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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ59日目:最終日。ミラノの空港で怒ってインドの空港で半日滞在してついに日本へ帰国

2018年3/1ミラノ→デリー→3/2成田

7時過ぎに朝食会場へ。その前に窓から外の様子チェック。良かった。昨晩の雪はそんなに積もってない。8時前にガイドブックに載ってるスーパーに行くのにメトロカード1日券を買った。到着して探すも見つからず。トリノ通りのけっこう歩いた所で、ホテルのフロントに聞いてみるとそこは閉店したとの事。そして別のスーパーを教えてもらった。規模は中レベル。仕方ない。駅の地下スーパーより安い。ここで買うことにした。チーズ、甘口スパークリングワイン、チョコなど50ユーロ分。

付近に自分が泊まってる宿の系列店があったから、スーパーが本当に閉店してるのかもう一度聞いてみようと中に入ったら、ワインテイスティングのお姉さんがいて、調べてもらった。ついでにトイレも借りて再出発。H &Mの所右ね…。お礼を言って引き続きスーパーを探した。最初に聞いたおじさん、正解。ガイドブックの場所に着いたけど、確かに店は閉店してた。時間は10時前。宿に戻って近所のスーパーも行こう。一度荷物を置いてカルフールへ。1ユーロ生ハムはもはや幻。2ユーロシールが貼られてた。残念。ここで小パックワイン赤白買って、もう少し先のスーパーで蕎麦粉パスタとベリーニを買った。駅と1ユーロも違う…。

そしてパッキングタイム。45分で頑張った。が、チェックアウトラッシュ。エレベーターが来ない。一度上の階まで行って、そのまま下に行った方が早いと判断した。台所に行って、残りの納豆のタレを使用方法としょう油との違いを書いたメモと余った米を置いてきた。

エレベーターに乗り込み、途中の階で何回か止まって、やっと下に降りられた。荷物なきゃ階段で降りるのに。11:40。エレベーター待ちの時間があったから、チェックアウト時間10分遅れてしまった。謝りつつチェックアウト。鍵のデポジット10ユーロが帰って来た。このお金で中国系の雑貨屋へ。白のラビットファーの帽子を買いに行った。

午後はイータリーへ。口コミがヤケに良いし、土産物を買えるとの事で再びメトロに乗り込む。2つ目の駅、ガリバルディ駅。メトロ出口から出たは良いが、どっち方向がイータリー?駅の目のデッカイ建物の側に地図があったからそれに従って歩いたら、すんごい近くてビックリ。徒歩3分くらい?ネットで調べたら、徒歩7〜8分と書き込んでる人が何人かいたけど、どこを通ったんだろう…。

イータリー。「1日いられる!」と書いてる人もいたけど、どうしたらそこまでいられるのか?みんな口コミ良い事書きすぎじゃね?大した事ないんっスけど。チョコは高いし、2階フードコートは席料取るし。でも麺は確かにおいしかった。希望の味付けではなかったが。トリュフポテチを土産に買った。それにしてもチョコがまだ足りない…。そうだ。この周辺にスーパーないかな?

幸い、イータリーに無料wifiがあった。調べると駅前のデッカイ建物の中にあるらしい。しかもスーパーの口コミ1位。見たことない名前のスーパーだけど。デッカイ建物の地下に降りると、そうだよ!スーパーって言ったら、こうでなきゃ!って規模のスーパーだった。ミラノ駅周辺のスーパーではこんなに野菜の種類置いてないし。チーズチェックしたら、朝イチで行ったスーパーの方がだいぶ安かった。ま、プライベートブランドだからだろうけど。

チョコ!そうだよ︎こうでなきゃ!ってくらい売ってた。袋チョコ3つをカゴの中に。魚コーナーをのぞくと、計り売りはもちろんの事、切身パックがたーくさん!どうして今日なの?見たことない魚の切身を調理して味わってみたかった。そして、伊で初めて見たおにぎりコーナー。何このスーパー?刺身も少量パックで売ってた。ハイ。ここに住めまーす!伊に来て最初で最後でそう思った。そして、スーパーの口コミはホンモノだった。おにぎり、たぶんツナっぽいのを1つ買ってみた。空港着いてすぐに機内食にありつけるワケじゃないし。後ろ髪引かれながら15時にはスーパーを出た。

再度宿に戻り、ロビーでほっと一息。お茶。さっきのスーパーで買ったレシート確認してみると、アレ…チョコ一袋セルフレジで打ってない…でも袋に入ってる…。セルフレジの言語を英語に変更できない云々のどさくさに紛れたのか?でも、どうして?スミマセン…。

