちに戻って来るし。ってか、なんで男子と一緒にご飯食べないんだろ?こんな事してるの、彼しかいないよ?なんならひとりでも良くない?つるむ相手いなきゃいないで、この短い時間どうにでもやり過ごせないのかな?昼食後チャイ屋台へ。

12/12
アシュタンガヨガのクラス、太陽礼拝やり過ぎで、今日も肩周り痛いから、「調子悪いです」と先生に伝えて、部屋でサボった。

マントラの授業、45人が一回ずつ歌うという…。マジヤル気ないから、1番カンタンなのを急いで手にカンニング用に書いて、チラ見しながら歌ったら、みなさんウケてたね…。不真面目極まりなく申し訳ない。自分よりウケたのが、ロンドン在住の日本人の彼女。エーゴで「これが一番苦手な科目云々」と前置きして、途中で日本語で「なんとかなんとかぁ〜」と。そりゃねーよ!マジウケるんっスけど。この時間の先生はきっと、日本人って奴らは…。と思ったに違いない。

ランチ後、初めて橋を渡った向こうに行ってみた。ヨガマットケース、150ルピーなら欲しい。リップクリームも30ルピー。両替してもらえるとの事で助かったが、なんせ手持ちが24ドル。ひとまず14ドル両替かな。

夕飯後は夜の町へ。ロンドンの日本人と香港レディと。アーユルヴェーダのお店で良い香りのクリームがあったが、荷物増やせないからな…。宿に戻ってきて、復習。

12/13
やっと今日丸1日休み。久々に遅めに起きた。朝食後、希望者は10:30集合で洞窟へ。というアクティビティに参加。って、そこに至るまでのハイキング、マジ長かった。1,5時間歩いた。到着後もすぐには洞窟に入れず。瞑想用の洞窟らしく、一度に12人しか入れないとの事。外からの光が入らないように、中を通り抜ける所の狭さと言ったら…。自分のルームメイトはプーさん状態になったらしい。お尻が引っかかったんだね。スマホで照らしてたのも全部切って、暗闇。ウクライナの彼女が「暗いの無理!」と言ったら、引率の先生が「目を瞑れば同じだ」のコメントにはウケた。オームを唱えてから少し瞑想。そして更なる地下に入った。洞窟って、あの鍾乳洞のイメージだったけど、ここは修行の為にわざわざ作ったらしい。帰りは近道で戻って、昼食14時。

15時に女子だけでマーケット行こう!といつものメンバーで誘い合った。待合せ場所に、誘った覚えないのに、マレーシアの彼も来てた。来たのなら楽しめば良いのに、つまんなそうな顔して「オレ、待ってる」とか。はぁ?

インド系アメリカンの彼女が、「みんなにストール買ってあげる」と言ってくれた。ピンクを選んだ。ありがとう!屋台スナック買ってみたり。おいしかった。マーケットはローカル度が高過ぎた。もっと観光地っぽいとこないのかな?次回だな。

12/14
シークレットサンタって初めて聞いた。250ルピー上限でクリスマスプレゼントを用意して、誰にあげるかは、後でくじを引いて決まるとの事。あろう事か、マレーシアの彼に当たってしまったから、くじを戻した。ロンドン在住日本人女子は自分を引いてしまって、面白くないとの事で、彼女もくじを戻してた。今日から哲学はハンサムな先生戻ってきた。解剖学の先生1日2コマから解放されて、マジ嬉しかった。

12/15
マレーシアの彼が、朝食割り込んで来た。ルームメイトが「後ろに並べ!」と言ってくれた。中国系マレーシアだからやってる事ヤバイのかな?この件で、やっと自分の視界から消えてくれた。

解剖学の後、ルームメイトが大泣き。自分がヒーター買うお金出せないと言ったから?

