LiL

そのへんの人

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最近の記事

文通Nagomi

受刑者の方との文通ボランティアをしている。 きっかけは…なんだったろう。 裁判傍聴がおもしろい、と知人に聞いて、いつものただの好奇心と体験したい病が出て行ってみたのだった。 わりと、違反薬物依存が多いように思った。想像以上にドラマだった。リアルだらけだった。 あんな風に、いろんなこと開示されるのか…私だったらアレだけで辛い。家族のこと、人間関係、来し方など……見終わるといつも、生きること、人生について、みたいな壮大ぽいテーマで考え事をしてしまうのだった。 自分事でいえば、

    • 画狂老人卍

      今月は美術館に3つも行った。映画館と同じで1度行くと癖になるが行かなくなると全く行かなくなる場所。 現代美術と古典というのを見てきた。 刀と動物の皮をつかったアートの部屋↑友人のにうつりこんでいたらしいわたし。 刀職人ってどんな暮らしをしていたんだろうな? プライド高いんかな?なにを励みにしていたのかな。凄いの研いだら嬉しかったのかな?名人沢山いたんだろうなーとつらつら考える。 仏像の部屋も異次元だった。お経と暗闇とライトがいいあんばいだった。 ミナペルホネンのハギレと陶器

      • 567とSNS

        コロナがやってきた時、舐めてました。 こんな事になろうとは。 志村さんが亡くなったときいて、他人の死であんなに悲しかったことはなかった。コロナまじこわ!ってなった。志村さんがたまにテレビにうつる度泣いてしまう。なにも知らないのに。その次は三浦春馬さん。なにも知らないのに。 上京してからあらゆるバイトはしてきたし全財産257¥なんてのも経験あるので、大丈夫かと思っていた。就職したり辞めてみたりバイトしてみたり放浪したりリゾートバイトで島に行ったり山篭りもしたり、世の中になにか

        • 本の部屋とはだしのゲン

          実家に、本が雑多に置かれていた部屋(小屋?)があった。日本文学全集に混じってエロトピアというエロ本もあったり!本当に時代も分類も全くの無法地帯。段ボールに無造作に入っていたものもあった。婆ちゃんが小さい食堂をしていたから、お客さんが置いていったり、両親のだったり親戚のお姉ちゃんが置いていった昭和のすっごい古い少女マンガも沢山あった。 私はそこが大好きだった。スラムダンク全巻あったので、水戸洋平くんに恋したり宮本輝の流転の海シリーズが大好きで熊五さんに恋したり、村上龍のコイン

          町田洋さんの漫画と夏のこと

          何で知ったのか。船場ビルセンターのプロモ用の漫画を読んだのだと思う。独特の線と、世界観だなと思った。 うつ病のことも書かれているのとThe プロモーション!とはりきってもいない気負っていないかんじが好きだった。 人間が人間であることへの…どんな人間も生活がある…食べて、寝て、排泄して、お金を稼いだり…へのある種の哀しみや愛おしみみたいなのがわたしにはあるのだけれど。それを思う。 最後に「みんな幸福になってくれ」という文で締めくくられていた。終わり方もとても好き! フイ

          町田洋さんの漫画と夏のこと