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なぐとベイスターズの話

 ⚠️注意⚠️
このノートは今季のベイスターズ勝敗戦歴や、オールスター後の強さを紐解くデータ解説等を行うnoteでは"ありません"。
1人のベイスターズファンの戯言という名の自己満記事です。あしからずご了承くださいませ。


まだ早い。早とちりをするなと多方面から言われるかもしれないが、自身の溢れ出る感情に身を任せたら書き出してしまった。単刀直入に申し上げるが、今年のベイスターズは異様なまでに勝負強い。いよいよ本当に夢を見ても良いのではないかという衝動に駆られてしまう。
こんなにも"強い"と思えるベイスターズは18年間応援し続けて来て、未だかつて感じたことは無い。推しチームが勝てる、そして強いということは人生に最高の彩りを加えてくれるのだと実感している。
そういえば推しチームが強いという悦びを得るこの感覚はインテルの時もそうだった。↓

ベイスターズとの出会い

 僕が最初に"ベイスターズ"に触れたのはまだ当時5歳の頃。2006年の4月にちょうど小学校に入学し物心がつき始めたタイミングだった。
父が大洋ホエールズ時代から変わらず応援し続けてきたチームというのもあって、休みの日には家族で年に何回か横浜スタジアムに連れて行ってもらっていた。
しかし、2006年当時のベイスターズは暗黒期真っ只中で、「見に行っても負ける」「家で見ていた方がいい」と、母や妹からはベイスターズに対し散々な印象であった。

これは当時のスタプリタイムで写った1枚。
右下は父である。

 2008年頃はベイスターズのあまりの弱さに愛想を尽かした当時のなぐ少年は、小笠原やラミレス、更には李承燁を擁するジャイアンツに心が傾きかけていた時期もあった。
しかし、2010年のハーパー逆転サヨナラ満塁ホームランや、2011年の開幕戦で内藤雄太のサヨナラヒットを当時リアルタイムでテレビ観戦していたりなど、何かと大胆でドラマティックな勝利を収めるベイスターズを見て自分は改めてベイスターズが好きなんだと実感し、これ以降気持ちが揺らぐことはなくなった。5年から6年をかけて、いよいよ心身ともに本当のベイスターズを名乗り始めたのである。

 2012年には親会社が変わり現在のDeNAベイスターズとなったが、想いは変わらなかった。
当時は何気なく見ていただけだったが、親会社のDeNAは横浜スタジアムの改修にスタジアムそのものの買収など、約7年から8年続いたであろう暗黒期脱却に向けて尽力してくれた。
それが2013年の最下位脱出、並びに2015年の前半戦首位、そして2016年クライマックスシリーズ進出、2017年日本シリーズ進出など着々と進化してゆくベイスターズにますます想いが強くなっていった。

横浜スタジアムはアニガサキで聖地にもなった

残すは本当の"横浜優勝"

 前述の通り今年で18年間応援し続けているベイスターズだが、唯一にして最大のシーンを未だ目撃できていない。
それはベイスターズがペナントレースを制覇し、胴上げが行われるシーンである。
ベイスターズが最後に優勝を果たしたのは1998年。僕はというと1999年生まれなので、生まれてからベイスターズが優勝したことは現在のところは無いということになってしまっている。
2017年こそクライマックスシリーズでカープを倒し日本シリーズへ進出したが、ペナントレースでの成績は1位のカープと14.5ゲーム差の3位であった。日本シリーズでの試合も、当時最強と言われていたソフトバンクホークスに2勝4敗と善戦したものの、本当に欲しかった栄冠には手は届かなかった。
あれから5年経ったが、未だにベイスターズは栄冠を手にできていない。
そんな中迎えた2022年シーズンも順位予想ではほとんどが中位予想。2021年が最下位だったこともありほとんど期待されてないといっても過言ではなかった。

 蓋を開けてみると、以前よりも勝負強さが光るチームになってきたと手応えを感じられるゲームが増えてきており、今年23歳の僕なんかと同い年やそれに近い選手たちが躍動しており、若さと勢いが感じられる良い雰囲気を持ったチームに、ベイスターズはなってきた。

 そんな最中、ベイスターズの横浜スタジアムにおける連勝記録が止まらないという報道が8月の上旬から賑わい始めてきたのである。そして気がついたらホームゲームでの連勝が17という、おおよそ近年の野球では見られないような記録が8月22日現在打ち立てられている。
特に8月は脅威の勝率を現在記録しており、現在1位のヤクルトスワローズとは最大で17.5ゲーム差があったのだが、気がつけば4ゲーム差になっている。

日曜日の呪いという、"ベイスターズは日曜日に勝てない"という呪いも横浜スタジアムではなんのその。
平然と勝ってしまった

18年間願い続けてきた歓喜がいよいよ目の前に、それもベイスターズ連勝というチームとしての力で引き寄せているというのがたまらない。
今年こそは本当に胴上げの瞬間を夢を見ても良いのだろうか。
もしその日が訪れようものなら、僕は大粒の涙を流して共に歓喜するであろう。

さいごに

ここまでお読みいただき本当に感謝。相変わらず疎い文章で申し訳ない。
ベイスターズというチームは今までの暗黒期では散々の言われようであった。酷いチーム状況であるが故に何人のも主力選手にFA宣言をされチームを出ていかれたことか。
長い年月をかけて親会社も変わったが、今いよいよベイスターズの黄金期が始まるかもしれない。
日々のベイスターズ関連のツイートが多く迷惑をかけてしまっているかもしれないが、18年間望み続けた歓喜に向けて今年は少し僕も熱くさせてほしい。
そしてもし良かったら、一緒にベイスターズを応援してくれたらこれ以上の喜びはない。

I☆YOKOHAMA

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