昼食後、インド系アメリカンのマダムとロンドン在住日本人女子の3人で、チャクラを見てくれる所があると言うのを、クラスの子に聞いたから行って見ることにした。探したけど、見つからず。今日は何かのお祭りらしく、無料でご飯を配ってた。マダムが「これ、おいしいわよ」と教えてくれたのは、確かにおいしかった。チーズカレーだった。マダムに、ルームメイトがヒーター買いたいという件について相談してみた。「自分は、寒さに耐えるのも修行の一部だと思うんだよね…」と言ったら同意してくれた。

夕飯後、全員教室に集められて、先生から「ヒーターを買って使うのは構わないが、電力事情は悪いから、すぐにブレーカー落ちるし、電気代かかるから、もし使うなら1人1日100ルピー徴収する」とのアナウンスがあった。良かった。これでルームメイトも諦めてくれるだろう。先生は朝一のヨガ道場が寒いのはよくわかったから、始まる前に道場を温めておくようにするとの事。

12/16
朝一ヨガ、約束通りにヒーターが点いてた。でも今朝はそんなに寒くなく。朝食後、太陽の光を浴びたくて屋上に行った。そして授業。ハンサムな先生の授業がつまらなくて寝てしまった。

昼食後、昼寝してからガンジス川の側の砂浜状になってる所をひとりでぶらぶら散歩。自然に癒されたかった。ルームメイトは部屋の鍵がない!と大騒ぎしてたけど、結局自分のベッドの上にあったとか。なくなったのをなぜか宿の管理人のせいにしてたし。今日はあんまご飯おいしくないし。昨日缶詰の魚食べたからか、屁はクサイし、便のキレも悪いし。ハンサムな先生が言ってた「野菜以外の食べ物は腸に留まる」というのを実感した。

アライメントのクラスで、先生の見本がよく見えなかったから立って観察してたら、イケメン英国男子に「次のデモやる?」と言われて、「トンデモナイ!」と激しく断ったのをみんなウケてた。

12/17
ハンサムな先生の授業で、「食事を作ってくれる人を怒らせてはいけない」とあった。怒りのエネルギーがその食事に反映されてしまうかららしい。先生はどこに行っても、食事を作ってくれる人と仲良くなって、気持ちよく食事を作ってもらうようにしてると言ってた。自分が浜名湖のリゾートバイトで、従業員食堂のおばさんにいつも感謝して、美味しかったものをちゃんと伝えてたのに通ずると思った。肉巻き、本当に美味しかったな…。

午後のヨガが延長したのと、瞑想のクラスは今日は全員合同でやるという連絡が遅かった事が重なって、別の棟にあるその教室に行くのが遅れてしまったら、締め出しを食らう羽目になった。全クラス出席しないとインストラクターの資格取れないとオリエンで言ってたから、うちらは困った。ルームメイトが、「こういうやり方含めてレビューに書くから!」と言い放ってくれてやっと開いた。ってか、授業延長したのを伝えとくから大丈夫って、伝言係言ったぢゃん!それに、休憩無しではとてもじゃないが、最後のクラス行けなかった。一服しなきゃやってらんなかったし。

12/18
普段、こんなに大人数(って言っても固定メンバー自分含めて6人だけど)で行動ってした事ないから、夕飯後にひとりでガンジス川の砂浜っぽい所を歩いて、岩に座ってぼーっとしてた。ずっと誰かと一緒にいるって、自分にはやっぱ無理かも。下流のバラナシより癒される上流リシュケシュ。この川でラフティングできるんだよね。いいなぁ。はぁぁぁ。ルームメイト、最近やたらと文句言い過ぎ。それに彼女に合わせてると遅刻常習犯になりかねない。明日から先に部屋出よう。自分がストレスになる事から離れないと。

って、ルームメイトが夜中にロンドンに長電話。マジカンベン!と思って、「もう寝たい」と訴えた。連日連夜遅くて自分自身充電切れ気味。睡眠不足過ぎて頭痛いし。今日は昼休み丸々昼寝しちゃったし、解剖学の授業も哲学の授業も居眠りブッこいてたし。

そういや今日、香港レディに自分がスマホ持ってない話したら、「その様に生きられるあなたを尊敬するわ」と真剣に言われた。誰かと繋がるって、そんなに大事なのかな?自分の時間を犠牲にしてまでも誰かと繋がりたくないや。自分は。


