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会計事務所グループの人と仕事が見える!新卒社員が徹底取材!「社員インタビュー#02」

第二回目はセブンセンス税理士法人 税務会計部 石川有一朗さん。
大学卒業後からずっと会計業界ひとすじの石川さんに、税務会計部の特徴や業界事情、さらには日々心掛けていることなど、幅広くお話を伺いました。

今回お話を伺った方

石川 有一朗(いしかわ ゆういちろう)さん
セブンセンス税理士法人 税務会計部部長

新人:入社したきっかけは何ですか?

(石川さん)私は、大学の時に簿記論を学んでいて、そこで簿記の面白さを感じたことかな。
それで、大学を出た後は、税理士になろうと思って勉強して、セブンセンスに入る前に、簿記論を取った段階で入社しました。

ーーー簿記論が他の勉強と違って面白いと感じるポイントって何ですか?

(石川さん)利益を計算するのに、いくつかの決まったルールがあって、その通りにやっていくと、財務諸表(企業が関係者に対して一定期間の経営成績や財務状態等を明らかにするために作成する書類)という誰でも分かるような形になってるところかな。簿記論は、「必ず答えがある、誰がやっても同じ答えが導き出される」学問なので、とても学習がし易い学問になっています。

新人:社員とのコミュニケーションを取る際、気をつけていることはありますか?

(石川さん)やっぱり育ってきた環境が各々違うので「自分の考え方がすべてではない」と。それぞれの年代で培ってきた考え方とか、獲得してきたスキルなどを活かして会社全体が成長していければなと思う。

新人:他業界と比較した際に会計業界の強みはなんだと考えていますか?

(石川さん)法律というバックがあることだね。
それに基づいて話が出来るのが強みなんじゃないかな。
法律という従わなければいけない確固たるものがあるおかげで、他の業界と比べて、業界内の慣習に引きずられることなく仕事ができるのがメリットだと思う。

ーーー法律に関する知識がとても重要な業界ということですね

(石川さん)非常に奥が深い業界で、やってる業務内容によっても必要な法律の知識が違ってくるかな。そういう意味では面白いと思う。 例えば、税務会計部の「季節業務」の中でも、年末調整業務のときに必要になってくる知識と、償却資産税の申告に必要な知識は全然違うし、法人税申告で必要な法律の知識もまた違う。それぞれの業務をするために各々必要な知識があるって感じ。 だから、経験していってそういう知識をひとつひとつ蓄えていくっていうのが大事かな。

新人:セブンセンスは他の税理士事務所と比べて、ITにも力を入れていますが、簿記の勉強をきっかけに入社した社員が途中からIT業務に魅力を感じて、業務内容を変えていくようなことは可能ですか?

(石川さん)チャンスがあれば、そこまで勉強したことはちゃんと業務に活かされていくと思う。
IT業務でも、システムを作るうえで簿記の知識が必要だったりするから、業界の中で対応している業務が違ってきたとしても、そこまでの間に経験したことは無駄にはならない。
だから部署の枠に囚われる必要はないと思う。

新人:石川部長の部署の特徴は何ですか?

(石川さん)一般的な税務会計部で行う業務っていうのは、形がある程度できあがっているなかで、その流れを汲んで、月単位・年単位で前の帳票を参照しながら作業ができるっていう。
でも初期指導部の場合は、一から当社で業務ができるような環境をつくっていかなきゃいけないので、そこが重要かな。

新人:石川部長が実践してるストレス発散方法とか教えてください!

(石川さん)私の趣味はランニングなので、「時間があれば走る」が日課!
仕事のことを全く考えなくて良い環境を作る、自分の好きなことを考えられる状態を作る。これが大事かな。

新人:プライベートで大切にされていることはなんですか?

(石川さん)いかに自分のやりたいことができる時間を確保するかということがポイント。
やはり家族の一員として家庭の中での役割分担でやらなきゃいけないことがある。
それをこなしつつ、いかに限られた時間のなかで趣味をやるのかという折り合いを付けていくのが重要だと思う。

新人:会計業界は、この先AIに取って代わられると言われがちな業界ですが、石川部長はこの業界の未来をどう考えていますか?

(石川さん)確かに会計業界は、この先一般的な会計業務だけでは生き残れないと言われがち。
でも完全にそうはならないんじゃないかな、と私は思ってる。
理由としては、税法は複雑なので、すべてをオートメーションのようにプログラミングできるようなものではないから。
例えば、申告者がAがいいのかBがいいのか選択できるし、それを選択するために事前にこういった届出を提出する必要がある、とか。
それをやっておくとCが選択できますよ、などといった複合的な条件がついて回るようなものが増えてきているので。
それを知って教えてあげる役割の人が必要だし、申告書もかなり複雑なので。
業界でも専門用語がかなり使われているので、そういう意味ではAIが取って変わるまでにはかなり時間がかかると思う。

#インタビューを終えて
奥深い会計業界のおもしろさを感じるインタビューでした。
ひとつひとつの経験を大切にして、沢山のことを身につけていきたいです!
次回号は2022/5/27に掲載予定です。お楽しみに!


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