お茶飲みながら窓の外見るとまた雪が降ってきた。置いてあるピアノ弾いてる女性の演奏、上手だな…。と音楽聴きながらお茶飲んでる時間はとても貴重で、刻一刻と空港に向かう時間が迫ってくる。買った荷物をキャリーに詰め込んで、最後のサンキュースイーツを入れたポーチを「reception のみなさんでどうぞ!」と渡したら喜んでくれた。スタッフの女の子はチェックアウト時に、今回のハードな旅で老けた自分にわざわざキレイと言ってくれたり、最後に写真撮ろうとサンキュースイーツと共に写真撮られたし。

駅へ。初日は迷ったけど、本当に駅近の宿で本当にラクだった…。と噛み締めながら歩いて、駅中の電光掲示板をチェック。ん?空港行きないんっスけど??慌ててセキュリティチェックのおじさんに尋ねると、「今日は空港行きは中央駅からは出発しない」と。は?イータリー行く前に空港行きのチケット買ったんですけど?(荷物あったら券売機でチケット買いづらいし、帰る前にまた何か盗られたりとかイヤだったし)。「1階に行って払い戻ししてもらって、バスで行きなさい」何その手間は!最後の最後、去る間際までやってくれるよね、伊って国はよ…。

1階に行って、どうしたら良いかを聞くと、「メトロで5駅目の駅からの空港行きの始発に乗りなさい」と言われた。急げ!雪の日に汗だく…。何なんだよ?マジで。

5駅目の駅に着いた。16:27に乗れそう。荷物置き場にキャリーをチャリンコチェーンでくくりつけていると、背汗がつつー。と伝っているのを感じた。間に合った…。途中から乗ってきた仏人カップル、何故かメトロチケットで国鉄に乗ってた。「切符違うんだよ?」と言うと、「でも改札通れたんだ」と言う。マジか?そしてチケットチェックのおじさんがやってきた。カップルに車内販売の値段を伝えたら、彼女の目ん玉飛び出しそうだった。罰金の金額含めて相当な額なんだろう。チェック担当のおじさんに「学生なのでその金額を2人分は無理です。1人分で勘弁してください」とエーゴで言ってた。そしたらおじさんはイイ人で「一度降りて改札の外で切符買いなさい」と。本当に買うかどうかは、自分が先に降りたからわからないが、いずれにせよ、”lucky you!”と言いつつ、「で、いくらって言われたの?」と聞いたら、「13ユーロの所、70ユーロと言われた」との事。そりゃ目ん玉飛び出るわ!

ターミナル1で降りて17:05。大丈夫。予定通り。荷物整理+ソフトキャリーラッピング。ラッピングのジジィ、自分に何も聞かずに伸びるハンドル部のラッピングを勝手にカットした。「ここ勝手にカットしないでよ」と言ったら、「元に戻せない」と。「は?アンタ私に断り入れた??」と強めの言ったら、裏に引っ込んでシールでカット部を埋めてくれた。その部分壊れたくないからラッピングしてもらってんだよ。

AIカウンターへ。伊人地上職も頭悪い。Eチケの大事な部分は英語も併記されてるのに「日本語読めない」とハァ?もう1人の馬鹿な地上職の女は「デリー乗り継ぎだけでもビザ必要なの知ってるの?」だって。ハァ??この低レベルさで地上職が務まるなんて、オメデタイ国。「ビザあんだけど、ナメんなよ💢しかもビジネスビザなんだけど💢💢」「もう一度PPT見せて」「おい!1回目は何見てたんだよ💢💢💢」マジで頭悪過ぎる。コイツら。一刻も早くこの国とオサラバしたい。

チェックインカウンターのおばさんはフツーに業務こなしてた。フツーの人ができる人に見えてしまうのは間違ってると思う。「ヴェネチアングラスが入ってるんです…」と本当はワインなのに申し出て、Fragileシールを貼ってもらった。今回はバックパックも預けた。なんせデリーで乗り継ぎ13時間待ちだから。身軽になって、地下のスーパーへ。生ハムセット4.5ユーロ。レジのおばさん…。この仕事向いてないのでは?という程に手際悪くて、長蛇の列。イミグレ前に生ハム食べようと思ったのに、すでに18:30。搭乗開始19:10。ヤバくね?生ハムリュックに入れてイミグレへ。