12/19
昨日22時に寝たのに起きられず。初めて授業サボった。ロンドン在住日本人女子も休んだらしい。食べ物あんなに気を使ってた彼女は、ピーピーって…。自分は下痢じゃないけど腹に違和感で、正露丸飲んでみたら快調になった。彼女にも正露丸あげた。

もうもっさりツーブロックが耐えらんないから昼食後に、学校近くの床屋へ。バリカンを洗ってくれないのがアレだけど、仕方ない。100ルピー=200円。タイより100円くらい安い。キワとうなじの処理、かなりのこだわりで千円カット以上に刈られた。カミソリまで出してきたから、「それはチョット…」と断った。

中国人プライベートツアーで来てる女子の中の誰かが誕生日との事で、チョコケーキを頂いた。有難い。

どうでも良いが、この部屋の天井裏でたぶんネズミが走ってる…。

12/20
遠足。4:00am起き。山頂の寺で朝日見るために、5時前に出発。ジープっぽい車に乗り込んだ。ロンドン在住日本人女子は体調良くなったとの事で来た。今日はそこまで寒くなく、朝日の輝きよりも、遠くにヒマラヤ山脈が見えた方が感動した。朝早く出たは良いが、景色見る以外何もする事がなく、無駄に滞在時間長かった。

戻って朝食、この後フリータイム。ルームメイトがチャクラ診断に行くとの事で、こないだ見つけられなかったから一緒に行く事にした。着いたは良いが、なかなか始まる気配がない。ランチも迫って来たし、午後は香港レディとの約束もあるから、自分はひとり戻った。ルームメイトに後で聞いたら、あの後あそこに8時間も居たらしい。自分の判断合ってて良かった。

午後、香港レディとインド系アメリカンマダムと出かけた。香港レディが髪の毛をインドで染めたいって言ってて、自分がひとりでぶらぶらした時に見つけた所を案内した。そしたら、そこで口の周りの産毛の処理もできるというのをマダムが見つけて、「やってもいい?」と聞くから、うちらは待った。ってか、痛そう。糸での処理。マダム、涙目になってた。

砂浜歩いて、午前中も歩いたチャクラの近くへ。この辺りはお土産屋さんが多い界隈。彼女達は「初めて来た!」との事で、大きめのお店でレディはパシュミナ12枚お買い上げ。1枚1400円まで値切ってた。自分は腹具合が思わしくなく、2人に断りを入れて先に戻った。

夕飯時に2人に聞いたら、あの後歩き過ぎて、17時に戻ったと言ってた。きっと遠回りしちゃったんだろうな。ごめんね。最後まで面倒見れなくて。

12/21
腹具合が悪い者はキチリーという特別食を、胃腸が回復するまで毎食食べる事になる。まだ本調子じゃないから、キチリーを食べられると思ったら、食堂で「ない」と言われた。コーディネーターの彼が中庭でバドミントンやってたから、彼に、「キチリー?チキリー?ないみたいなんだけどー」と聞いたのが、ハンサムな先生からしたら、その言い方が怒ってる様に聞こえたらしく、「もっと穏やかに言えないのか云々」言ってきたのを完全シカト。ハンサムな先生だからって、全部は聞き入れられぬ。このどうでも良いやりとりを、授業中にみんなの前で言うかね。馬鹿か?もはやオマエはハンサムでもなんでもない。印度版トム・クルーズよ、イイ気になるなよ。

どうでも良いが相変わらず腹具合おかしい。でも下痢ではないし。で、出てきたキチリー(お粥みたいなもの)に持参したごまふりかけかけたら、激ウマでビックリ。久々に「うんメェ〜」とよじれたね…。

12/22
本日を以ってキチリー卒業。残念だが、お腹治ったしね。試験、28日10:30am〜2時間だって…。しかも筆記試験。噂では100問のマークシートと聞いてたが。

12/23
実技試験は、エーゴ台本作ってからそれを覚えるってのが、マジキツイ。自分のエーゴ力そこまでないんっスけど(苦笑)。夜は遅くまで筆記試験対策を日本人同士助け合いで、お互いのノート見せ合いながら授業の復習と予想問題作成。修行だわ。マジで。MAXねみーし。

