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キッチンでプログラミング(2-1)

データとは?

ある日、ビットさんが言いました。「プログラムにはデータと処理があるの。例えば、『ジュースを飲む』という文があると、”ジュース”はデータで”飲む”は処理(仕事)なのよ。

これからデータについて考えてみましょう。

データは変数と定数(ていすう/じょうすう)に分かれるの。

変数はデータを入れておく入れ物よ。変数にデータを入れたり取り出したりできるし、値を変更することもできるのよ。例えば、カップという入れ物があるわよね。これにはコーヒーや紅茶、牛乳なんかを入れることもできるし、飲むこともできるわね。それから、カップに牛乳を入れて温めて、そこにインスタントコーヒーと砂糖を入れてかきまぜたら、コーヒー牛乳もできるわけ。

それに対して、途中で値が変わらないものや、値が変わっちゃいけないものもあるわよね。これを定数というの。もし、牛乳パックの中身をカップに入れたらお酢だったりとか、砂糖だと思って入れたら塩だったりしたら困っちゃうわよね。だから、牛乳パックには”牛乳”って印刷してあるし、砂糖の袋には”砂糖”って印刷してあるの。」

★ちょっとブレイク★

3人は喫茶店に行きました。

そして、ビットさんはアイスコーヒーを、はじめ君とかなたちゃんはオレンジジュースを注文しました。

グラスは入れ物なので変数と言えます。

はじめ君とかなたちゃんは同じオレンジジュースが入っていますが、グラスはもちろん別々ですよね。

ですから、形は一緒で中身も一緒だけど別々の変数なんですよ。

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