セキュリティチェック後は免税店が広がってた。マジか!ってことは、この先が出国審査所じゃん!またまた汗だくになりながら向かってる途中でジェラート屋が。吸い込まれて行き、お店のお兄さんに「売れ筋2つな何ですか?」と聞いてそれを注文。ジェラート食べながら出国審査所へ。ドキドキの入国スタンプない問題は触れられず。やった!伊を出た。ま、AI乗るまで安心できないが。

ほっと落ち着いて、生ハムセットを開ける。やっぱ1番美味いのはプロシュートだな。食べ過ぎて喉乾くのも困るから、半分は明日に持ち越し。

AIに乗り込むと、そこはもう印。「ナマステ〜」なんて、もう何ヶ月ぶりよ(笑)?隣の席の兄ちゃん、エコノミークラス無理な体型。窮屈そう。だからと言って、肘ハミ出し過ぎだろ?ヒコーキも慣れてない様で、最初に提供される飲み物を「パイナップルジュース」と言ってたが、それを提供してるエアラインあるのかな…。機内食、魚選んだらマチガイ。ラザニアの肉の代わりにうっすく魚っぽい何かが間に挟まってた。ラザニア部をほぼ残した。

映画観るにもイヤホンの大元の調子が悪いらしく、片耳にしか音声届かない。いずれにせよ、映画もイマイチだから寝た。朝7:45ほぼ定刻でデリー着。乗り継ぎのセキュリティチェック、時間かかり過ぎじゃね?そしてAIスタッフを探すのに、あちこちたらい回し。最後、22Aゲートでやっと、「乗り継ぎで半日以上この空港にいなきゃいけないんだけど、free accommodationの提供があるかどうか知りたいんですけど?」と話すと、電話でどこかに問い合わせてくれた。「マネージャーがここに来るからここで待ってて」との事。

しばらくすると、ゲート付近がザワつき始めた。ゲート変更との事で、その対応するのに、マネージャーに連絡してくれた男性も行かなくてはならなくなってしまった。「ここにいた方が良いんですか?」「そうだね。ここにいて」1時間以上待っても来ず。入れ替わりで22Aゲートに来たAIスタッフに同じ事を伝えて、これまでの経緯も伝えた。そのスタッフもマネージャーに連絡してくれて、やっと登場したマネージャー。「乗り継ぎで半日以上空港にいるとなったら、それは旅行会社が予めこちらに手配しないと、受けられない」と判明。エアチケ予約時に乗り継ぎ時間が長い場合は旅行会社がホテルリクエストすれば無料で用意できたが、事前の申し出は必要との事。なるほど。勉強になった。

マネージャーは良い人で「ホテルの提供はできないが、ランチは無料で提供できる」と言ってくれて、エアチケの裏にレストラン名と彼の名前とサイン、そして彼の連絡先を書いてくれた。「有難うございます」お礼を述べて失礼した。帰国したらこの件を旅行会社に問い合わせてみよう。

って、まだ11時。空港内は12月に来た時と変わっておらず。あの時もリニューアルオープン準備中だったけど、もう3月だよ?いつできるのか…。ヒマラヤリップクリーム買おうと思ったら、12月にあった薬局は閉じてる…。残念。さらにバラマキ用に買おうと思ったのに。

ランチは12:30〜との事でその頃に向かった。チキンカレーをお願いした。2ヶ月ぶりの本場のカレー。って、これは現地レベルの味付け。辛い!鼻水と顔汗噴き出した。完食して、予約しといた有料ラウンジへ。14時。シャワー使えるか聞くと、「設備の問題云々」「え?シャワー使えるとの事でわざわざここ選んだんですけど?」と言うと「少し時間ください」と。その間さっきのカレーの辛さを中和する為にスイーツを食べながら待った。結局シャワー使える様になったのは16時過ぎ。遅ェよ💢その間も3回催促して。

そしてやっと念願のシャワー。昨日ミラノの空港行くのに予定外で流れた汗を流したいし、顔洗いたいし。サッパリした〜。当初のこのラウンジを予約した目的は仮眠とシャワーだったが、飲めないくせに、holi special Brady Maryとあったから、それを試してみた。タバスコ効いてて、美味い…。そしてラクサ。麺ください!トッピングに豆腐があった。豆腐なんて、3ヶ月ぶり?香菜も盛った。このラクサ、ヒット。続けて2杯。去る前に1杯。wifiも早いし。予約キャンセルしなくて良かった。

半日空港ステイが終わって、20:30前に成田行きに搭乗。


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