12/24
カナダでは、日本と同じくこの日の方がクリスマス盛り上がるらしい。印度版トム・クルーズの瞑想のクラス、出る気しないのは自分だけかと思ったら、カナダ男子を筆頭に教室出ようとした人3〜4人って…。それで気分害したのかどうかわからんが、トムは「今日はクリスマスだから授業キャンセルだ」と言い残して去ってったし。正確には今日はクリスマスイブだし。

今日も誰かの誕生日で、またまたチョコケーキ。今日のが前のよりもおいしかった。宿の管理人に、「なんで同じものなのにこんなに味違うの?」と聞いたら、「毎回違う人が作ってるから」だって。同じレシピじゃないのかな…。

12/25
午前のみの授業。トムのつまらん授業がやっと終わって昼飯行こうとしたら、コーディネーターがツリーの飾り付けしてたから手伝った。トムも後から来たが、手伝わないなら目障りだから消え失せて欲しかった(我ながら最初ハンサム!と思ってたのに、こうも180度変わるのか?って笑える)。自分が好きな美人顔のカナダ女子と、呼吸法の先生と3人で飾り付けてたら、もはや白人の欧米人として振舞ってるアフリカ系英国人の彼女(見惚れるくらい美しい黒い肌)が、3階の教室から「クリスマス会やるから早く来て〜!」とうちらを呼んでる。あれ?クリスマス会昼にやるんだったっけ?美人カナダ女子は、シークレットサンタに参加してなかったんだ。

急いで教室に戻った。このクリスマス会を主催した子達が作ったスライドを観ながら、クリスマスソングを歌った。マレーシアの彼、君は主役か?って衣装着てたし。自分のプレゼントはベリーショートの、鼻ピ&タトゥーが激しく入ったアメリカ女子に渡った。自分の持ち金に限りがあるから、持参した日本食をプレゼントに回したけど、きっと初めて見るものだろうから、丁寧に食べ方を書いた手紙も添えた。ってか、この手紙に自分の名前を書いてしまった。実はシークレットサンタは名乗らなくて良かったんだ。イマイチ仕組みがわからなくて。彼女がわざわざ自分の所まで来て、尋常じゃないくらいにサンキューと言ってくれて、自分のプレゼントをここまでサンキューしてくれると思わなくて、むしろこちらもサンキューだった。自分は琥珀風のピアスだった。カワイイカバン当たってる人、イイナ…。

食堂に行ったら、ピアスの差出人は彼女だったと打ち明けられた時は崩れた。何その偶然!

ロンドン在住日本人女子は香港レディからのマフラー、ルームメイトはキレながら「使いかけのタイガーバームなんだけど」と。え?そんなの送る人いるの?アイルランドの彼女は、ロンドン在住日本人女子からの緑のプレゼント。喜んでた。

午後は授業無しだけど、テスト勉強とヨガの台本練習。+昼寝2時間。夜7時からクリスマスパーティーって、ご飯より先にケーキ出すかね…。早速プレゼントでもらったピアスを付けて、化粧して参加した。写真一緒に撮りたかったみなさんと撮ってもらった。英国イケメンの彼、はわざわざ自分の背に合わせて映ってくれた。イケメンは心までもイケメンなのか?

今日のチョコケーキはだいぶ不味かった…。

ロンドン在住日本人女子が、解剖学の先生に、すんごいお願いしてたからズッコケそうになった。「先生、今日クリスマスですよね?なにかプレゼントください!試験問題教えてくれるとか〜」まさかそんなの無理だろ?と彼女の隣でこのやり取り見てたら、先生がヒントくれた。えぇぇ!マジっすか?このやり取り成立したんだ!スゴイぞ、日本人女子。

12/26
朝一ヨガ実技試験は、自分のルームメイトだった。彼女はこの修行の為に旦那さんと子供を置いて、これからのキャリアの為に本気でヨガインストラクターを目指してる人。自分はヘッドスタンディングをリシュケシュの修行でマスターすると意気込んだが、結局肩周り痛めたし無理な話だった。ヘッドスタンディングを授業で練習する時もあったけど、かなり上級者のポーズなんだと悟った。ミーハーではできない。でも、ルームメイトの実技試験でヘッドスタンディングを組み入れてて、彼女が本当に上手に補助してくれたから、人生で初めてできた!ありがとう!

12/27
今日はカナダ男子の実技試験。なんと彼は英語が母国語なのに、カンペ読みながらのクラス。そのアイデア、頂き!

明日は筆記試験。と、これまで協力し合ってきたロンドン在住日本人女子が行方不明に。後で聞いたら、マレーシアの彼を買収して試験勉強って。自分を誘ってくれたけど、冗談じゃない。奴を利用したくもない。もはや自分を信じて試験に臨むしかない。ってか、今日部屋にきた太めスイス女子、性格悪すぎ。八方美人だから今更ハブられるんじゃね?自分都合で試験前にこの部屋来て、ルームメイトに相談すんなよ。

12/28
朝はイケメンの実技試験。案外つまらなかった。説明は上手だったけど。ウクライナの実技試験の模様を抜けて、試験勉強した。もう当たって砕けろだな。ってか、学校も大事な所まとめたプリント作ってくれよ…。

試験前に、英語が第2外国語の我々の為に、ハンデが言い渡された。我々はスマホやiPadで分からない英単語を調べて良いとの事。マジで?試験が始まってしばらくして、ロンドン在住日本人女子がスマホで調べ出した。ならば自分も。と、お言葉に甘えた。クリスマスに先生からヒントもらった問題が本当に出てるのにはビビった。マントラの訳?わかんねーし。他にもどうにも書けない問題もあった。もはやどさくさで、わからない単語調べるフリして、ワニのポーズの効果調べちゃったし。完全なるカンニング。試験終了後、イスラエル姉妹の姉の方が最後の問題云々言ってたが、何なんだろ?終わった事にあーだこーだ言ってどうすんだろ。

カナダ男子に続いて、アフリカ系アメリカン女子も実技試験でカンペ読んでた。自分も是非そうさせてもらおう。

12/29
おとんの誕生日に自分実技試験やるんだ〜と軽く話しただけなのに、ルームメイトはこの事覚えてて「グッドラック」と言ってくれた。ありがとう。朝一の実技試験は国籍わからないけど、19歳の彼。道場に入ってビビった。ストーブあるし、ローソクだらけだし、良い香り漂ってるし。19歳でこれだけのプレゼンできるってのは、あっぱれとしか言い様がなかった。この次は自分の番。何人か部屋出てった。少人数の方が有難い。実技試験に参加するしないは自由だから。入れ替わりでイスラエル姉妹の姉の方が来てくれた。

最初に断りを入れた。「私はこれがエーゴでヨガをやる最初で最後です。参加したみなさんはなんてラッキーなんでしょう!」と言ったらウケてた。初日自己紹介の時に「日本のヨガじゃないヨガを知りたい」と述べたが、イントロは日本のジムのほとんどのヨガクラスで足指回し&足裏叩きやってるから、これを最初に披露してみたら思いの外好評で良かった。この日本のヨガ?がこれから真剣にインストラクターになるここに集まってくれた誰かの役に立てば良いな。

台本、実は通しで練習できてなかったが、大体の流れでなんとかした。エーゴがヤバイ分、実技で大事な参加者のポーズを正すというのは積極的にやった。持ち時間1時間終了。終わりの挨拶したら、このひと月の思いが溢れて、感極まって涙。「本当にみなさん、どうもありがとうございました!」もらい泣きのアイルランドの彼女、ルームメイトは自分がどれだけ準備してたかって(そうでもないんだけど…)いうのをわざわざ試験監に伝えてくれたし。

参加者のみんなとハグして、最後に我がルームメイトと熱いハグをした時に、あぁ。明日彼女とお別れなんだ。と、このひと月が走馬灯の様に流れて来て、号泣してしまった。後で彼女に最後コメントしてくれた事を感謝したら、これでトムが勝手に自分のキャラを誤解してるって事を思い知らせてやる意図もあったと教えてくれた。毎日一緒にい過ぎたからたまにギクシャクもしたけど、心の底は本当に思いやりのある人だと、改めて思った。

朝食後のクラスで、昨日のテストの結果発表。40問中37問正解が最高得点との発表。インド方式は、点数高い順に名前呼ぶのかな…。高得点第4位にイケメン英国人の彼。イケメンだけでなく、ヨガの論理もちゃんと答えられるんだ…。なんでもできるんですね。

自分は26問正解でギリ合格(カンニングしての合格だから、これは合格とは言えないと思う)。合格ラインは25問正解。仲良くしてくれた仲間たちは最後の追い込みで、マレーシアの彼と勉強した割にロンドン在住日本人女子、インド系アメリカンマダム、香港レディは落第と判明。ナゼ…?自分がカンニングしたのは1問だけだから、それでもギリ合格だったけど、彼女らの方が絶対に余裕で合格だと思ってたのに。

いずれにせよ、試験に落ちようが落ちまいが、明日インドを離れる前に是非アーユルヴェーダを体験したいと、予約してたから、クラスに試験落ちてショックの人たちもいる中、静かに立ち去った。

アーユルヴェーダ行く前に、学校の受付スタッフにもう一度本当にこの点数なのかチェックしてもらった。そしたら、やっぱり合格との事でサインまでしてくれた。

安心して学校の近くのアーユルヴェーダ施設へ。是非ともやってみたかったギーのアイトリートメント。水で練った小麦を土手にして目の周りを囲んで、その中にギーという油を注ぎ込む。ギーのプールの中で目を泳がせた。この感じは、水の中で目を開けてる感じ。1回目はギーが濁って見えたけど、2回目は澄んだギーだった。目から老廃物出たのか?そしてボディトリートメント。いくら毛布で覆われてるとは言え、自分マッパなんっスけど。男性オーナー、出入り激しくね?ここは香港レディにオススメできないな…。マッサージ、結構リンパを流してくれた。〆のスチームサウナは物足りなかったかな。スチームの量が。

全て終わって、昼食会場に行こうとしたら、南アフリカの彼女は今から帰国との事でハグして別れた。自分アーユルヴェーダでオイルまみれだったから、昼ごはんさっさと食べてシャワって洗濯した。汚いものは次の目的地に持って行きたくないもんね。

午後のクラスで、ロンドン在住日本人女子から、自分が静かに去った後の教室は、試験に落ちた人達が個別に先生に駆け寄って色々とスゴかったらしい。彼女はそういうのに紛れるの勘弁と思って隠れてたとの事。隠れた?一体どこに??

18:30に約束通りに台所でチャパティ作りのお手伝いをさせてもらった。自分のは全然キレイな円形にならず…。なかなか難しい作業だった。かなり歪んだチャパティの作品群…。焼くのもやらせてもらった。手伝いと言いつつ、そんなに戦力になれず、みなさんに提供するチャパティの4分の1くらいしかできなかった。夢中で作ってたら、いつの間にか時計は19:40まで進んでいた。出来はまぁまぁという事にしておいて欲しい。このひと月、我々の食事の面倒を見てくれた、自分が勝手にマスターと呼んでたおじさんが今日はいなかった。若い衆に聞いたら病気で里に帰ってしまったらしい。大丈夫かな。

12/30&31
遂に修行が終わってしまった。卒業式は聞く所に拠ると、欧米人のせいで(自分の要求ばっかりで、授業は参加しない、授業を中断させるなどやりたい放題云々by先生方の言い分。うちらアジア勢は行儀良く、つくづく謙虚な態度だったと思う。自分は例外だけど)キャンセルらしい。いずれにせよ、自分は申し込み時点で卒業式に出られない事は伝えて、それは問題ないとの事で受付てもらった身だから、最初から卒業式はどーでも良くて。

それにしても、人種によってこんなにも振る舞いが違うのかってのがよくわかった機会でもあったと思う。ルームメイトの怒りも当然激しく「少しずつ自分で貯めたお金でここに来た私と違って、親が全てお金出して甘やかされてここに来た白人のクソガキどもにせいで、なんでちゃんと筆記試験にも合格した人まで悲しい思いしないといけないの?」と、シンガポールの彼女は、純粋にこうなってしまった事態を悲しんで涙流してた。

今日の実技試験はイスラエル姉妹のコラボで2時間。途中で審査の先生1人帰ったしね。集中力試すゲーム、たまたまイケメン英国人の彼と組む事になって、真正面はねーよ。しかもまたまた自分とちょうど視線が合うように膝曲げて。自分が彼はイケメンで癒されてるのわかってるからって、こういうの上手だなぁ。実は彼は母国ではバレエダンサーとのこと。さすがファンサービスを心得ている。

姉妹の〆は、エキゾチックな楽器生演奏に、姉さんの生歌。彼女は国でサーカス?か何かに属してるから、ものすごく身体が柔らかくて、先生が見本見せる超上級者ポーズ(もはや雑技団レベル)もたった1人できてた人。さすが、パフォーマー。2時間の世界観作るのが上手いと思った。

最後の朝食のパパイヤ。毎日フルーツ有難かった。

解剖学の先生、最後の授業でまたポーズの効用教えるって言ってたのに、もはや我々の授業受け持つのは拒否との事で、代理の先生の授業。屋上でやるって、いい加減にして欲しい。日照り強過ぎて、脱水気味になったから途中退室。

ルームメイトにあげる物をまとめて、手紙を書く時間にした。手紙書きながらまた泣いた。本当にたくさん笑ったし、「欧米人ヤバイよね〜」って意気投合とか、本当に色々楽しかった。時に手がかかったり、イラついたけど、それをスルーしてやりこくればうまく過ごせたし。

荷支度もできて、昼食の為に最後の食堂へ。なのに残念。今までで一番シケてた。スープ、生野菜、米のみ。おかずないし。聞くと、だんだん昼食食べる人が少なくなったからだって。みんな外食に出掛けてたもんな…。

昼休みに、ルームメイトが約束通りジャマイカンヘアにしてくれた。コーンヘア?カッコ良過ぎ。彼女、何だかんだ言っても欧米人から頼まれたら、ジャマイカンヘアやってあげてた。欧米人の髪は細過ぎてやりづらいけど、自分のはサッサと編めると言ってた。人生初のジャマイカンヘア。カッコ良過ぎ!手入れ方法も教えてもらった。だいたい20日間くらいもつらしい。最後写真撮って、最後の最後にキツくハグして本当にお別れ。ひと月、本当にどうもありがとう。

宿の管理人に荷物を手伝ってもらって、受付に寄って修了証をピックアップ。ちょうどアシュタンガヨガの先生がいたから、お礼を述べてハグ。先生の顔は寸分の違いがない程の左右対称の美しいお顔だった。どうしてこんなに整ってるんだろう?と、毎日熱く眺めてたけど答えは出なかった。

空港までのドライバーさんが気を利かせて、眺めが良いポイントで写真ストップしてくれた。リシュケシュ。自分はきっとヨガと本気で向き合ってなかったかも知れない。でも、それ以上に濃い人間関係、小さな世界で起こる出来事を見せてもらった気がする。初日に日本人は自分だけかと思ったら、翌日登場してくれたロンドン在住日本人女子にも感謝。香港レディ、インド系アメリカンマダム、シンガポールの彼女もいつも一緒にいてくれてありがとう。ヨガインストラクターにはとてもじゃないが恐れ多くてなれないし、なるつもりもないけど、毎日自分と向き合う時間って、本当に大切だな。という事だけは身を以て学べたと思う。

リシュケシュの空港のセキュリティチェック、ウゼェな。どんだけ荷物出させるんだよ。たかだかニューデリーまでの国内線のクセに。停電したりとかさ。自由席(これもなくね?)との事で、来る時に気になったボックスシートにしてみた。不細工な欧米系女子がヨガの話してたのが、ウゼぇ。

ニューデリー着。荷物はなかなか出て来ず。明日の早朝フライトだから、別に急いでないからいーけど。荷物ピックアップして、腹ごしらえ。仕方ない。スタバしかない。肉解禁で、ダブルミートのホットサンドを注文。ソーセージはイマイチだったが、ラムは噛み締めたね…。12/2以来の肉。ヨガの修行しようが、腸に長く留まろうが、誰が肉と魚を食べるのをやめられるのか?人生、食べるものを制限したら楽しみが減るだろう?スタバでこっくりしてしまったら、店員に起こされた。1:30am。ちょうど良い。そろそろ国際線ターミナルに移動しよう。トルコ航空、チェックインまだできず。ベンチで更に2時間寝た。

やっとチェックインして、セキュリティチェックも早々に通り抜け、トイレの洗面所で歯磨きしてたら、掃除のおばさんに「タイ人?」と聞かれて苦笑。帰りは半日以上この空港にいなきゃならない(あぁ。安いチケットだから)から、予約するのを迷ってる有料ラウンジをチェックした。って、あと2ヶ月先の話。

6:40amにやっと搭乗。自分の席に着くや否や爆睡。機内食遅いな…。と思ったらなんと!まだ離陸してなかった。結局4時間ヒコーキの中に居たという。この間に水のボトル4本もらった。飛べない理由は、ニューデリー冬特有の大気汚染による視界不良…。

イスタンブールからアテネ行き、ただでさえ乗り継ぎ時間短いのに。飛ばない間映画3本観た。やっと飛べたヒコーキ。機内食はすっかり冷めてた。でも、お約束のレモネードは飲めた。

イスタンブールに到着して、トルコ航空のカウンターに駆けつけた。運良く次のアテネ便に振り替えてもらえたが、ここで4時間待ち。一刻も早くアテネに着きたいが、乗れるだけ有難いと思おう。アメリカ行きは明日出発らしい。自分はなんとかアテネでカウントダウン間に合うかな。

wifi繋ぐのに、電話にSMS送ると言うが、自分電話ないし。免税店の美人なお姉さんに頼んでwifiのコード番号をゲットできた。ありがとう。これで2時間ネットに繋げる。日本はもう少ししたら2018年を迎える。実家と友人にメールした。ロンドン在住日本人女子からLINEが来てて、修了証の写真もあった。自分のと書式違う…。

腹減り過ぎて、何年越しか分からないが、いつか食べてみたかった羊の串焼きを食べる事にした。39.5リラが一体いくらくらいなのか分からなかったから調べたら、1リラ=30円。空港だから仕方ない。注文して15分待って出てきた。あぁ!羊のにほひ…。肉って、サイコー!うんメェ〜。

やっと時間が来て搭乗。機内食のパニーニ。小麦の部分を半分食べて、中身の具を食べてサヨナラ…。またまたレモネード。そしてアテネ着。現地時間21時前。

2017年終了まであと3時間。ATMで600ユーロを下ろし、メトロ乗り場へ。メトロ、30分待ち。そして宿がある駅は16駅目…。遠いな…。カウントダウン間に合うのか?乗り換えも含め1時間かかって目的の駅に到着したものの、地上に出てどっちに行くのかわからず。まだ開いてたお土産屋のおじさんに宿の場所を教えてもらった。何を間違えたか、もう一軒の方に行ってしまった。そこのフロントのお姉さんが正しい方教えてくれつつ、ジャマイカンヘアを褒めてくれた。ありがとう。正しい方にチェックインできたのが23時。2018年まであと1時間。フロントの兄ちゃんにカウントダウンはどこが盛り上がってるのか尋ねた。広場が良さげという事が判明。

アテネ市民も自前花火なのか?荷物を置きに行くと、同室の何人かわからないおばさんが、荷物の置き場所いちいちうっさかった。一体どこに置けっつーんだよ?

なんとか23:40に広場到着。ってか、ここまでの道のりは人通りが少なかった。広場もそこまで盛り上がっておらず。花火も何もなく。ただ集まってる。って感じ。零時を迎えた。群衆の叫びとともに、シケた花火数発。え?ここはギリシャの首都、アテネですよね…?今までで一番シケてたカウントダウンだった。過去のカウントダウンのヘルシンキ、フランクフルト、ウィーン、コペンハーゲンの中でフランクフルトを差し置いて、シケてた度はダントツ1位かも。アテネ。この為に頑張ってここに辿り着いたのかと思うと脱力感ハンパなかった。早々に宿に戻って、速攻寝た。



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